やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

これはなんだ!?メディア芸術100選

2006-10-31 23:20:08 | ゲームにまつわるコト
皆さんは、文化庁メディア芸術祭をご存知でしょうか。
「新しい表現技法を開拓して制作した創造性あふれる
メディア芸術作品および作者を顕彰するとともに
その創作活動を支援し、広く紹介していく
メディア芸術の祭典」だそうです。
それが今回、記念すべき10回目ということで、特別に
アンケートを募り、「日本のメディア芸術100選」を
選定されたようです。
ゲームもこの範疇にあり、エンターテイメント部門に
組み入れられています。
「日本のメディア芸術100選」エンターテイメント部門

で、一通り眺めてみますと、ありますあります
過去に名作と呼ばれたゲーム達が。最も上位にランク
されたのは、3位の「スーパーマリオブラザース」
以下4位にニンテンドーDS、5位にドラクエⅢ
6位にファイナルファンタジーⅦと続きます。
このカテゴリーは、その他のアート・漫画・アニメと
言ったカテゴリーとは異なり、どちらかといえば
それらに漏れたCMであったり、ウェブサービスなど
までもが同居する、言わばごった煮状態。
その中において、ゲームは多数ランキング入りして
おり、健闘を見せております。
選定には、専門家400名による投票と、一般からの
ウェブアンケートにより、専門家・一般の分け隔てなく
1票は1票と扱った上で、行ったようです。
回答者は約7千人、総得票は約4万5千とのこと。

その上で、ランキングを作成しているのですが
上から下まで見ていくと、ううーん、何だこれは。
ご覧になられたゲーム好きの方、何か違和感を
覚えませんか。
私が最も違和感を覚えたのは、あの「ナムコ」の
名前が全然見当たらないことです。
41位にようやく「塊魂」があるだけです。えー?
あのパックマンやマッピー、ギャラガ、そして
ゼビウスさえ、ランク外の50位以下なのです。
そしてセガの名前も、33位にプリクラでアトラスと
一緒に名前があるのみ。ゲームじゃない…。
あのバーチャファイターも、スペースハリアーも
シェンムー…はないか、ハングオンも無いのです。
そしてコナミは、皆無…。14位にメタルギアが
あるものの、そこには小島秀夫氏の名前が。
グラディウスもビートマニアも、陽ノ下…じゃなかった
ときメモもありません。うーん、何だこれは。

アレと比べて、アレがここにあるのに…といった
話は止めましょう。しかしこれは、ただの人気投票
です。メディア芸術100選という大仰なタイトルに
沿う内容とは思えません。
私などは、芸術を語れる身分ではないのですが
その存在は多くの人に、様々な感銘や影響を与え
時代を超えて、美しいものだと思います。
私はそう考えるので、シンプルかつ機能的で
愛らしいパックマンやマッピー、音楽を含めて
総合的に物語を構築したゼビウスが、選に漏れている
ことに、どうしても納得がいきません。
皆さんは、どうお感じになったでしょうか。
まぁ1位が「やわらか戦車」って時点で…。

珠玉の格言「芸術とは」

Shinobi その13

2006-10-30 22:29:24 | ゲーム攻略
テンポ良く敵を倒すことが求められる、このステージ
この習得に重きが置かれいるためか、落下ポイントは
セーブされ、難易度のバランスが取られています。
加えて、敵もそれほど強くありません。
主な敵は、ザコ忍者と狛犬が実体化したものです。
これらは、特に囲まれ集中攻撃を受けない限り
それほど怖いものでは、ありません。
但しもう一種、要所要所に登場する烏天狗には、特別
注意が必要です。

以降にも、ちょくちょく登場する、この烏天狗は
ザコ敵の中では、別格の強さがあります。主人公の
2倍はあろうかという身長と、それに匹敵するほどの
長い棒を持つ姿は迫力があり、その攻撃は豪快かつ
高い打撃力を持っています。
また正面からの攻撃は、完全にガードされてしまう為
1-Bでマスターした、回り込みを活用しないと
倒せません。またうまく有効打を打ち込めたとしても
1~2回では倒せないので、出来るならば、ザコを
倒して悪食を強化し、少ない手数で倒したいところ
です。なかなか難しいのですが。
しかしこの敵を倒すと、ほぼ確実に体力回復アイテムを
得られるボーナスがあります。
体力が少ないときには、ゲームオーバーに追い込まれる
危険がありますが、回り込みが出来さえすれば
劣勢を挽回できるチャンスでもあります。
私の場合、ごく最初は苦労しましたが、回り込みが
いい加減で、横からの攻撃となっても、手数を重ねれば
なんとか倒せるので、非常にありがたい敵でした。

この烏天狗をうまく始末できれば、特に注意すべき
ポイントも少なく、このステージは比較的簡単に
中ボスのところまで、行き着くことが出来ました。、
今回の中ボスは、やはり元朧の忍「銅」と「銀」です。
ちなみに「あかがね」と「しろがね」と読みます。
二人は子供の姉弟のコンビで、姉の方は、遠距離から
体当たりをかけ、弟の方は、ガンダムハンマーの
ようなものを振り回し、それを投げつけてきます。
ただし、それほど息のあったコンビ技は繰り出して
きません。一体づつを相手にしていけば、特段
難しい敵ではありません。

とはいえ、最初は苦労しました。
どちらも動きが早いため、目で追いきれません。
しかし攻撃を繰り出す際に、掛け声があります。
これを頼りにダッシュでひたすら回避しました。
またこの敵には、手裏剣が有効です。手裏剣の
ダメージ自体は、大したものではありませんが
確実に、相手の足を食い止めることができます。
ザコ敵も湧いてくるので、これを倒し、悪食を強化
すかさず手裏剣を投げ、背後に回って切る、この
パターンが非常に有効です。
この時はまだまだ初心者で、そう上手くはいかないの
ですが、偶然もあります。
これでなんとか銅銀コンビをしとめました。

つづく

ゲームセンターCX 第6シーズン

2006-10-29 22:07:17 | ゲームにまつわるコト
5時を過ぎると、もう真っ暗になってきました。
10月もあと少し、いよいよ11月が迫って
きました。11月といえば、1日日から待望の
ゲームセンターCX第6シーズンがスタート
します。
私もこれに合わせて契約を復活してもらいました。
1回目の放送は「ストリートファイターⅡ」に
なるそうです。
スターキャットチャンネルの番組表
格闘ゲームときました。これまでのゲームと
比べると、クリアは簡単なような気がします。
スターフォースのように、特別な条件を課すので
しょうか。
また新しいコーナーも登場するのでしょうか。
今から、とても楽しみです。

物を作る楽しみ アトリエシリーズ

2006-10-28 23:23:22 | ごあいさつ・その他
平日はデスクワークに終始し、土日はゴロゴロ
ゲームばかりしている私ですが、今日は少し
健全な秋の日を過ごしました。
近所のホームセンターで、材木を買ってきて
小さなフィギュアの飾り台を作ったのです。
完成には、お義父さんのサポートを多く必要と
しましたが、おかげさまで材料費は側板と
渡し板の分で240円、背板の分で120円と
わずか360円で、高さ45cm幅30cm
奥行き5cmの立派なものが出来ました。
トンカチやのこぎりを使ったのは、中学生以来
15年ぶりになります。ですから切り口など
ガタガタな部分もありますが、とても楽しく
いい勉強になりました。

時間は半日を使いましたが、お金をかけなくとも
いい体験は出来るものですね。
なにより物作りというのは、面白いです。
ずっと、お義父さんと私の作業を見ていた奥さんが
言うには、ただの板切れが形になるのは、面白さと
驚きがあったそうです。私自身もそう思いました。
どうして面白いのか、言葉では上手く説明できない
ものですが、日曜大工というのは、プラモデルを
作る楽しさとは、また違った物作りの楽しさがあると
感じました。

さて物作りのゲームといえば、ガストのアトリエ
シリーズ。ということで私は今、GBA用ソフト
「マリー・エリー&アニスのアトリエ」を友人から
借りて、現在プレイ中であります。
このアトリエシリーズ、一応RPGのジャンルに
含まれますが、悪の権化も世界の危機もありません。
錬金術士の主人公の日々を、物語りの中心に据えた
一風変わったゲームです。
同時にシリーズ化される程の人気作でもあります。
その面白さについて、考えながらプレイしたいと
思います。

