やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

バーチャルコンソール

2007-01-31 22:36:10 | ゲームにまつわるコト
懐かしのタイトルが再び遊べる、Wiiのバーチャル
コンソールですが、2月のラインナップが公開されて
います。バーチャルコンソール配信予定ソフト
全体を見まして目をひくのは、やはり「ゼルダの伝説
時のオカリナ」でしょうか。
日本国内では、シェアで同世代機に遅れをとった
64ですが、ソフトはなかなかの名作ぞろい。
この「時のオカリナ」も名作の呼び声が高い一本で
あります。しかし64の普及が今ひとつだったため
実際にプレイした人は、案外少ないのでは。
もしWiiを所有していて、「時のオカリナ」が未プレイ
であるならば、ぜひ挑戦されることをお勧めします。

それ以外に目に付いたのは、最近ゲームセンター
CXで挑戦されていた「マイティボンジャック」です。
あの番組を見て、挑戦してみたいと思われる方が
いるかも知れません。実にいいタイミングですね。
値段も500円と、手の出しやすい価格になっています。
希望をいえば、もう200円安い、300円くらいだと
もっと良いと思います。さすがにギャラガも500円と
いうのは、私ならばちょっと躊躇してしまいます。
他にPCEの妖怪道中記も、ゲームセンターCXで
有野課長が挑戦されていました。
こういった番組とのタイアップ企画は、今後増えて
いくと面白いかもしれません。

このバーチャルコンソール、サービス開始とともに
一気に一定量のソフトが出揃うと思っていたのですが
そうではなく、このように月ごとに徐々に増えていく
スタイルをとっております。
最初は、私もなんだと思っていたのですが、この
少しずつ増えていくスタイルも、良いですね。
毎月どんなソフトが追加されていくのか、楽しみが
あります。
またある程度厳選された内容となっているために
一覧からあれもこれもと探す手間がありません。
私の場合は、見て想像するだけなのですが。

さて相変わらず放置中の愛しのMSXは別として
今回のラインナップには、意欲を感じさせます。
こうなると、あらたな希望が湧いてきます。
特に64は、中古でも高価であったり、そもそも
見つからない名作がいろいろとあります。
私の場合「罪と罰」は、当時買うかどうか迷い
結局買わず、今となっては入手困難となって
しまいました。今思うと失敗しました。
つり逃した魚は大きいと言いますが、まさに
その通り、今もプレイしてみたい一本です。
こういったソフトも、いずれラインナップに
加わるのではないか、とても楽しみです。
今はWiiす持っていないのですが、いずれ
手に入れたいなと、ますます強く思いました。

ドラゴンクエスト

2007-01-30 20:56:43 | 思い出のゲーム
現在プレイ中のドラクエⅧですが、ルーツを
たどれば、今より20年も前の86年に発売された
ドラゴンクエストに行き着きます。
このドラゴンクエスト、略してドラクエは
もう私が話すことは何もないほどに、周知された
ゲームソフト。RPGを一躍人気ジャンルに
押し上げ、ゲーム業界のみならず、世間一般に
大きな影響を与えたゲームです。
音楽やキャラクター、物語や操作性など全てに
おいて完成度が高く、多くの人を虜にしました。
もちろん私もプレイした思い出のタイトルです。
ただ私の場合は、MSX版でのプレイでした。
今日はその思い出を、綴っていきたいと思います。

ドラクエは、あの当時の男の子の心のほぼ全てを
鷲掴みにしたのではないでしょうか。私の周りの
誰もが皆ドラクエに夢中でした。
ただしファミコンを持っていない者を除いて。
そして私も、この中に含まれる一人でした。
MSXにも勿論、面白いゲームがたくさん
ありましたが、ユーザーが限られているため
話題作はあまりないのが実情でした。
またファミコンの話題作が、MSXに移植される
ことも少なく、クラスの話題に乗り遅れがち。
ドラクエについても、私は諦めておりました。

しかし後にドラクエはMSXで発売されます。
しかもファミコン発売と同じ86年にです。
こんなことは当時のMSXで、滅多にありません。
それ以前にドラクエがマルチプラットフォーム
だったのは、この時だけなのではないでしょうか。
またファミコン以外では、MSXに移植されたのみ。
何かと中途半端な性能で、肩身の狭いハード
であったMSXの、輝ける一時でありました。
当然、私もこのニュースには大喜びいたしました。
そしてそれは今でも続いています。
その後ファミコンにはFFシリーズが登場し
ドラクエと人気を二分していくことになりますが
私はやはりこの時の恩義から、ドラクエに肩入れ
してしまいます。

