カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

事務手続。その2

2010年08月20日 08時11分59秒 | 日記 / DAIRY
相続の諸手続きと届出がすべてわかる本

成美堂出版

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相続・・・資産家の場合は多数あるだろうが、
我が家の場合は預金と不動産であった。

 口座名義人が死亡した場合、口座が凍結されるので、
相続手続きをする前にもし必要であれば、
必要なお金を引き出しておいた方が良い。

相続手続きの必要書類は金融機関によって異なるが、
被相続人(死亡した人)の婚姻から死亡までの戸籍謄本は最低限必要である。
これは、相続人の人数や有無を確認をするためだ。

この他には、相続人の印鑑登録証や住民票、
振込口座の通帳や印鑑が必要だったりする。

 不動産(土地家屋)を所有している場合、
固定資産税の支払いのため名義人の変更が必要。
また登記の名義変更も必要となる。

我が家の場合、もともと親戚の物だったのだが不要という事で、
10数年前に両親が購入した物だった。
私が生まれ育った土地でもないし、思い出のある家でもない。
インド永住を決意した時点で、父には手放す事は話してあった。

我が家の住所は上越市でも高級住宅地であるのだが、
面積と立地条件からして、それほどの価値があるとは思えなかった。
家屋も雨漏りこそしていないが、所々でガタがきている。
資産価値を見積もってもらったら、本当に予想通りだった。
購入した時の値段より半値以下に値下がりしている事を、
父が知ったら残念がるだろう。

さて、不動産登記だが、海外在住の場合は、
居住している国の日本大使館などで「在留証明」を発行してもらう必要がある。
インドへ戻ってから手続きをしなければ。


 では、相続税はどうだろうか? 
今まで経験が無かったので初めて知ったのだが・・・
相続した資産合計が6000万円以下の場合は不要である。

我が家のような新潟県でも有数の資産家の場合(冗談)、
全く必要ないのだった。

それから死亡した人の確定申告は、
相続が開始(死亡)した日から4ヶ月以内にする必要があるが、
年間収入が159万円未満の場合は、確定申告をする必要すらないそうだ。

亡き父は年金生活者だったのだが、高額所得者(笑)だったので、
社会保険事務所から「源泉徴収票」をもらい申告する必要があった。
(これは、手続きから3ヶ月後位経てば自動的に郵送されるそうだ。)

また、医療費控除や保険料控除などがある場合は、
確定申告をすれば還付金がある可能性がある。

まだ全てが終了したわけではないが、なかなか厄介であった。

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コメント (2)
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