私は、初代「マリーのアトリエ」をプレイして
いますが、何年ぶりか、本当に久々となります。
基本的な部分は変わりませんが、いろいろと
変更点もあったり、なによりマリーとエリーに
加えてアニスの三人で、錬金術家業を切り盛り
するというのは、初体験。
新鮮な楽しみを味わいながらのプレイとなって
おります。
また終わりましたら、攻略記事をアップして
いきたいと思いますので、お付き合いの程
よろしくお願いいたします。

Shinobi その12

2006-10-27 21:27:27 | ゲーム攻略
ついに目覚めた妖刀「悪食」を背に、我らが秀真君は
ステージ2-A「開陽」へと進みます。
この2-A・Bは、神社を舞台にしており、前場のA
では、ひたすら参道を進んで行くことになります。
ということで、このステージでは、落下して即死
ということは、ありません。
場面場面では、非常に厳しい条件をプレイヤーに課す
ゲームではありますが、配慮はきちんとされています。

落下ということを気にしなくても良くなりましたが
敵の攻撃は、第1ステージよりも激しくなります。
敵の数も増量中ですが、市街地から参道に舞台が
移ったことにより、スペースが狭くなり、密度も
増しています。下手をすると、秀真の周りをぐるっと
敵が取り囲む、という状況にも陥ります。
敵は後ろからでも、平気で攻撃を仕掛けてきますから
なるべく速やかに敵は倒していきたいところ。
加えて、うかうかしていると、腹をすかせた悪食は
ご主人様の命を吸い取っていくので、この点からも
スピードを意識しないといけません。

しかし敵が多く、密度も高いということを、逆に
考えると、「殺陣」が決められやすいという状況でも
あります。そしてこの「殺陣」第1ステージでは
ただ見栄えが良いだけだったのですが、このステージ
から、真の役割が発揮されるようになります。
「殺陣」とは同時に出現した4体以上の敵を、一定の
時間内で倒せば発動するアクションですが、実は
これで倒すと、より多くの魄が得られるようになって
います。
このあたりのステージでは、魄が切れる心配も
あまりありませんが、先々では非常に苦しい場面も多く
確実に「殺陣」を決めなくては苦しい箇所もあります。
このステージでの課題は、ここにありそうです。

また悪食のもう一つの特性でもあります、切れば
切るほど強化される切れ味にも、慣れておきたい
ところです。
ミサイルをもぶった切る悪食といえども、初期状態
では、切れ味が非常に鈍いです。それが3~4体の
敵を切った後では、どんなに固いザコ敵でも
ほぼ全て一撃で仕留められます。
第1ステージで苦労した、あの戦車も一撃です。
ここでは、そんなに神経質にならなくとも、倒せる
敵ばかりですが、確実に慣れておいたほうが
後々非常に楽になります。
繰り返しになりますが、このステージは、いかに
テンポ良く敵を倒すかが、課題になっています。

つづく

FLASH 久夛良木健氏インタビュー

2006-10-26 00:42:44 | ゲームにまつわるコト
今日も今日とて、帰りの電車の中でスポーツ新聞を
眺めておりましたら、昨日発売の週刊誌FLASHの
「PS3発売直前 スクープインタビュー」なる
記事が目に飛び込んできました。
これは気になる!早速…立ち読みしてきました。
前回の週刊文春に懲りまして、今回は申し訳ありません。
とりあえず内容の確認をさせていただきました。
で、一通り読み終わりまして、やはり購入回避。
見出しは、とても衝撃的なのですが、とりあえず
現段階での不安要素を久夛良木氏にぶつけ、その
返答をそのまま載せるという感じです。
久夛良木氏でなくとも、思わず苦笑いしてしまうような
質問ばかりで、記事に深みがありません。

以下、私の覚えている限りで、内容をご紹介。
Q:まずは初日出荷量が10万台と少ないことについて。
A:久夛良木氏も少ないと認識している。しかしこれ以上
発売日を延ばすわけにはいかない。年内には100万台を
出荷したい、さばく自信はある。とのこと
ごく当たり前のご返答。

