日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】ベイマックス

2015-05-14 22:50:00 | 本・映画・展覧会
 なんだかんだで公開時は見逃した作品だがもうDVDが販売されており、機内でも観ることができた。これじゃ映画館に人が入らないのも無理ないかなぁ。

 神社の鈴にインスパイアされてデザインされた、ほんわかとした表情(?)を持つケアロボット・ベイマックス。基本的にもっさりした動作とどんな時でも抑揚なくマイペースな合成音声が見る者を和ませてくれそうだ。亡き兄(タダシ)の開発したこのロボットにつきまとわれ最初は迷惑がる引きこもりの主人公(ヒロ)だが、ふとしたきっかけから外の世界に戻り、兄の学友達と協力して兄の死の真相に関する悪事を糾弾することとなり…

 舞台はサンフランシスコとトーキョー(東京)をミックスさせた街「サンフランソーキョー」だが、日本の風物や文字が山ほど出てきてこれって日本向け作品?それとも日本作品?と思ってしまった(答:どちらも違う)。日本のアニメ作品とは全く異なる登場人物の動きや背景の描き方などを比較しながら見て興味深かった。作中登場する「マイクロマシン」の気味悪いほどの動きは圧巻。

 勧善懲悪もの、アクションストーリーものでなく家族愛や友情が強く感じられる作品だった。

 2015年4月29日 DL便(東京→ロスアンゼルス)機中にて
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【本】井上章一著 「ハゲとビキニとサンバの国―ブラジル邪推紀行」(新潮新書)

2015-05-14 07:46:12 | 本・映画・展覧会
 「ブラジル本」、前書でしっかり国の成り立ちから構成まで知ったところで今度は柔らかいテーマで一冊。

 今回はサンパウロしか訪問せず、水着美女で有名なコパカバーナやイパネマがあるリオデジャネイロへは行かないが、やはりビキニなんだなぁとタイトル見てまず思う。そしてサンバは分かるにしてもハゲ!?

 ブラジル庶民の世俗的なヨタ話のオンパレード、旅する上での情報にはならないがこういう人々が居るんだという予備知識にはなる。もちろん面白さでは本書の方が前者より数段上だ。しかし読めば読むほど、面白そうなのはリオデジャネイロであってサンパウロなぞ行くべきじゃないって気がしてくる…飛行機の都合もあるんだけど、航空券を決めちゃう前に読むべきだったかなぁ。

 2015年3月25日 通勤電車にて読了
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