カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ドースタナ~

2021年06月25日 21時33分59秒 | 映画 / MOVIE

2008年の作品、タイトルはヒンディー語で「友情」。
アメリカのマイアミを舞台にした、二人の男性と一人の女性との
友情物語であるが、男性二人がゲイを装うが次第に女性を
愛してしまう。

インドが舞台であるとゲイと言うテーマは難しいが、
マイアミであるがために軽いテンポで演じられている。
アビシェーク・バッチャンとジョン・アブラハムと言う、
見事な肉体派が二人(笑)ハード・ゲイだわ。

ゲイ達者なボーマン・イラーニはともかくアビシェークも
見事なゲイぶりだった。

  <ストーリー> 

サム(アビシェーク・バッチャン)が母親からの電話で目覚める。
隣には女性が・・・。家の中をあさりベランダでコーンフレークを
食べている所に、同じく女性の隣で目覚めた家主のクナル
(ジョン・アブラハム)がやってくる。二人は初対面のよう。

翌日、看護師のサムは仕事を終えてタクシーを拾う。カメラマンの
クナルもタクシーを拾い、同じタクシーの中で再会し、なんと
同じ賃貸のフラットを見るために同行する。1つの部屋にはネハ
(プリヤンカー・チョープラ)が住んでいるため、叔母は
女性のシェアメイトを探していた。

どうしても部屋を借りたいサムは名案を思い付き二人はゲイの
カップルだと偽りボディーガードを引き受ける事を条件に
賃貸契約を申し出る。

3人はシェアメイトとして良い関係を築いていく。ネハは
ファッション関係の会社のボスM(ボーマン・イラーニ)が
引退する事になりMに取り入るために自宅でパーティを開き招待する。
仕方なくサムとクナルはゲイのMに合わせてダンスを踊る。
そこへサムの母親(キッロン・ケール)がやってきて息子が
ゲイである事にショックを受ける。

Mは後任にアビマニュー(ボビー・デオル)を指名し、ネハは
サムの母親に慰められる。両親のいないネハは母親の愛を感じ、
サムとクナルの愛について話し、母親もそれを受け入れる。

ある日ネハは街で少年にアイスクリームを買ってやるが、
それはアビマニューの息子で母親が出て行った事を知る。
クナルが撮影で家を空けていた日にサムはネハに自分が、
撮りためていた写真をアルバムにしてプレゼントする。
ネハはサムがゲイだと思っているため愛には気づいていない。

クナルはサムがネハを愛している事を知り、サムを出し抜いて、
ネハの誕生日を二人で祝うがネハはクナルがゲイだと信じているため、
やはり愛には気づかなかった。アビマニューがネハとデートを
始めるとサムとクナルは嘘のアドバイスをして妨害する。そして、
アビマニューの息子を騙しネハを嫌うように仕向ける。

二人はネハに実はゲイではない事と愛している事を告げる。
アビマニューはネハにプロポーズしようとしたが、
息子が同意しなかったため取りやめる。失意のネハは、
ルームシェアを解消し二人に出ていくように告げる。

裁判所で在住許可を取るサムとクナル。二人は友情に感謝し
抱き合うがそこにネハがいない事を残念に思い会いに行く。
ショーの会場で二人はネハに嘘をついていた事、傷つけて
しまった事を謝罪しアビマニューとの結婚がいつか聞く。
ネハとアビマニューは息子が原因で別れた事を知る。

二人はステージ上からネハに許しを請うが、アビマニューが
ネハの許しを得るために二人にキスするよう求めると、
拒んでいた二人はキスをする、そしてアビマニューに、
ネハと結婚するように求めアビマニューはプロポーズする。

2か月後、サムとクナルの間にネハがいてビールを飲んでいる。
ネハが芝居をしていた二人の間に愛が芽生えたのか?と問うと、
二人はステージ上でのキスを思い出し吹き出す。

 けっこう笑えた。どんでん返し等はなく面倒くさいストーリー
 ではなかったが、3人の関係、そして叔母や母親、ボスのM、
 アビマニューと息子など関係者もアクセントになっていて
 期待以上に面白かった。

 インド映画ファンなら感動できるシーンとしては、
 名作「クチュ・クチュ・ホーター・ヘー」をバックに、
 クナルがネハをダンスに誘うシーン。見事な演出だった。


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