Q:値段が高いとの批判について。
ずるい、質問者自身の言葉ではなかった。
A:何に対して高いのか。とこれまでと変わらない主張。
加えて初代PSも高かった。今の価格にして9万円くらい
だったとのこと。発売は12年前で約4万円。
私は経済学部ではないので、よく分かりませんが
日本では、そんなにインフレが進んでいたとは。
私は当時大学生でしたが、そんなに高価なものだとの
認識はありませんでした。ネオジオは別格。
さらに加えて久夛良木氏は、値段をそのうち下げるとも。
初期ロットには手を出すな、との忠告でしょうか。

Q:技術力の低下について
A:昔と変わらない。とごく当たり前のご返答。
これは文春の記事のほうが、人員削減の影響を指摘
している点で深みがありました。あまりにも真っ向
勝負な質問で、こう返答されるのことは、読むまでも
ありません。

Q:PS3で利益は出せるのか
A:最初はダメだが、押し並べて利益が出るようにすれば
良い、とのこと。
「押し並べて」…goo辞書
(1)大体の傾向として。概して。
(2)すべて一様に。皆ひとしく。
(3)普通であるさま。
社長大丈夫ですか!?アバウト過ぎませんか?ということで
とても気になったお答えでした。

これらの後は、ソニー対SCEのお話や、社長人事の
ことについて話されていましたが、特に興味はなかった
ので、覚えておりません。
しかしその後、ダメだダメだと言われ続けてきたPSの
歴史を振り返りながら、それでも売れてきたと強調されて
いました。今回も前評判が悪いことを踏まえての発言
でしょうが、いまひとつジンクス頼りに聞こえました。
そして最後にコントローラーを手にした久夛良木氏の
写真がありました。奥のテレビ画面にはゴルフゲーム
らしきものが映っていたと思います。
この写真を見て、私が常々感じていた言いようのない
違和感が氷解しました。
質問者には、「久夛良木社長、遊んでみたかったのは
このゲームですか?」と尋ねて欲しかったです。
以上、簡単に私の思ったことを列記しましたが
詳しくはどうぞ、今週発売のFLASHをご覧ください。

Shinobi その11

2006-10-25 21:45:39 | ゲーム攻略
ようやく蒼蛟龍を倒したわけですが、止めを差す前に
邪魔が入ります。以降はムービーとなりますが
戦闘ヘリが現れ、生身の人間である秀真に向かって
ミサイルを放ちます。やりすぎです。
これを秀真はひらりとかわし、見事にぶった切って
くれます。まぁご立派な斬鉄剣をお持ちのことで。
それはさておき、さすがはPS2です。迫力に溢れ
見ごたえのあるシーンです。
しかし、これが同じくセガのダイナマイト刑事ならば
「ボタンを押せ」等表示が現れ、うまく行えば
ボーナスとなったことでしょう。
そこまでShinobiに求めるわけではありませんが
ダイナマイト刑事は、随時気の抜けない、面白い
仕掛けが随所にほどこされたゲームだったなぁと
再認識しました。

さてもう一つ、このステージが終了しますと、大きな
イベントがあります。背中に背負った忍者刀「悪食」の
目覚めです。
真の力が甦ったこの「悪食」は、切れば切るほど
切れ味を増す妖刀で、今後秀真の強い味方となります。
しかし良いことばかりでは、ありません。
「悪食」は、人の肉体から離れた思念である、魄を求め
続けています。敵を切り倒し、魄を回収しているうちは
良いのですが、供給が途絶えると、今度は持ち主の
体力を奪い始めます。とんでもないです。
要は一種のタイムゲージと同じ役割を果たし、常に敵を
切り倒し、一定時間内でのクリアを、プレイヤーに
義務付ける仕掛けになっています。
つまり、ここからが本番ということです。

さて、とにかく1-A・Bが終了しました。時間は
かなりかかりましたが、我ながら順調にきていると
思いました。確かに歯ごたえはありますが、まったく
歯が立たないという感じはしません。
全体的に、少しづつ課題が与えられ、それに慣れると
クリアが出来る構成になっていると思います。
この流れは最後まで変わらず、プレイヤーは少しづつ
大人の階段を登っていくことになります。
逆を言えば、絶えず課題が与えられ続けていくために
ゲームの進行の中で、プレイヤーに余裕はありません。
ですから、上達したうえで得られる爽快感などは
なかなか味わえません。
ここまでで、肌に合わないなと感じられたならば
購入をされないほうが、良いと思います。

