やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

無駄は無駄として

2007-04-21 11:00:55 | ゲーム攻略
ソフト売り上げランキング等を見ていますと
ニンテンドーDSの快進撃が続いているなと
感じます。通勤電車の中でも、正に老若男女
様々な人たちが、DSを楽しんでおられます。
特にこれまであまりゲーム機を手にしなかった
であろう層に売り込んだことは、任天堂のみ
ならず、ハードの垣根を越えて、ゲーム業界
全体に良い影響を与えていると思います。
新しい層への浸透は、新しいゲームの形を生み
斬新な視点を持ったメーカーが次々と台頭して
きています。
当然、この後には厳しい生存競争が待っている
のでしょうが、私たちユーザーにとって見れば
選択の幅ができ、好ましい状態だと思います。

IEインスティテュートもDSのブームに上手く
乗ったソフトウェアメーカーと言えるのでは
ないでしょうか。
リンク:IEインスティテュート公式サイト
こちらの商品情報一覧を見ますと、これまで
リリースされたのは100%知育系のソフトに
なっております。
特に漢検にテーマにした「とことん漢字脳」は
現在アマゾンのランキングにも名を載せており
なかなかのヒットになっているようです。
漢検1級・準1級の問題も収録しているようで
普段目にしないような、どちらかと言うと薀蓄に
薀蓄を蓄えるのに適した作りが、受けたのかも
しれませんね。

そんなIEインスティテュート、以前にもご紹介
しましたが「般若心経DS」なんて変わった
ソフトもリリースしていますが、「TOEIC®TEST
DSトレーニング」もなかなか人気のようです。
タイトルにもあるように、このソフトはTOEIC
対策にテーマを絞ったソフトです。
TOEICは英語の能力を測るテストで、社会的に
一定の評価基準としてみなされています。
公式サイトでは、その評点の200点アップを
目指すとあります。私はこの種のテストを
受けたことが無いので、良く分かりませんが
それでも、200点アップと言うのは、なかなか
大変なことだと思います。
しかしアマゾンのレビューを見た限りでは
かなり本格的な作りのようで、効果を実感
されている方もおられるようです。
どうやら大げさな看板でもなさそうです。

ただ私がおやっと思ったのが、この200点
という数字。効果を保障するものではない
ということは、承知しています。
ただ同じように英語を学ぶソフト「英語漬け」
などより、実利を強調したものだと思います。
ある層からは時間の無駄と思われがちだった
ゲームがDSが幅広い層に受け入れられたのは
こうした実利があると言うことを、認識して
貰ったことも大きいと思います。
しかしどうでしょう、今後もこのように実利を
強調したソフトが増えていくのでしょうか。
少し寂しいような気もします。