やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

ファミリースキーをプレイしてみました

2008-03-31 23:30:54 | ゲームにまつわるコト
昨日私は「WiiFit」と「ファミリースキー」を
買ってきました。さっそくプレイしたのは
「WiiFit」の方ですが、その後にプレイして
みました「ファミリースキー」を今日は少し
取り上げてみたいと思います。
以前から当ブログでも触れてきました、この
「ファミリースキー」私自身はまったくと
言っていいほど、スキーが出来ないのですが
ずっとプレイしたかったゲームです。
ここまで惚れ込んだのは、各種動画サイトで
アップされていた、軽やかに滑る様を見たから
です。これら動画を見ていなければ、おそらく
買うことはなかったでしょう。

さて実際にプレイを始めてみます。まずは
自らのMiiをスキーヤーにしてみました。
バランスボードに対応していたり、Miiに
対応していたりと、Wiiと相性良く作られて
いる感じがしました。「ファミリースキー」
でもいくつか、キャラクターが用意されて
いるので、いろいろ変えてみるのも、面白い
かもしれません。そのほかにも、ウェアや
スキー板などが数多く用意されており
自分専用にスキーヤーを仕立てることが
できます。面白いのがウェアなどに、最近の
デザインのものに加え、少し懐かしい感じの
ウェアも用意されていることです。幅広い
年齢向けに作られているのですね。

ウェアや板も決まったところで、さっそく
滑り出したいところですが、操作方法が
何にも分かりません。ということで、まずは
スキースクールに入ってみることにしました。
ここでは基本となる操作方法が学べます。
レッスンは曲がる止まるから始まり、こと
細やかに教えてくれます。それぞれの動作は
あまり難しくないので、一回教えてもらえば
十分でした。早々にレッスンを切り上げて
さっそく滑り出すことにしました。

リフトに乗って山の頂上へ。この辺りは
ロードもスムーズで、ストレスを感じません。
さっき習ったスケーティングで滑り出し
ゲレンデを駆け降ります。まぁ実際でしたら
転げて落ちるような急斜面を気持ちよく
滑っていきます。あぁ気持ち良い。本当は
色々とイベントが用意されているのですが
それは後のお楽しみとして、今日はとにかく
自分の好きなように滑ってみました。
動画で見ていたのと変わらない、爽快感
ただ隣で見ていた奥さんは、つまらない
とのこと。うーんこの楽しさが分からないか
箱庭感覚でゆっくり楽しむ感覚が合わないの
かも知れません。しかし私にとっては大満足。
買ってよかったです。またある程度遊んで
見ましたら、レポートしたいと思います。

WiiFitとファミリースキー

2008-03-30 23:40:16 | ゲームにまつわるコト
今日、ついに買ってしまいました。
「WiiFit」と「ファミリースキー」をついに
買ってしまいました。奥さんにはいろいろ
言われてしまいましたが買ってしまいました。
中でも私は「ファミリースキー」を特にやって
みたかったのですが、バランスボードを使って
プレイしたく、セット買いをしてしまいました。
2つをあわせて買うとなると、1万円を超えて
しまうので、少し躊躇したのですが、まぁ
たまには良いかなと、思い切ってみました。

家に帰り、まずプレイしたのが「WiiFit」です。
バランスボードは、とてもしっかりした作りで
私が乗っても当然大丈夫。大丈夫かなという
不安感さえありません。またコードレスなので
狭い部屋に置いても、コード類がごちゃごちゃ
しません。
さてまずゲームをスタートさせますと、個人
データの入力からとなります。身長と生年月日
体重測定などを行うところは、まぁ予想通り。
これに加えて、「WiiFit」ではバランス測定を
行ないます。私の場合はかなり、左寄りに
立っているとのこと。まっすぐ立っているつもり
なのに随分偏っているものです。そう言われると
駅で電車を待っているときも、左に偏った立ち方を
している気がします。そういう悪い姿勢をすると
真っ直ぐたっているつもりでも、偏ってしまうの
ですね。