もう一つ、この1-A・Bで使われている音楽は
とても格好良く、しびれました。
主人公が、日本を代表とするキャラクターである
忍者でありますから、全体的に和風な感じがしますが
テンポがよい上に、尺八の音色がとても効果的に
使われております。この音楽は1-A・Bのみに
流れるのが、とても残念に思うほどでした。
この後も、かっこいい曲が流れるのですが、私は
この曲が一番好きでした。

つづく

Shinobi その10

2006-10-24 22:39:12 | ゲーム攻略
そもそも私がロックオンを嫌ったのは、操作性の悪化に
あります。例えば通常時、スティックを前に倒せば
秀真は前方に歩き出しますが、ロックオンをした場合
秀真は刀に手をかけ、にじり寄るようにしか歩きません。
また、文字通り攻撃を敵一体に絞るため、複数の敵に
囲まれた場合、対応ができません。
出現のタイミングによっては、遠方の敵に対し
ロックしてしまうこともあります。
こうなると、一旦ロックを解除するか、ロックの対象を
変更しないといけないのですが、手間がかかります。
序盤では、こういった操作を行う余裕が無かったため
私は極力、ロックオンを使いませんでした。

しかしこの1-B、対蒼蛟龍戦において、ロックオンを
使用し、回り込みのテクニックを習得しなければ
クリアは、かなり難しくなっています。
それは正面からの攻撃は、ほぼ受け付けないためです。
また、これまでの敵は、ほぼノーガードで打ち合って
きましたが、今後はそのような固い敵がうじゃうじゃ
出てきます。
幸い、ザコも多少現れますが、敵はほぼ蒼蛟龍一体の為
慣れるには最適であるとも考えられます。
ということで、ここでは積極的にロックオンを使用
してみました。

さて、このロックオンとあわせて行う、回り込みという
テクニックですが、落ち着いて行えば、特に難しい
ものでは、ありません。
ロックオンの状態で、相手の垂直方向にレバーを入れ
ダッシュをするだけです。前言撤回、やはり難しいです。
まず、正しく垂直方向にレバーが入りません。
前方からの鋭い突きに対し、回り込みで回避しようと
したところ、ただの前方へのダッシュが暴発してしまい
吹っ飛ばされることが、何回もありました。
また当然ながら、壁がありますと回り込みが出来ません。
昔のゲームなら、壁にめり込み、裏を取ったり
相手を無理やり押しのけて、回り込めたりもしたので
しょうが、さすがはPS2です。物理的に不可能なことは
認めてくれません。
これまた壁に弾かれて、あわれ秀真吹っ飛ばされます。

そんな失敗を何度も繰り返していけば、いくらかづつ
でも、上達していきます。完璧とは言えませんが
ある程度の間合いがあれば、突きをかわすことが
出来るようになってきます。
そうなれば、蒼蛟龍打倒のチャンスも生まれてきます。
ビルのヘリ、ギリギリに立ち、蒼蛟龍の突きを誘発させ
突っ込んできたところを、素早く回り込み。
すかさず攻撃を仕掛けると、蒼蛟龍はビルの谷間へと
落ちていきます。これを数回繰り返し、最後は
巻物を使って、なんとか仕留めました。
ここまでおよそ2時間程度かかりました。

つづく

Shinobi その9

2006-10-23 22:34:43 | ゲーム攻略
このShinobiの良いなと思うのは、難しいながらも
少しづつプレイヤーが成長していけるよう、うまく
ステージごとに、難所を配置している点です。
今回のこの1-Bは、主に壁走りと2段ジャンプの
習得に重きが置かれています。
逆にこれさえものに出来さえすれば、何とかボスまで
たどり着くことが、出来ます。
私も相変わらず、この時点では敵をロックオンせず
むやみやたらに、刀を振り回しているだけでしたが
なんとかたどり着くことが出来ました。
そしていよいよ中ボス戦、ここでも一つの技能が
要求されるようになります。