さてMSXでの発売は決定していましたが、私が
買ってもらえるとは決まっていません。
実はその時、私は問題を抱えておりました。
コントローラーが故障中だったのです。
今でこそ何てことはありませんが、当時
コントローラーを買って貰うというのは、ソフトを
一本買って貰うことと等しかったのです。
しかしこれがなければ、ゲームのプレイに不都合が
生じてしまいます。
私は悩んだ末、何かのきっかけにコントローラーを
買ってくれるようお願いしました。
この時は願いが通り、ある日父親に連れられ
二人で電気屋さんへ出かけました。店には
平積みにされたドラクエが並んでいます。
またいつか逢うこともあるさ…と、ドラクエへの
未練を断ち切り、念願のコントローラーをもって
父親に会計をお願いしました。
その時、父親を変わったことを言い出しました。
「これって、もう少し安くならないの?」
普段は値切ったりすることがないのに何故と
思った瞬間、父親は私を後ろから抱きしめ
「ドラクエ買わないといけないからな」
この時のことは、今でも忘れません。
これからも忘れることはないでしょう。
そしてこの先、私に子供ができたなら、こんな
ことを言ってやりたいなと思います。
但し私の場合、家に帰ってから子供と取り合いの
ケンカをしてしまいそうですが。

只今の現況について

2007-01-29 20:21:23 | ごあいさつ・その他
Shinobi攻略をやっと終えたのですが、実はすでに
もう一本ゲームをクリアし終えております。
アトリエシリーズの一本、GBAで発売された
「マリー・エリー・アニスのアトリエ」です。
このシリーズではプレステでの初作、「マリーの
アトリエ」をプレイしたきりで、私にとっては
実に久々のプレイとなります。
当時は主人公も一人でしたが、今作では常時
二人がアトリエに在中し、また違った魅力を
もったゲームに仕上がっておりました。
いずれまた、攻略記をアップしていきたいと
思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、では今私は何をやっているかと申しますと
ドラクエⅧを集中してプレイしております。
なにしろ2D画面時代のドラクエしか知らない為
最初は戸惑いましたが、やはり面白いですね。
早く家に帰って、続きをしたいなと思うゲームです。
現在のプレイ時間は約8時間、レベルをこれでもかと
上げてから次に進んでいますから、進度は恐らく
人よりかなり遅いと思いますが、詰まる箇所もなく
至って順調に進んでおります。
同時に攻略本もお借りしたのですが、この調子ですと
必要ないかもなんて思ったり。
ドラクエらしい優しい作りが、心地よいです。

さてそんな楽しいドラクエですが、私はなぜか
戦闘シーンで無性に眠くなってしまいます。
楽しいのは間違いなく、寝る間も惜しいのですが
どうしても眠い。疲れているわけでもないのに
実に不思議な現象であります。
もちろん寝っ転がってプレイするのがいけないので
しょうが、他のゲームではまずこういうことが
ありません。退屈なのは、他にいくらでもあるのに。
さらに今までのドラクエシリーズは、どの作品でも
眠くなっていました。どこかからかラリホーの
効果が漏れだしているのかもしれません。
他にもこうした経験をお持ちの方いらっしゃる
でしょうか。

もう一つ、ドラクエをプレイして思うのが
片手で操作できるコントローラーが欲しいなぁ
ということ。
昔は私もプレステの頃、ダビスタのために
このコントローラーを購入したのですが、他にも
RPGに使えたりと、とても重宝しました。
もちろん、今のコントローラーに不満はないのですが
レベル上げに集中しているときは、 ついつい
よそ事をしたくなってきます。加えて今は
メモを取りながらのプレイなので、あると大変便利。
アナログスティックが付いていないと、今のゲームに
対応できませんが、きっとあるのでしょうね。
今一番欲しいと思うアイテムです。
今日は他愛のないことを綴ってみました。
お読み頂きありがとうございました。

久しぶりにCDでます

2007-01-29 00:06:25 | 頑張れおーみー
去年から始まりました、我らがおーみーが主人公を
務めるアニメ「味楽る!ミミカ」のオープニング
ソングが来月28日にCD発売されます。
味楽る!ミミカ ナンバーワン [Maxi]
歌うはもちろん、主役のおみむらまゆこさん。
自称1オクターブ声が出ない(アニガメで言った)
そうですが、最新技術でちょこちょこっとすれば
(これもアニガメで言った)CDも出せちゃいます。
うーん味楽る。