そういった事前設定が終了すると、いよいよ
ゲームが始まります。メニューは4つ。ヨガ
筋トレ、バランスゲーム、有酸素運動となって
います。まずはヨガに挑戦してみました。
私、ヨガは全くの初めての体験です、ゆっくり
した動きですから、なめて掛かっていましたら
とんでもない、かなりつらい運動です。
普段は流れで体を動かしているので、気がつき
ませんでしたが、ゆっくり動かしたり、ある
一定の姿勢を保ち続けるというのはかなり
辛いものなのですね。そういえばテコンドーを
ばりばりやっていたときも、型の練習が何気に
一番きつかったりしたことを思い出しました。

この時点で、これは見た目や雰囲気とはかなり
異なり、大運動をさせられそうだと予感が
しました。そしてその予感は大当たりします。
有酸素運動や筋トレも行なったのですが、これも
また優しいインストラクターの声とは裏腹に
かなり厳しい要求が。今も腹筋が痛いです。
一部のトレーニングしかしていませんが、これを
毎日続けていけば、相当体が鍛えられそうです。
エクササイズのビデオのように、分かりやすく
自分の動きに対して反応が返ってくるのが
実にいいですね。なるほど売れるのも納得です。

バブルボブルのメインテーマ

2008-03-29 23:52:00 | ゲームにまつわるコト
昨日はバブルボブルについて書きましたが
書いているうちに、またあのメインテーマが
聞きたり、いろいろと検索してみました。
そうしますとあるわあるわ、世界中の人々が
あのメインテーマを様々な楽器で演奏している
動画がたくさんありました。中にはシンプルに
演奏しているものもあれば、こったアレンジが
加えられているなど、見ているだけで飽きません。
今日はそんな動画をまとめてみたいと思います。

まずはこちら。ピアノだけのシンプルな演奏です。
Bubble Bobble on piano
男性が淡々と弾いている、わずか1分ちょっとの
動画なのですが、なんとこれが大人気。128もの
コメントを集めております。しかもそのほとんどが
英語によるもの。演奏の見事さも当然なのでですが
なんでしょう、このバブルボブルの人気は。
この動画を見て、まず日本国内とは少し異なる
雰囲気を感じました。
お次はこちら。Bubble Bobble Music On Banjo
メインテーマをバンジョーで弾かれています。
バンジョーの音が明るく、実に良い感じです。
うまいなぁと思ったら、実はこんな動画も
ありました。Bubble Bobble Video Banjo
Tab Lesson with Backing Track

なんと教則ビデオです。どこかの国のヤマハ
音楽教室みたいなところでは、バブルボブルが
レッスンにつかわれているのでしょうか。

同じくメインテーマをギターで弾いているのも
いくつか見つかりました。
Bubble Bobble Music on Clean Guitar
Bubble Bobble - Rock Guitar
=-Bubble Bobble by w0lfcrY=-
変わったところで、こういうのもありました。
Duracell plays Bubble Bobble tune
後半に入ると凄い勢いでドラムをたたき始め
その迫力は鬼気迫るものがありますが、実の
ところは「バブルボブル」、そのギャップが
面白いです。他にもこんな動画がありました。
Bubble Bobble Song
あのメインテーマには、歌詞があった・・・のかな。

さてこれは音楽ではありませんが、2007年に
イギリスで行なわれたアニメコンベンションでの
一幕のようです。
Amecon 2007 Omake - Bubble Bobble
アニメコンベンションということで、その道の
粋人が集まっているとはいえ、凄い盛り上がり
です。しかもそれは2007年、つまり去年の
出来事だというのですから、驚きです。
「バブルボブル」は面白いゲームですが、日本で
どれだけの人が、ぱっと名前を挙げることが
出来るでしょうか。例えばこれが日本ならば
ここまで盛り上がることがあるでしょうか。
どうも海の向こうでは、日本と全く異なる
評価が与えられているのかも知れませんね。

