青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

「自分大好き人間」。

2013年03月03日 23時27分13秒 | 青裸々日記。
亀戸天満宮の梅の花(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 「あなたは自分が大好きなんですね」と言われたら、普通は嫌な気分になりますよね。
 「自分大好き」ということは、「話し相手や他人はどうでもいい」という意味にもなりかねないからです。
 そうすると、「自分を落として、どこかいじけたような生き方や考え方」が正解であるかのようにも思えてくるかもしれませんが、
 現実に、自分を好きでいられないとか、認められないでいて、それで生きやすくなるか、他人に親切にできるかといえば、
 必ずしもそうとは限らないのではないでしょうか?


 自己嫌悪感という感情は、相当しんどい感情だと思いませんか。
 自分の部屋の居心地が悪いと不快感を覚えるものですが、
 それが自分自身ともなると、生きていること自体が辛くもなるものです。

 さて、そのつらい状態で、果たして人に優しくしたり、思いやりを持てるかといえば、
 まず難しいと思うのです。
 あるいは、仮に人への気持ちを持てたとして、
 心の荷が重いか軽いかでは、やれることだって、違ってくるのではないでしょうか。


 さあ、そうなると、困ってしまいますよね(笑)
 「自分が大好きなんだね」と後ろ指をさされるようだと、人に嫌われます。
 そうとは言えど、自分を下げて嫌っていればいいかといえば、それもうまくいかない。

 …と、ここには盲点があるのです。


 皆さんは、好きな人に、人に嫌われるようなことを願ったりするでしょうか。
 違いますよね。
 嫌われるようなことが少なくなるよう、一緒に頑張ってみる、
 これが、好きな人に対する考え方ではないでしょうか。


 ということは。
 「自分が大好きなんだね」と言われるようなら、むしろ、本当の意味でもっと自分を大切にしてみては?という考え方をしていけば、
 劇的に人間関係も変わると思うのですね



 自分を大切に思えばこそ、人に対しても無私の心を差し出す尊さを知ろうという気持ちになるわけです
 無私の心がわかっているから、人に対しても惜しみなく出し切ることができる
 我欲と縁を絶てるのです


 自分が大好きだという気持ち、大いに結構です。
 ですが、大好きだからこそ、「自分だけ」で終わらない姿勢が、重要になってくるのです。

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