しかしおーみーのCDが、再び発売される日が来る
とは思いもよりませんでした。嬉しい限りです。
「味楽る!ミミカ」自体に、人気があるのか定かでは
無いのですが、一度聞けば耳から離れないテンポの
良い曲調と奇妙な歌詞があいまって、CD化要望
の声が高まったのかもしれません。
皆様も是非一度聞いてみてください。
YouTube:味楽る!ミミカ オープニング
そして買ってくださいとは申しません、出来る限り
購入を検討してみてください。切に切にお願い
申し上げます。

新生活とPS3

2007-01-28 15:47:00 | ゲームにまつわるコト
昨日も少し秋葉原に寄ってきました。
昨日は日差しもあり暖かい、むしろ店内に入ると
暑く、外に出ると丁度良いくらいの天気でした。
そんな中、駅前ラジオ会館のコトブキヤなどで
「プリンセスオブプリンセス」の発売開始記念
としてスタンプラリーが開催、多くの人を
集めておりました。ブースの前には、おそらく
登場人物のコスチュームを着た女性が立っており
とても華やかな雰囲気がありました。
ただ私はトレカだけには手を出すまいと心に
決めておりますので、心を惹かれないよう
目を背けて、ゲーム屋さんめぐりです。

しかしやはりDSライト、Wii共に未だ入手が
困難な状況には、変わりありませんね。
反面PS3は、ある程度在庫があるようです。
大きな紙袋の中に新品のPS3を詰めて歩く人を
何人か見かけました。
ただ、PS3は本当に大きく思うそうですね。
精密機械だけに、落としたりしたら大変でしょう。
自宅までの配送をお願いした方が良さそうな。
でも購入したら、帰って即遊びたいのが人情。
私ももし買えたならば、持って帰ることを選択
するかもしれません。

加えて、これはヨドバシアキバでのことですが
シャープの薄型テレビ、おそらく26型が
台数限定ながら10万円を切る価格で販売
されていました。
10万円を切ってくるとなると、少し頑張れば
手が出せそうな雰囲気になってしまいます。
勿論、住宅事情もありますから、急激に広まって
いくことは無いのでしょうが、もしかすると
この4月新生活を始める、学生さんや新社会人の
間にも、このような大型な液晶テレビを選択する
人が増えていくかもしれませんね。

当然そういった層はPS3にとり、重要な顧客と
なってくれるはず。これを逃す手はありません。
新生活を始めるに当たって買い揃えた電化製品の
ポイントもあります。これを使えば、ネックと
なっている値段の高さも気にならないはず。
そうなると問題は、ソフトをどれだけ充実させる
ことが出来るかに掛かってくると思います。
ねらい目は5月病の初期症状が出始めるころ。
緑豊かな森林や、海に沈む夕日など綺麗な景色で
癒しの効果を与えるゲームや、ガンダム無双の
ような、スカッとするようなゲームを数多く
投入していけば、案外いけるかも。
好機を逃さず、浮上のきっかけをつかんでいって
貰いたいものです。



Shinobiのまとめ

2007-01-27 23:08:14 | ごあいさつ・その他
私にとっては、久々のアクションゲームとなった
このShinobi。加えてセガのゲームとなると、一体
いつ以来になるでしょう。シェンムー以来かも
知れません。それくらい久しぶりになります。
その久々の挑戦となる、きっかけになったのは
中古価格が大変安価だったためであります。
その原因は、おそらく難易度の高さにあると
思います。それ以外に決定的なバグや単調といった
原因があるとは思えません。
私の前の所有者の方が、説明書に書きなぐった
ように、クリアに必須な操作は少し複雑で
それに失敗すると、容赦ない死が待っています。
敵がわらわらと登場し、単純なボタン操作で
なぎ倒す、爽快アクションゲームを期待すると
がっかりしてしまうことになります。

しかし、この難易度を覚悟して挑戦すれば
相応に楽しめる良作であります。またその難易度も
段階を踏むように設定されており、いきなり
面食らってしまうことはないと思います。
そしてクリアまで、到達できると思います。
何と言っても、私でさえクリア出来たのですから。
時間はかかりましたが、きっと大丈夫です。

正直なところ、私はゲームが好きですが、あまり
上手ではありません。特に反射神経が試される
格闘や音楽ゲームは苦手な部類になります。
そしてもちろんアクションゲームも。
ですからクリアに至るまでは、とにかく秀真を
繰り返し、犠牲にしてゲームを進めてきました。
この挑戦は、私にとってまさにRPGそのもの。
目に見えませんが、少しずつ経験値を蓄積し
技術を身につける流れそのものです。
そう、私でも少しずつ成長していたのでした。
8―Aはさすがにもう一度プレイしようとは
思いませんでしたが、その他の面を再びプレイ
してみると、簡単なこと簡単なこと。驚きです。
いつの間にか成長していたんですね。