タイトーメモリーズ上巻11

2008-03-28 23:40:18 | 思い出のゲーム
今日は往年の名作「バブルボブル」を
プレイした感想を綴ってまいります。
この「バブルボブル」は1面固定の
クリア型アクションゲームです。
プレイヤーは緑色をした恐竜バブルンを
操作し、敵をやっつけていきます。
バブルンの武器は、口からはかれる泡。
これぞまさに口角泡を飛ばす。この泡で
敵を包み込み、包んだ上で泡を割ると
やっつけることができます。また
敵をやっつけるのは、この泡だけでは
ありません。たまに飛んでくる泡の
中には水が入っているものがあり、これを
割ると水流が発生し、一気に敵を流して
しまうことが出来ます。

他にもカミナリがでてくるものや、炎で
攻撃できる泡もあります。実に多彩な
攻撃方法があり、ゲームの奥行きが
大変広い作りになっています。また敵を
倒すと、ボーナスアイテムに変わり
スコアアタックも楽しめます。面は
全部で100面、本当に良く出来ています。
キャラクターは後にタイトーを代表する
ようになり、音楽も耳に残りやすい
明るい雰囲気です。作品は1986年が初登場
スペースインベーダーから8年後のことです。

さて実際にプレイしてみますと、序盤は
とても簡単です。泡で敵を包んでしまい
これを割るだけです。敵に触れてしまうと
勿論ミスとなるのですが、バブルンの泡は
そこそこの射程距離を持ち、さらに連射が
可能となっているので、そうそうやられは
しません。しかし面白いもので、少しずつ
慣れてくると、どうしても高得点を狙って
しまうようになります。無理にアイテムを
取りに行ったり、泡に包まれた敵を溜めて
おいて、一気に割りにいったり。そうなると
相手方の戦略にはまってしまいます。

私が得意だったディグダグでもそうでしたが
簡単にクリアを目指すなら、プクプクポンで
敵をやっつけていった方が効率的ですが
それだけでは飽きてしまいます。ですから
少し無理をしてしまう。これが残機を減らす
恐ろしい罠・・・なのですが、ついついやって
しまいます。今では私も大人になってしまい
何をするにも安全策を選びがち。あと少しの
冒険心もなくなってしまったかと思って
いましたが、残っているものですね。
そんなことを思い起こさせてくれる、この
「バブルボブル」面白い上に、少し懐かしい
感じがしました。

タイトーメモリーズ上巻10

2008-03-27 23:57:52 | 思い出のゲーム
今回ご紹介するのは、バブルボブルです。
ゲームが好きな方ならば、誰でもがご存知
かと思います。プレイヤーキャラである
バブルンは、タイトーのマスコットキャラ
でもあります。任天堂でいうところのマリオ
ナムコであればパックマンといったところ
でしょうか。初登場は1986年になります。
その後は同じシステムを持ったゲームや
バブルンが登場する「パズルボブル」など
続編が色々と作られています。特にこの
「パズルボブル」は本家「バブルボブル」
よりも有名になっていたりもします。

タイトーではいろいろな人気シリーズが
ありますが、この「バブルボブル」はその
根幹をなす、タイトルだと思います。
そんな一大タイトルが含まれている、この
「タイトーメモリーズ上巻」はそれだけで
とてもお得なタイトルだと思います。
本来であれば、この「バブルボブル」は
一定の条件をクリアしなければ遊ぶことが
できないのですが、廉価版では最初から
プレイ可能になっています。お値段も安く
買うならば、廉価版がおすすめです。
今日はちょっと短めですが、明日はプレイ
した感想を綴っていきたいと思います。

つづく

タイトーメモリーズ上巻9

2008-03-26 23:34:47 | 思い出のゲーム
今日は「タイトーメモリーズ上巻」に収録されて
います「キャメルトライ」について、プレイした
感想を綴っていきます。昨日もご説明した通り
ルールはいたって単純です。背景をぐるぐる
動かし、ボールをゴールに誘導するだけです。
画面の下部が常に天地の地とされており
ボールは必ず下へ下へと向かっていきます。
そこに壁があれば、ぶつかって跳ねたりも
します。当然、壁にぶつかれば、その分タイムを
ロスしてしまいますので、なるべくぶつからない
ように、ボールを運ぶテクニックが必要です。
また迷路の中には、触れるとタイムが減って
しまう壁もあれば、ぶつけて破壊しないと先へ
進めない壁もあり、奥が深いつくりになって
います。

