日々のつれづれ(5代目)

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2021年5月1日 【ハイク】歩いて巡る鎌倉三十三観音(1)

2021-05-24 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 坂東・西国・秩父の計百観音巡礼は、意外と早く発願から一年で結願しそう(長野へのお礼参りが残っているが)。先日書いた通り、引き続き三十三観音巡りをしてみようと思う。「ステイ県内」の叫ばれたGW、ならばと予定を前倒しして鎌倉を巡ることにした。今回も、お供は会社の後輩クッチー君。もっとも彼は三十三観音を巡り終わっており、今回は二巡目ではなく、何カ所か重なっている「鎌倉二十四地蔵尊」をすると言う。なのに、目的外含め一緒に歩いてくれるナイスガイである。巡り方は、以下の通りにしようと思う。
・1日の初めの寺までと、最後の寺からは公共交通機関の利用を可とし、その他は原則として歩く
・寺から寺への移動は、歩くものとする
・参拝順序は霊場番号に拠らず、任意(近い順)とする

 発願の日は鎌倉駅で待ち合わせ、バスで一番札所に向かった。快晴、気持ち良く歩けそうである。

(1)大蔵山 杉本寺(写真)
 坂東三十三か所と同じく一番とは超重要ポジションな杉本寺。苔むした石段がいい。境内もいい。坂東のとき以上に、寺の良さを感じるのは少しは審美眼ができたから?新しい納経帳に「発願」印もいただいた。ちなみに今度は、見開きの両面を使うことにする。

(10)功臣山 報国寺
 ここは「竹寺」の通称を持つ竹林がみごと。若竹の緑が風にそよぎ美しかった。

(9)稲荷山 浄妙寺
 地名は浄「明」寺なのに寺名は浄「妙」寺なのは不思議だが、もちろん理由があってガイドブックに書かれていた。高い木が少なく明るい境内に大きな緑屋根の伽藍がドーン。

(8)飯盛山 明王院
 小ぢんまりとした境内。シブい茅葺屋根が、前の浄妙寺と対照的。

(7)岩蔵山 光触寺(こうそくじ)
 この一連の寺で最も奥まった場所、道路はこの手前から朝比奈峠に向けて勾配がきつくなってゆく。境内に他の参拝客の姿はなく、庭仕事をしていた住職から「鎌倉(駅の方)は人が出ていましたか」と尋ねられた。ここは全く人が来ないとのこと、おかげで静かな居心地よい空間を楽しめた。

(6)錦屏山 瑞泉寺
 明石橋脇のコンビニで昼の弁当を買い、店の前で食べる。事前リサーチで明王院脇から山越えして瑞泉寺近くへ降りるハイキングコースがあることに気付き、地元の人に聞いたりして何とかアプローチ。いわゆる天園コースのサブルートのようだ。笹薮を抜けたり雑木林を抜けたり、住宅街すぐ上の崖上を通ったりと鎌倉らしい道で通常ルートよりショートカットできたんだけど、もともと膝の弱いクッチーにはきつかったようで申し訳なし。夢窓国師の作とされる瑞泉寺庭園は相変わらず美しく、背後の山の緑が目に染みる。

(番外)永福寺跡
 ルート脇の寺院跡だが、池には水が張られ、並ぶ礎石から伽藍の規模が偲ばれた。

(番外)鎌倉宮
 自分にとって鎌倉の神社と言えば鶴岡八幡宮であり、ここは過去にも来たことがなかった。が、なかなかの規模と格式。

(番外)覚園寺
 クッチーの目的・鎌倉二十四地蔵尊のお寺を訪問。薬師堂の薬師三尊、十二神将像など特に素晴らしく、斜面に展開する境内も感じよく、思いがけぬ掘り出し物だった。 

(5)満光山 来迎寺
 覚園寺からまさかの雨。途中の店「武士」で十割そばを食しつつ雨宿り、止みかけたところで歩き始めたが次第に本降りに。今日に限って傘を持ってこなかった。かなり濡れて来迎寺着、ご朱印(鎌倉では納経印と言う文字を見かけない)は書き置きで残念。

 クッチーの膝はかなり傷むようで、足を引き摺って歩くようになった。雨も本降りだし、あと一カ所回る予定を中止、タクシーを呼び鎌倉駅まで。今日の振り返りと次回の計画を練るべくコーヒーショップに入っていたら、雨は上がり陽射しが戻ってきた。最後は残念だったが、新たなスタートが切れた1日だった。

本日の参拝箇所数:7カ寺
総参拝箇所数:7カ寺
本日の歩数:約21,000歩
総歩数:約21,000歩
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