ゲームとよく比較される対象に、映画があります。
両者の違いは、プレイヤーが物語に介入出来るか
否かにあるとされています。私もそう思います。
それ故に、自由度の高さやマルチエンディング
といった尊ばれます。
しかし今回Shinobiをプレイし、私の中での成長を
感じることにあたり、プレイヤーからゲームへの
介入のみならず、ゲームからプレイヤーに対する
影響も無視出来ないのだなと思いました。
つまりゲームは相互作用性がより強いものなのでは
ないでしょうか。
物語としては、残念ながらあまり良くできた
ものではなく、感動を受けることはなかったのですが
Shinobiはプレイヤーの上達を上手く誘導する
ゲームでした。
その意味でゲームがプレイヤーに与える影響を
再認識させてくれたゲームとして、忘れられない
ものになりました。

以上でShinobiの攻略記を終わります。
長らくお読み頂きありがとうございました。

Shinobi その53

2007-01-26 08:37:42 | ゲーム攻略
アクションゲームとしては、とても面白いShinobi
ですが、いくつか残念に思うこともあります。
まず、攻略記でも何度か触れたストーリーについて。
大まかな流れは構わないのですが、どころどころで
おやおやっと思う場面に遭遇します。
まず、おかしいなと思ったのが、せっかく救出した
篝を置いて立ち去ろうとした5―A終了後の場面です。
最終的には、あまり重要な人物でなかった篝も
この時点では一刻もはやく、こちら陣営に保護
しなくてはならない存在でした。それを置いて
どこかに立ち去るなど、考えられません。
普通ならば、信頼の置ける仲間に預けるところ。
この時点では朱刃が、適任でありますが
実はこの事件の元凶そのものということで
その手が使えなかったのでしょうか。
いずれにしてもこのシーンは、眺めているだけでも
違和感の残る、残念な部分でした。

もう一点、残念なのがストーリーの平凡さです。
ヒルコは結局何がしたいのか、よく分かりません。
世界征服と言われても、こちらにはピンときません。
例えばこれがメタルギアソリッドならば、現実感の
あるメタルギアという兵器の恐ろしさが
語られ
プレイヤーに具体的な恐怖感を植え付けます。
しかしShinobiには、これがありません。
それゆえ何とかしなくてはと、感情移入が
今ひとつ出来ないのです。
確かに違法行為の限りを尽くし、東京を壊滅させた
ヒルコですが、ホワイトカラーなんとかを導入
しようとしている現代日本よりも、明るく安全な
美しい国作りをしてくれるかも知れません。
その可能性は物語で否定されていないのです。

またこれは不満ではないのですが、悪食システムは
ちょっとどうかなと思いました。悪食システムとは
敵を倒して得られるハクを回収し続けないと
プレイヤーの体力が奪われるシステムのことです。
つまりタイムゲージの役割を果たしています。
またこれは単なるアクションパートの仕組みに
とどまらず、物語の中に上手く吸収されており
重要な意味合いを持っています。このあたりは
見事にまとめ上げたと思います。
しかし、その為に秀真は常に敵を倒し続けなくては
なりません。その秀真は本来隠密であるべき忍者。
こう派手な行動ばかりとっても良いでしょうか。
またこの縛りがあるために、アクションゲーム
としても、遊び方の幅を狭める弊害もあるのでは
ないかなとも思いました。

ただこういった部分は、本質であるアクションの
面白さには関係ありません。しかし総合点を
高める努力がもう少しあっても良かったのでは
ないかとも思います。全てを完璧にというのは
なかなか難しいですが、全体を統括する視点に
欠けていると思いました。
残念ながら名作と呼ぶには、あと一歩足りません。

つづく

あるアイドルのブログ炎上

2007-01-25 00:58:42 | ゲームにまつわるコト
私も今日知ったのですが、あるアイドルの
ブログが、現在炎上中のようです。
なぜ炎上したかと言いますと、このアイドルが
スーパーファミコンのストリートファイターⅡの
カセットを、実験として冷やす・焼く・落とす
などの行為を行いブログに公開したからです。
ストⅡと言えば、私も大学時代に友達の家で
良く遊んだ思い出のゲームです。
その”懐かしいゲーム”を”アイドル”が…
というと、ある方の名前がピンと来たのですが
その悪い予感は見事に当たってしまいました。
実験を行ったアイドルとは、杏野はるなさん。
そう私もこのブログで、何度か感想を書きました
東京ゲーム図鑑に出演中の女の子です。