このように奥の深い作りながら、操作はとても
単純というのは、アーケード出身のゲームの
良さですね。土台ゲームセンターでは、長大な
説明書をプレイヤーに読ませることは、ほぼ
不可能です。ゲームのデモに挟み込むか
筐体のどこかに貼り出すしか手はありません。
最初から家庭向けに製作されたゲームは
そんな心配はありませんから、ちょっと触った
だけでは分からないようなシステムでも
何とかなります。それはそれで構いませんが
やはり開封してすぐに楽しめるソフトもほしい
ところです。今や家庭向けゲーム機の性能が
アーケードと遜色のないレベルになりましたが
アーケード向けのゲームの開発も力を入れて
いただきたいものです。

さて実際にプレイして見ますと、これがとても
楽しいです。特に、微妙な操作によって
迷路をすり抜けていく感覚は爽快です。
障害物にぶつけないでゴールを目指す
スタイルは、レースゲームに似ていますが
アクセルもブレーキもなく、しかも操作を
するのは背景といった違いがあります。
つまりプレイヤーは自機を操作できません。
この直接操作できない歯がゆさを乗り越え
操作がうまくいったときは、レースゲーム
以上の爽快感となります。

ただ大変面白いゲームなのですが、一点
問題があります。画面がぐるぐる回転する
ために気持ちが悪くなるのです。つまり
ゲーム酔いを起こしやすいのです。私は
本当に酔うところまで、いきませんでしたが
これ以上プレイすると、酔ってしまうなという
感覚はありました。
私自身、ゲーム酔いを感じたのはPCEの
「パワーリーグ」以来。3Dゲームをプレイ
していても、特に酔うことはなかったで
強いほうだと思うのですが、このゲーム
では酔いました。本当はもっとプレイして
みたかったので、とても残念に思いました。

タイトーメモリーズ上巻8

2008-03-25 23:47:45 | 思い出のゲーム
タイトーは正統派シューティングなどを
得意としつつも、アイデア溢れる作品も
いろいろと世に送り出しています。
ローゼンメイデンゲベートガルテンとか
いやいや、そんな冗談はさておき。
この「タイトーメモリーズ上巻」にも
収録いくつかされています。そんな一本が
今回ご紹介する「キャメルトライ」です。
この「キャメルトライ」のルールは
至って簡単です。迷路の中に置かれた
ボールを制限時間内にゴールへと持って
行くだけです。ただそれだけ。しかし
ユニークなのが、その操作方法です。
プレイヤーはボールを動かすのではなく
背景を動かし誘導するのです。

といってもテレビゲーム以外では、似た
ような遊びがありました。有名なところ
ではトミーのポケットメイトシリーズの
メイロゲームが思い当たります。これ
以外にも、昔は観光地のお土産屋さんに
よく並んでいました。実際の遊びを
ゲームに置き換えることは良くあるものの
この発想は上手く説明できませんが
凄いなと思いました。しかも「キャメル
トライ」の初登場は1989年。その3年後
にはスーパーファミコンでも発売されて
います。

スーパーファミコン版が発売された後は
他に移植されることもなく、また続編も
発売されることもなかったようです。
それから10年以上の時を経て、この
「タイトーメモリーズ上巻」に収録され
再びこのように遊べるようになりました。
本来ならば、ある一定の条件を満たさないと
「キャメルトライ」は遊べなかったのですが
私が借りたのが廉価版だったため、最初から
遊べるようになっていたようです。
いずれにせよ、このように斬新なゲームが
収録され、再び遊べるようになるのは
大変嬉しいものです。

と思っていましたら、なんとDSで2005年に
「まわしてコロン」と改題され、発売されて
いたようです。スクリーンショットを
見ますと、「キャメルトライ」そのもの
ですね。これは知りませんでした。
もう一つ、どこかで見たことがあるなと
思ったのですが、PSPでも2005年に「【Hg】
ハイドリウム」というゲームがありました。
こちらは「キャメルトライ」そのままでは
ありませんが、ルールはよく似ています。
その後PSPでは「タマラン」という、これも
良く似たゲームが発売されていました。
両者とも私はCMを見た覚えがあるので
強く押されていたのでしょうが、今ひとつ
火がつかなかったようです。