1-Bのボスは蒼蛟龍(アオミズチ)になります。
名前には蒼とありますが、白の衣装をまとう忍者です。
また雰囲気は、秀真とそっくりで、なにやら因縁を
感じさせます。実際のところ、大いに因縁ありですが
それはまだまだ先の話、とりあえずおいておきます。
さてこの蒼蛟龍、前回の戦闘ヘリとは比較にならない程
強力です。
武器は、秀真と同じく刀ですが、直線的な突きを
繰り出してきます。当然、これを避けられなければ
大ダメージを喰らってしまいます。
またそれだけではありません。この中ボス戦も、舞台は
ビルの屋上となっており、蒼蛟龍の激しい突きを
喰らってしまえば、ビルの谷間へ転落ということに
なります。そうなれば無論、ゲームオーバー。
やり直しとなります。

但し面白いのが、プレイヤーもビルの谷間へ落ちますが
蒼蛟龍も落下します。そうなると蒼蛟龍といえども
即死ではありませんが、大ダメージを負います。
そのダメージは、秀真が刀を振るって与えられるものと
比較にならない程大きくなっています。
この時点で、未だ操作に慣れない私にとって、これを
利用しない手はありません。
事実、私は一応ひと通りクリアした今でも、ビルからの
落下を利用しなくては、蒼蛟龍を倒せません。
蒼蛟龍以外にも、ザコ忍者が現れ、落下を免れたとしても
体力をどんどん消耗してしまうため、早めにビルから
突き落とし、決着をつけたいところです。

さて相手を落とせば良いといっても、なかなか簡単では
ありません。単純なことですが、ビルのへりに蒼蛟龍が
立ったところで、後ろから付いてやらないといけません。
ということで、ここで必要となるのは、素早く相手の
背後に回りこむ技術です。これにはロックオンが不可欠で
このボス戦を越えるためには、ロックオンの技術を
習得しなくては、厳しくなっています。
ということで、ここから私の苦労が始まりました。

つづく

ブルードラゴンのCM

2006-10-22 23:55:56 | ゲームにまつわるコト
Xbox360の目玉でありますブルードラゴンの
CMが始まりました。12月7日発売予定だそうで
約1ヶ月半ほど前からの告知ということで、その
力の入れようが伺えます。
他のXboxのタイトルと見比べると、明らかに
日本の漫画的な描写をしたキャラクターを、前面に
打ち出したあたり、日本市場への順応を見せてきたな
という感じがします。

当然ながらCMでは、セールスポイントの一つである
鳥山明氏デザインのキャラクターが登場していましたが
なんとなく、雰囲気が異なる感じがしました。
ぱっと見は、らしい感じもしますが、本当に鳥山明氏?
という気がしました。
公式の方では、やはりそれらしい絵となっていますが
やはり3次元的に見せるのは、少し難しいのでしょうか。
輪郭を描く線の力強さがなく、あっさりした感じです。
その違和感を利用して、商品に対する興味を惹こうと
いうのであれば、凄いと思いますが。

またあっさりというのは、このCM全体から漂います。
いつ発売となるのか、いくらなのか、何が売りなのか
ゲーム本来の情報が、欠けている気がしてなりません。
これを待っていた、潜在的なXbox360購入
予定者に対する、号砲にはなるのでしょうが
その層に売れるだけで、満足なのでしょうか。
そもそもCMでは、ムービーシーンの一場面が
流されるのみで、実際にプレイして面白そうとは
感じさせません。
これは、ファイナルファンタジーやドラゴンクエスト
など既に実績があるソフトならば、良いでしょうが
新規のタイトルとしては、間違っていると思います。
やはりゲームですから、触れてみて動かしてみて
面白いという感じがなければ、プレイしてみよう
という気が、私はしません。
製作に関わった人たちが、いかに凄い人達なのかは
知っていますが、それはそれ、これはこれなのでは
ないでしょうか。

その点上手いなと思ったのはLocoRocoです。
実際は、もっさりとして少し残念だったのですが
滑らかなキャラクターと、様々な仕掛けは、いかにも
操作をするのが、楽しげに感じました。
あ、ちなみにBAFTA games awardで2部門受賞された
ようで、おめでとうございます。
BAFTA:LATEST WINNERS AND NOMINEES
しかしキャラクター部門は良しとして、もう一つは
なんというか、嫌味なものですね。
それはさておき、今後は様々なバージョンのCMが
放送されるのでしょうが、もう少し内容に踏み込んだ
ものではないと、現状を打破するような成功とは
ならない気がします。