事の発端となったのは、今月19日の記事の
ようです。はるなの実験室 2時間目
趣旨としては、任天堂のロムカセットの頑丈さを
証明するということですが、思い入れのある方に
してみれば、直視できない内容です。
ということで、当該記事は多数の批判の声を集め
これを受けて23日の記事では、お詫びの記事
アップされたのですが、これもどことなく歯切れの
悪い内容で炎上、というのがこれまでのようです。
そして現在、ブログの更新自体は続いていますが
コメント欄には未だ多くの意見が寄せられています。
果たして、どのような結末を迎えるのでしょうか。

確かに、カセット自体は個人の持ち物であります。
それをどう扱おうが、他人の口出しすることでは
ありません。特に私などは、ストⅡを遊んでいた
だけで、特別な関係があるわけではありません。
しかしどうでしょうか。私は特に貧乏性で
物が捨てられない性分なので、この物に対する
愛情の無さには、ついていけません。
単に好奇心から、この実験を行ったとしても
それをブログに公開する気持ちは、とても
理解しがたいものです。
誰の考えか分かりませんが、決定的にゲームに
対する愛着が、不足しているように思います。
直接的には関係の無いことでしょうが、私が
常々感じていた、杏野さんが出演されている
番組「東京ゲーム図鑑」のつまらなさは
ここに原因があるのかも知れません。

もう一つ、この一件で思い出すのは、ナムコの
MSX向けカセットの裏書・説明書です。
以下はそのうちの一本、ゼビウスからの引用です。
『このカートリッジを発売するまでの、あの苦し
みと涙の日々を思うとき。「取扱いはていねい
に」と願わずにはいられません。』
今では考えられない、ユニークな取扱注意書き
ですが、作られた方の心がこもった本音だと
思います。その他はこちら
大量生産される工業製品とはいえ、物は大切に。
これ常識ですよね。

Shinobi その52

2007-01-24 23:21:40 | ゲーム攻略
ようやくヒルコを打ち倒し、クリアとなりました。
今日からのあと数回は、このゲームについての
まとめを綴り、攻略記のまとめにしたいと思います。
さて私にとって、久しぶりのアクションゲームの挑戦と
なったこのShinobi。今や新世代機が出揃い、流石に
旧型となってしまったPS2ですが、グラフィックは
綺麗で、ロードのストレスもなく楽しめました。
元々、このソフトを購入するきっかけとなったのは
その相場から大きくはずれた安価にあったのですが
その不安は、杞憂に終わった感じです。

このゲームの本質部分であるアクションだけを
見ると、本当に面白かったと思います。
ゲームの序盤を除き、高度な操作を要求され
難易度は高めになっているのですが、決して
マスターできないレベルのものではありません。
そして、その課題は一つづつ発生し、その技術を
マスターすると、ステージクリアとなり、次へと
進む手順が踏まれています。
このプレイヤーをステップアップさせる面構成は
非常に優れていると感じました。
ゲームオーバーは、数限りなく繰り返すことに
なりますが、それさえ乗り越えていけば、誰でも
ヒルコのところまで、たどり着けると思います。

ただ最後のボス、ヒルコの強さは尋常では
ありません。これまでに身に付けたテクニック
ボタン操作、どうやって攻略するか創意工夫が
必要になってきます。そして必須なのが忍耐。
言うまでもなく、Shinobiとは忍耐の「忍」。
ヒルコには焼かれ凍らされ突き落とされ、挙句に
暴言まで吐きつけられても、繰り返し挑戦して
いくしかありません。
加えて、ヒルコ戦で一時中断をすると、8-A
最初からのやり直しとなることも、プレイヤーの
忍耐を試されるポイントになります。
このあたりは、プレイヤーを選ぶポイントに
なってきます。

ただ、そういった困難を乗り越えると、相応な
ものが、このゲームには用意されています。
難しいだけに達成感は格別、激しい敵の攻撃に
加え、悪食も主人の命を削ってきます。
手に汗握るスリル感も、過ぎ去れば爽快感に
変わります。
そして、何よりかっこいい、痺れてしまいます。
真紅の長いマフラーをたなびかせ、ダッシュする
だけでもかっこいいのに、敵を次々に切り伏せた
ならば「殺陣」が発動し、秀真は見栄を切ります。
これがとてもかっこ良く、我ながら惚れ惚れ
してしまいます。
この「殺陣」はShinobi特有なもので、ゲームに
アクセントを加える効果的な演出だと思いました。

つづく