小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

5/1(日)山梨(その3)

2016-05-07 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

小鳥のさえずり♪

これは繁殖期に雌鳥へのアピールやディスプレイですが、

時としてアピールだけでは済まないことも・・・

 

『キビタキの恋のバトル』

この日、我々の存在を無視して2羽のオスのキビタキが1羽のメスをめぐり争っていました。

争いと行っても、攻撃して傷つける訳ではなく猛烈アピール&威嚇合戦です。

「カッ・カッ・カッ!」

「ビッビッ!」

と鳴きながら尾羽をピンと立てていました。

それを見たもう1羽のライバルは・・・

負けるもんか!と言わんばかりにこちらもアピール。

それでも決着が付かないため

突撃~ッ!! 

確かに

こんな姿を見せつけられたら、

さすがに温厚なキビタキも熱くなってしまうようです。

勝敗が付くまで、睨み合いは続きます。

 

ちなみに、

この子がモテモテのキビタキのメスです。 

確かに目がクリクリしていて可愛いですね。

 

我々の頭上、1m程の至近距離で恋のバトルは続いていました。


5/1(日)山梨(その2)

2016-05-06 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

いつもは声(さえずり)だけで、姿をなかなか見せてくれないヒガラですが、

この日は、特別にサービス満点でした。

 

まずは、「逆上がり」

次は「サーフィン」?

最後に「決めポーズ!」でした。

”コイツ出来るな!” 

と言わんばかりに、近くでコガラも観戦中でした。

 


5/1(日)山梨

2016-05-05 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

久しぶりの山梨です。標高1500m、気温は約10℃と例年より暖かい日でした。

昨日も関東地方では、軒並み夏日、どころか30℃越えのところも・・・

(亜高山では、5月のこの時期でも0℃前後と冷え込むことがよくあるので要注意です。)

午前5時に現地に到着、早朝だと鳥のさえずりが楽しめます。

オオルリ、コルリ、クロジ、アオジ、ヒガラ、遠くでコマドリやクロツグミのさえずりが聞こえて来ます。

やはり早朝がおすすめです!

「ピーッ、ピーッ、ピーッ!」

大きなゴジュウカラのさえずりは、谷中に響き渡りかなり目立ちます。

木の溝に食べ物を隠す習性があるゴジュウカラ

この時も食べ物を隠している最中でした。

「見てたのね!?」と言わんばかりでした。

 

隠したご馳走を忘れないように!

恐らく、カラ類やキバシリ、アカゲラに隠したご馳走は食べられちゃうんでしょうね。

 


4/29(祝)東高根森林公園

2016-05-04 | 野鳥 地元(川崎)地元探鳥地

GW初日、大阪からKさんが訪ねてきてくれました。

午前中は、都市公園でバードウォッチング。 この時期、春の渡り鳥がどれくらい立ち寄っているのか気になるところです。

※「春の渡り」とは、オオルリやキビタキ等、時にはコマドリなどの夏鳥が繁殖地へ渡る途中に都市公園などに立ち寄ります。4/中旬からGWにかけて、遠征しなくても、近所で野山の鳥を見聞きすることができます。

新緑の都市公園

ここでは、いつものように至近距離でカルガモやカワセミを見ることができます。

耳を澄ますと・・・キビタキのさえずりがあちらこちらから聞こえてきます。

 

ちなみに、夏に日本に渡って来る「キビタキ」「オオルリ」とはこの様な鳥です。(過去の画像ですが)

 

神奈川・秦野/キビタキ_ショートVer.

  

 

神奈川・秦野/キビタキ

 

 

神奈川・丹沢/オオルリ

 

 

ミスジチョウ

 

この日は公園でイベントがあり、また訪れるのが10時と遅かったため確認できた鳥は少なかったですが、早朝だとキビタキ以外にもセンダイムシクイ、ヤブサメ、アカハラなどさえずりを聞くことができます。

また、今年は新治の森でもコマドリが立ち寄るなど嬉しい出来事がありました。

 

お土産でいただいたお菓子、その名も「とりかご!」キャンディ

お昼から中華街へ行き美味しい昼食とりながら、大阪での近況など話がつきませんでした。

Kさん、お疲れ様でした。 ぜひまたお立ち寄りください!


4/23(土)山口県萩市・見島(その5)

2016-05-02 | 野鳥 その他探鳥地

瀬高山(大峠)を中心とした山間部「オオルリ・キビタキロード」では、

オオルリ、キビタキ、クロツグミ、コマドリやムシクイ類など観察できました。

 

冬鳥のジョウビタキ、ルリビタキ、シメ、アオジ、シロハラなども居て少し驚きでした。

特にツグミはその数も多く畑を中心にあちらことちらで見かけました。

しかし、4月末のこの時期だからでしょうか、ホオジロ類が少なかったです。

(少し時期が早かったのでしょうか。)

 

参考まで、その他に観察された野鳥を少し紹介いたします。

アオバト

この季節、亜高山帯で繁殖行動していると思っていたのですが・・・

 

サシバ

渡りの途中に立ち寄ったのでしょうね。サシバは帰りの連絡船の船上からも観察できました

 

観音平より宇津港方向の風景

この日の宇津港方向近辺では、シギチ類、タイワンハクセキレイなどセキレイ類、タヒバリの仲間が観察でき、ノジコ、シマアカモズが観察できました。

 

長尾の鼻(北灯台)

北灯台へ向う道で笹など低木が多い環境です。ここではコルリ、アオジの仲間、ウグイスの仲間など確認。またこの日はじっくりとカラスバト、マミジロキビタキも確認することができました。

 

タチツボスミレ

見島のタチツボスミレは葉脈の溝が深くて珍種かと思ってしまいました(笑)

今回の遠征では、はじめて見た鳥が5種と嬉しい結果でした。

あっという間の3日間、名残惜しい思いでしたが島を後にしました。

ぜひまた訪れたいと思います。

 

最後に

見島に誘っていただき、準備や手配いただきました大阪のFさん、Iさん、Aさんにお礼申し上げます。

 

[確認した鳥]

カルガモ、カイツブリ、カラスバト、キジバト、アオバト、オオミズナギドリ、ウミウ、ミゾゴイ、アカガシラサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、クロサギ、アマツバメ、ムナグロ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギ、ソリハシシギ、イソシギ、オバシギ、ウミネコ、カンムリウミスズメ、ミサゴ、トビ、サシバ、カワセミ、チョウゲンボウ、サンショウクイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ギンムクドリ、ムクドリ、コムクドリ、トラツグミ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、コマドリ、ノゴマ、コルリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、コサメビタキ、マミジロキビタ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、ビンズイ、ムネアカタビバリ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、ノジコ、アオジ、シマアカモズ (87種)