マリー・エリー・アニスのアトリエ その２８

従来の役割を交換し、イメージ調合に励むマリー。
１０月に入ってすぐにバラストを作成しました。
そして３つ目の作成に取り掛かります。
材料は奇石ミステリア、コメートの宝石と中和剤（赤）
出来上がったのは、「白銀の夜」という宝石です。
…多分。私のメモでは、ダイヤモンドっぽいことを
書いていましたが、詳しいことを忘れてしまいました。
これにて１０月は終了。１１月に入り、さっそくこの
白銀の夜を執筆します。これで残すは２品目。
帰り道にアカデミーに立ち寄り、イングリド文書３を
読み、時の石版というものの存在を知ります。
３年目も順調なスタートです。

さて１１月に入りまして、エリーから送られてくる
物資を素に、まず「お酒のもと」を作成しました。
これは休養を取らなくとも、疲労が回復する
便利な薬です。養命酒と言ったところでしょうか。
マリーも疲れが溜まる頃なので、これを飲み
気合を入れて、追い込みをかけていきます。
そんなにあわてる時期ではないのですが。
４品目は、まず土台となる金属が必要です。
グラビ結晶、グラセン鉱石、地底湖の溜まり
中和剤（赤）でフリーゲント鋼を調合しました。
この鋼、不思議な金属で宙に浮くそうです。
そんな珍しい金属ですから、成功率もかなり
低く、なんと２２％。マリーが担当したことも
ありますが、ほとんど絶望的な数値です。
すいません、かなりリセットを使いました。

この出来たばかりのフリーゲント鋼を使い
今度は、宝石のイメージ調合を行います。
材料は他にガラスの素と、中和剤（赤）。
出来た品物は諸王のグラスです。
不思議な金属から出来た、さびないグラス。
海のある地域を治める王侯貴族に人気だ
そうです。
さらにリッタークォーツから、地底湖のたまり
中和剤（赤）で、「光の鏡」をイメージ調合。
なんでも、映るもの全てを綺麗に映すそうな。
鏡から離れられなくなりそうな、恐ろしい鏡
ですね。ドラえもんでそんな話があったような。

とにかく、これで５品目が完成になります。
これらを引っさげ大図書館に行きます。
今回の５品目をまとめますと、「バラスト」
「リッタークォーツ」白銀の夜」「光の鏡」
「諸王のグラス」の計５品。
評価はすぐで、ヘルミーナ先生が工房に
やってきます。気になる結果ですが、言葉は
辛らつで「あんなもの」呼ばわりされます。
あぁこりゃダメだと思ったら、高評価とのこと
よく分からない先生です。
ちなみに詳しい評点は、生活Ｄ軍事Ｄ学術Ａ
奇想天外Ｂで１１５ポイントでした。題名は
「永遠の輝き」、なかなか良いタイトルです。

つづく