小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

3/11(日)銚子・波崎(その2)

2012-03-24 | 野鳥 千葉探鳥地

銚子漁港へ移動。

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第1漁港付近でピーターさんに会えました。

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合流して早速カモメチェック!

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ミツユビカモメ/Black-legged Kittiwake(第1回冬羽)

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YouTube: 千葉・銚子/ミツユビカモメ・幼鳥(2012.03.11)

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ミツユビカモメ/Black-legged Kittiwake(成鳥冬羽)

大きさは40cm、ウミネコと同等のサイズです。足は黒色、嘴も黄色で無斑、眼の後ろにヘッドホンでもしているような黒班があります。とても可愛い、人気のあるカモメです。

足の色が赤いアカアシミツユビカモメも冬期は要チェックです。

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ピーターさんがカモメにおもむろに近づき・・・

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な・な・なんと!捕まえちゃった。

さすが、カモメのことには手慣れていますね。

この直後から私はピーターさんのことを”Master Peter(ピーター師匠)”と呼んでいました(笑)

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羽図鑑にも載っていない、いいサンプルになりそうです。

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すごくおとなしいミツユビカモメ、程なくリリースしました。

ミツユビカモメくん、ありがとう!


3/11(日)銚子・波崎

2012-03-23 | 野鳥 千葉探鳥地

今シーズン初めてのカモメ観察です。

1月上旬にメールをいただいたベルギーのPeter Adriaens(ピーター)さんへ会いに行くことが目的でした。

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波崎漁港

ピーターさんは、2010.01に同じく銚子でお会いしたイギリスのChris Gibbins さんの友人で、この度、カモメを観るために来日なさいました。

<参考>ChrisさんのHPです。カモメ情報満載で面白いです。

http://chrisgibbins-gullsbirds.blogspot.com/

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カモメではなくピーターさんを探しています!

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通りすがりに・・・発見!

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ハイイロヒレアシシギ

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何やらこちらが気になる様子・・・

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ポーズをきめていただいている様なので、では一枚!

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ウミネコ/Black-Taild Gull(成鳥)

大きさは45cm、足は黄色、上面は濃青灰色、初列翼先端は黒色。飛翔時に尾羽に黒帯があるので一目瞭然です。この個体は頭が白く夏羽のようです。

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ウミネコ/Black-Taild Gull(第3回冬羽)

嘴が灰緑色を帯び、黒斑が大きい。初列風切の先端に白斑がほとんど無い。

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カモメ/Mew Gull(第3回冬羽)

大きさは45cm、足は黄色、嘴も黄色で無斑、上面は濃青灰色、そして胸から頭にかけて胡麻塩状態。画像の個体は嘴に黒い班が残っているため第3回と分かります。

この日の波崎漁港では、スズガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハイイイロヒレアシシギのほかウミスズメも見ることができラッキーでした。

 

 

【参考】 銚子で見ることができるカモメの種類

識別のポイントは大型、中型、小型に大分される。また、大型カモメは「足」「嘴」「上面」「初列翼先端の色」で判別します。

 

・小型 ユリカモメ、ミツユビカモメ、ズグロカモメ(希)、アカアシミツユビカモメ(希)、ゾウゲカモメ(希)、ヒメクビワカモメ(希)、ワライカモメ(希)、ボナパルトカモメ(希)
・中型 カモメ、ウミネコ、クロワカモメ(希)
・大型 セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、カナダカモメ(少)、ホイグリンカモメ(少)、アイスランドカモメ(希)、モンゴルセグロカモメ(希)、アメリカセグロカモメ(希)等々


3/4(日)栃木・渡良瀬遊水地

2012-03-09 | 野鳥 北関東探鳥地

今シーズン2回目の渡良瀬遊水地です。

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毎年恒例の渡良瀬遊水地の「野焼き」ですが、今年(2012年)は中止となったとのこと。放射性物質を含む葦の灰が、各地へ飛散させないためだそうです。

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年始から水抜きが行われており、今は遊水地(谷中湖)の湖底が見えています。

タゲリやイカルチドリ、カモ類ではカワアイサ、ミコアイサ、トモエガモなどが確認できました。ミサゴやセグロカモメ、ウミネコなども魚を狙って集まってきていました。

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オオバン、ホシハジロ

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ミコアイサ

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オカヨシガモ

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今シーズンは150羽以上の「マガン」の群れが飛来していました。100羽単位の飛来は15年ぶりだそうです。

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オオジュリン

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ノスリ

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ベニマシコ

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珍しく地面に降りて採食しています。

数少ない屋敷林や公園の木々には小鳥達が、池にはカモ類が、草原には猛禽が・・・

1日では探鳥しきれない広さです。

最後にハイイロチュウヒの塒入りを観察し、満足感いっぱいで帰路につきました。

 

 

今回、探鳥を企画いただいた日本野鳥の会/千葉支部のWさん、自動車移動でお世話になったNさん、講師&案内いただいたUさん、色々とお世話になりありがとうございました。

[確認した鳥]
カワウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバン、カルガモ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、トモエガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、マガン、コサギ、ダイサギ、アオサギ、タゲリ、イカルチドリ、トビ、ミサゴ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、オオタカ、ツグミ、シメ、オオジュリン、アオジ、ウグイス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ジョウビタキ、ベニマシコ、カワラヒワ、ホオジロ、モズ、ムクドリ、ヒヨドリ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、キジバト、ハシブト、ハシボソ、スズメ


3/3(土)東京湾奥部

2012-03-03 | 野鳥 千葉探鳥地

年末以来、久しぶりに干潟へ行ってきました。

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昨晩までの雨が嘘のように快晴でした。干潮時刻に少し遅れて到着(ベストは干潮2-3時間前)、更にこの日は小潮(若潮)だったせいか少し鳥影の少なかったです。

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シロチドリ 雄雌の差異がよく分かりますね。

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ハマシギ

体長21cm、以前この干潟でアラスカから8千㎞旅してきたフラッグ(標識)をつけた個体を見つけたことがありました。この小さな身体でスゴイですね!

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ハマシギはいつも仲間と団体行動。多いときには2千羽以上の群れになって干潟に飛んできます。全員で同じ方向に急旋回し、お腹を見せたり背中を見せたりして輝きを変えます。キラキラと輝く様子は、干潟の冬の風物詩のひとつです。

 

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ハマシギの群れ

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ミヤコドリ

食事を終え、遠く防波堤の上で日向ぼっこでしょうか。

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カモメ

この日はカモメ類の姿が多く目立ちました。

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ハジロカイツブリ  もう夏羽に変わっていました。

 

もう少し早ければダイシャクシギも居たらしいですが、ビロードキンクロの姿は無く、スズガモなどカモ類の姿もかなり少なくなっていました。北方へ移動してしまったのでしょうか。

 
 
 

[確認した鳥]

カワウ、ハジロカイツブリ、アオサギ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、ダイゼン、ミヤコドリ、オオバン、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ハマシギ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、タヒバリ、オオジュリン、ユリカモメ、カモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、ハシブトガラス