関連サイト
まわしてコロン:公式
【Hg】ハイドリウム:公式
タマラン:公式

タイトーメモリーズ上巻7

2008-03-24 23:10:34 | 思い出のゲーム
タイトーといえば、皆さんはどんなゲームを
イメージされるでしょうか。と同時にどういう
ジャンルのゲームが強いとイメージされる
でしょうか。車のメーカーでも、軽自動車を
専門にしていたり、大衆車からトラックまで
幅広く対応している会社があります。
ゲームメーカーにも、SRPGに特化した会社
スポーツに強みのある会社、様々です。
そこにきてタイトーなのですが、RPGだけは
印象が薄いものの、様々なジャンルを幅広く
手がけている感じがします。中でも特に
シューティングはインベーダーのヒット以来
数々の名作を世に送り、強みを持っている
印象があります

今回プレイした「ルナレスキュー」もそんな
タイトーシューティングの初期の作品です。
「タイトーメモリーズ上巻」に収録された
中では、「スペースインベーダーカラー」に
次いで古い作品となっています。登場は
1980年。「スペースインベーダーカラー」の
2年後になります。今の水準から見てしまうと
両者ともに時代遅れの古いゲームで片付け
られてしまいがちです。しかし両者の比較を
すると、この2年の間にゲーム性は複雑となり
かなりの進歩を遂げたことが分かります。

「ルナレスキュー」の内容はこうです。
プレイヤー自機を操作し、月面で待つ
人々を救助するのが目的です。これが
タイトルの由来となっているようです。
救助船は上空で待機する母船を出発し
月面を目指します。ただそう簡単には
いきません。途中にはデブリが飛んでおり
これをうまくかわす必要があります。
無事に月面へと降り立ったら、人々を救助
再び母船に向かって飛び立ちます。
しかし今度はデブリではなく、UFOが待ち
構えております。これに対しては救助艇に
装備された武器で、撃ち落としていきます。

画面下部で左右の移動しかできなかった
インベーダーとは違い、今作では左右に
加え上下の動きも加わるようになりました。
そして行きと帰りで、ゲーム性にも幅が
生まれました。現在のシューティング
ゲームは「ルナレスキュー」でいうところの
帰りのゲーム性に特化し、進歩を続けて
きました。つまりシューティングのES細胞の
ような存在だったように思います。その
資料的価値として、タイトーメモリーズに
収められたのは、非常に有意義だったの
ではないかなと思います。
ただ思い入れがないと、長くプレイするのは
ちょっと辛かったりします。

夢のない話

2008-03-23 23:59:18 | ゲームにまつわるコト
昨日に引き続き、AllAboutのこちらの記事に
ついて書いていきたいと思います。
昨日はWii・DSのヒットによって、客層が
変わり、ゲーム専門店が苦境に立たされて
いるというが、それは違うのではないかと
いうことを書きました。これはまだ記事の
前半部分の内容についてだけです。
記事はまだ後段が残っています。こちらの
方は、よく分からない展開になっています。
記事の後半、筆者は売れるソフトへの一極
集中を懸念されています。それが一体ゲーム
専門店の苦境とどういう関係があるのか
ちょっと読んだだけでは、よく分かりません。

現状DS・Wiiのヒットでゲーム業界は活況を
呈しているものの、実はその影にある問題が
隠れていると筆者は指摘しています。
実は今の活況は、大型量販店の大量仕入れに
支えられており、実は微妙なバランスの上に
成り立っているそうです。その流通に合うべく
ソフトの開発は、売れるソフトに集中し
ユニークなソフトが開発されなくなるのでは
ないかと指摘しています。
ここで分からなくなるのは、ゲーム専門店と
売れるソフトの一極化との関係です。
ゲーム専門店でゲームが買われることが多く
なると、ユニークなソフトが開発されるので
しょうか。どういった業態の小売店でも
売れるソフトを棚に並べたいと考えるのが
当たり前だと思います。

