日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【映画】劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- (過去篇・未来篇)

2015-05-17 21:13:23 | 本・映画・展覧会
 TVでやったシリーズもののダイジェスト版(過去編)と、その後を描いた劇場版(未来編)が連続で公開され、オリジナルを見ていなかったのだが映画館の無料チケットが期限切れになりそうだったので観てみた。「京アニ」作品でクオリティが保証されていることと、「けいおん!」に似たキャラクタデザインに惹かれたのも理由。

 ストーリーはSFちっくで、異空間(異なる世界)が現れるためこういうストーリー展開に慣れていない身は話を理解するのに戸惑ったが慣れれば十分に楽しめた。その一方でシュールなギャグ、登場人物の妙に拘った設定(妹フェチ、眼鏡フェチ、盆栽マニア…)が何ともギャップあり、受け入れるのに抵抗ある人も多そう。ストーリーとは関係ないこうした細かな人物設定や生活描写が日本アニメの特徴らしい。でしょうね。

 TVシリーズを観ていれば改めて観る必要もなさそうな「過去編」だが、映画で初見の身には唐突感を覚える主人公たちのダンスPV、その身体の動きのアニメーションの見事さなどおよそストーリーと関係ない部分の拘った作りに感心してしまった。たぶん実際にダンサーが踊って、モーションキャプチャーしてセルを起こしているんだろうなぁ。

 で、過去篇の最後はハッピーエンドであるかに見えたストーリーが未来篇では再びダークな展開となり、最後はどう捉えれば良いのでしょう?誰のために生きるかとか、運命と言うものがあるのならどう受け入れるかとか、けっこう難しいストーリーで、単純に可愛いキャラが出てきて派手な戦闘シーンがあってってレベルではないのはさすが京アニか。

 TVシリーズ→未来篇はアリかもしれないけどいきなり未来篇はワケわかめになるのでお勧めしません。結局その後、ブラジル旅行のホテルでTVシリーズとスピンオフ作品全部観てしまった…

 過去編:2015年4月 7日 川崎・チネチッタにて
 未来編:2015年4月27日 川崎・チネチッタにて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年5月2日 【旅行】みなみ南米ほぼ制覇の旅(4)

2015-05-17 15:41:31 | 旅行・ハイク&ウォーク
 サンパウロの街はあまり面白くないので、日帰りでどこかの街を訪問しようと思ったがリオデジャネイロやブラジリアへ行くツアーを申し込みそびれ、ガイドブックを読み直していたらサントスに気付いた。移民上陸の地、コーヒー輸出の地。バスで1時間程度とある。

 地下鉄1号線の終点Jabaquara駅に隣接するバスターミナルから頻発するバスでサントスへ、高速を走って最後は箱根のような急勾配を一気に駆け下る。途端に暑くなった。Tシャツ1枚で歩けそう。

 まずモンセラーの丘に登る年代物のケーブルカーに乗車し、街の概要を掴む。バスターミナルや港のある旧市街と、ビーチや高いビルが林立する新市街に分かれ両者の距離は3kmほどか。丘を降り路線バスでビーチへ、遠回りする路線を選び街の様子を眺めながらゆく。

 快晴で長いビーチは大賑わい。裸足になって砂浜を歩き、パラソルの下の椅子に陣取り、それらを出している屋台で缶ビール1本買ってのんびりする。日本の海の家よりよっぽどリーズナブルだ。夏を先取り、気分が良い♪

 再び砂浜を歩いたのち、旧市街とを結ぶメインのANA COSTA通りをてくてく歩いてゆく。1時間半ほどで旧市街、ちょっと疲れた。旧市街には観光用トラムが走るが満員で乗車は断念、旧コーヒー取引所の建物を利用したコーヒー博物館を見学して土産にコーヒーを買ったり、サントスが生んだサッカーの世界的ヒーロー・ペレの博物館を観たり、トラムの車庫に入れて貰ったり。

 昔日の栄華はなく今はリゾート地として栄えていそうな街だったが良い訪問だった。帰りのバスは乗った瞬間に爆睡、急坂を通ったのだろうが気付かず目が覚めたらサンパウロ終着の数分前だった。ホテル近くで夕食して部屋に戻り、明朝早くの出発に備え荷造り。

 San Juan Hotel泊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年5月1日 【旅行】みなみ南米ほぼ制覇の旅(3)

2015-05-17 07:14:29 | 旅行・ハイク&ウォーク

 ブラジルの2大都市の一方リオデジャネイロと比べ、サンパウロの観光名所は多くない。何はともあれ訪れたいのは日本人街。移民記念館もある。
きのう空港からのバスで知り合った日本からの旅行者と待合せて見学することにして、そこまでの道のり3kmくらいかな?を歩いていった。ちょうど良い市内見物だ。

 ホテルからセー広場へ、セー広場から日系人街へ。旧市街を辿る感じになる。道にゴミが多いのが気になる。そして昨晩も数多く見たのだが、ホームレスの姿が珍しくない。そこここにウジャウジャというわけではないが、数百m歩けば一人は居そうだ。気候は夏から秋に変わる感じ、冬に向かって気持ちも暗くなりそうだ。幸いヤバそうな視線を浴びたり、妙に付き纏われたりすることはない。天気は快晴、そうした地表付近を見なければ澄んだ青空と風格ある町並み。

 日本人街の一帯は傾斜地にある。大通りから一段下がった底の通りがメインストリートなのか?日系ショップがぎっしり並んでいるわけではなく、ポツポツと店がある程度。だが多くの店は日系の食料品や雑貨屋、或いは日本の映画のDVDレンタル屋。到着時はまだ多くが開店前で何か寂れた通りと言う印象だったが、後刻もう一回りした時は大勢の人で賑わい一方通行の道路は渋滞していた。どうせなら地元政府に働きかけて、歩行者天国にしたりもっと日本ぽい町並みにしたらより集客できそうだが、日本政府としてはそんな投資は認められないだろうか。

 そしてブラジル日本移民資料館だが、何と休館!そうか、今日はメーデーだった…海外では5月1日のみ臨時休館となる施設が少なくない。ぬかった…そして、昨日行きそびれて今日訪れた日系旅行会社も休み。こうなると昨日、部屋で休憩などせずとっとと街へ出て、移民資料館と旅行代理店へ行けば良かったと悔やまれる。明日出直す?ちょっと考えます…

 落ち合った旅行者氏と日本人街を散策、夕方までもう少し時間があるので昨日の空港バスから見た立派な造りの駅を見て、郊外電車に数駅乗ってみようということになった。地下鉄1号線でLuz駅へ、すぐ近くに何やら博物館があり入ってみる。ポルトガル語博物館らしく、世界における主要言語の通用圏や道具の展示があり意外と楽しめた。そして立派なLuz駅から発車する郊外電車7号線(線番号は地下鉄と一元管理)で数駅。ホームから上の道路にあがり、近くに見えたガソリンスタンドで飲み物を買いテーブルに座ってのんびり、のどかな午後。

 市内に戻り、旅行者氏と別れてホテルへ戻り昼寝。やはり12時間の時差は1日動き回るのにはキツい。起きたらやっぱり夜で、メーデーで開いている店も少なく、こともあろうに「すき家」で夕食。これはこれで面白い。「ワンオペ」ではなかったが従業員は投げやりな態度で、牛丼は鍋の底にあったらしく妙に濃い味がした。でも旨かった。

 San Juan Hotel泊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする