相当なボリュームのあるドラクエ8だけに
攻略記もあと少しで100回となりそう
ですが、ゲームを終えた感想を少し書いて
終わりにしたいと思います。
日本を代表するRPG、発売されればまず
ヒット間違いなし、どのプラットフォームで
発売されるかによって、ゲーム業界に大きな
影響を与えるドラクエシリーズ。9の噂も
ちらほらと聞こえていますが、今のところ
本編では最新作であるドラクエ8を今回
プレイしました。その中には全く新しい
要素が盛り込まれつつも、あぁやはりこれは
ドラクエといった部分もありました。
まずは新規となった部分から。これはなんと
言っても見た目でしょう。これまでの作品
ではキャラクターはデフォルメされた姿で
描かれていましたが、8に至ってかなり
リアルな6~7頭身で描かれるようになり
ました。まぁ一部の人を除いてですが。
またそれにあわせて、世界もリアルに描かれ
冒険の臨場感が高まっています。
しかもそれが全く滞ることなく、すいすい
動きます。これはプレイ中あまり気に
しなかったのですが、よくよく考えると
凄いことのように思いました。
ただ、全てが良いわけではありません。
主人公が大きめに描かれてしまうため
必然的に画面中に占める背景の割合が低く
なってしまっています。そのため、折角
広いフィールドが用意されているにも
かかわらず、雄大さを感じる場面がとても
少なかったように思います。勿論まったく
無かったわけではありません。
アスカンタ城から川沿いの教会を目指し
進んでいたとき、ようやく教会が見えた時の
ほっとした気持ちは忘れられません。
丘の向こうに小さく教会の屋根が見える
あの演出はとても良かったと思います。
もう一つ忘れられないのが、暗黒魔城都市の
環状の街です。最初はなんでもない普通の
街が、ぐるぐる回るうちにわずかずつ退廃
していくあの様子は、非常に強い印象を
受けました。最初からいきなり寂れた街が
写しだされていたならば、それほど覚えて
いなかったかも知れません。
華やかだった街が、徐々にぼろぼろになって
行く。まるで公共広告機構のCMを見ている
ようで、非常に怖かったです。
昔と比べると、大幅に変わったグラフィック
トータルで見ると、とてもよくなったと
思います。