もう一つ、ユニークなソフトの開発が少なく
なるとされていますが、わが世の春を謳歌する
DSでは、これまで考えられなかったような
ユニークなソフトが大量にリリースされて
います。この状況はどう説明するのでしょうか。
またDSのブームは、旧来のゲームという枠を
壊し、様々な分野からアイデアの流入が続いて
います。プレステ初期の頃にも、大小さまざまな
会社からソフトがリリースされましたが、当時とは
状況が異なります。異分野からの才能が集まる
この状況は、ゲームの発展にとって好ましい
ことではないでしょうか。

そもそも、筆者はAllAboutのゲームについての
記事の執筆陣の中で、プレステ関連を担当して
います。にも関わらず、今回はタイトルに
Wii・DSの名前を入れ「ゲームショップを潰す?」
としています。内容はネガティブで埋められ
先も見えません。そして今回の記事中には一切
プレステの文字がありません。なんともまあ。
ゲーム業界に近い位置にいる、その道のプロ
ならば、一般人には知りえない、もっとプレステ3の
夢のある話を書いていただきたいものです。

それはWii、DSのせいですか

2008-03-22 23:57:49 | ゲームにまつわるコト
面白いタイトルをつけた記事をAllAboutで
見つけました。こちらの記事です。
Wii、DSがゲームショップを潰す?
非常にセンセーショナルなタイトルです。
何々と、ついつい読んでみたくなります。
販売店関係者の方の話をまとめた前段部分の
内容は、こうです。
WiiとDSの台頭によって購買層の変化した。
具体的にはライト層が増えた。価格で購入
する店を決める傾向の強いライト層の客に
対して、専門店は安売りがしずらく訴求力が
乏しい。結果として売上が落ちた。
私には疑問の多い内容です。

そもそも同じ商品を高くても、買ってくれる層
というのは、一体どういう購買層なのでしょう。
ライトでもコアでも、安いほうを選ぶのは当然だ
と思います。あとは店が近い・行きやすい
判断基準は、その程度かと思います。
またこの後、筆者はライト層=ファミリー層と捉え
家族がよく立ち寄る先の大型複合店でついでに
ゲームを買うことが多くなり、結果として専門店が
苦境に立たされているのではないかと分析して
います。しかしこれも私はどうかと思います。

私がよくお世話になっているお店が近所に
2軒あります。1軒はゲーム専門店。今回の
記事で危機が取りざたされている業態の
お店です。そしてもう1軒はレンタルビデオや
書籍も扱う大型複合店です。取り扱っている
ゲームの価格は新品・中古を問わずほぼ同じ
ながら両者には見た目に大きな違いがあります。
前者の専門店の店構えは、明らかに子供を
対象としています。そんなお店に出入り
している姿を会社の同僚に見られたら・・・。
例えば、私が住む千葉のゲーム販売店を
タウンページで検索してみます。
結果は千葉県のゲーム専門店
個別の店舗名は挙げませんが、例えば
これら専門店のポイントカードを財布の
中に忍ばせておいて、何かの拍子に会社で
ポロリと落としてしまったら・・・。
実際私はゲームどころか、フィギュアの
お店のポイントカードやレシートも財布に
複数枚入れていますが。

まわりくどいことは抜きにしましょう。
そもそもプレステがブームとなった90年代
ゲームを購買する年齢層は、上方にシフト
していたが、その購買層自体取り込めて
いなかったのではないかと私は思うのです。
しかし今はWii・DSのヒットで、ゲームが
好意的に受け止められています。親子の
コミュニケーションツールとしても有効だ
と考える人も多いでしょう。端的に言えば
私はコアユーザー層よりも、子供をだしに
使えるファミリー層の方が、ゲーム専門店に
とって取り込みやすい客層ではないかと
思います。実際、近所のゲーム専門店では
複数枚数を買った時の値引きや、攻略本の
サービス、ポイントカードなどを導入して
真っ向から複合店と価格競争をしています。
そして店内では「週末は家族でゲーム」を
合言葉に、ファミリー層の取り込みに躍起と
なっています。
正直このチャンスをピンチと捉えるようでは
どんなゲーム機でも処置なしではないかなと
思います。