カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

人類の芸術文化のルーツを観る展

2008年11月24日 09時49分59秒 | インド / INDIA
東京の西葛西と言えば・・・インド人居住地区である。
その西葛西と葛西の間にある関口美術館で
「人類の芸術文化のルーツを観る展」が行われている。

新潟県十日町市にあるミティラー美術館で制作された、
絵画やテラコッタが展示されている。
 (一部、販売作品もあり。)
 お金があれば欲しかった・・・。
       飾る場所はないけど・・・・。

               

 ミティラー画は、インド西部のビハール州北部から、
ネパールにかけて壁画などとして描かれている。

79歳のカルプーリー・デヴィさんの描いたミティラー画。
     「チャクバ」
       


ちょうど私が訪れた時も制作中であった。
ヒンディー語で挨拶をすると手を休めて説明してくれた。
英語と片言の日本語の単語を交えた解りやすい話したっだ。
私がヒンディー語を少し理解出来ると言うと、
とても喜んでくれて3ヶ国語チャンポンの説明になった。

土や植物の色彩を使った自然の色であると言っていた。
始めに黒色で全体図の縁取りを書き、
次にいろんな色で着色していく。

実は彼女達はイベントがあるたびに日本を訪れており、
ナマステ・インディア等でもお見かけした事が何度かあったのだが、
こうして会話をしたのは初めてだった。

                  

ワルリー画は、西インドのマハラーシュトラ州ターネー県の
ワルリー族によって描かれる。
米を砕いて水に溶かした物を用いて壁などに描かれる。

シャンタラーム・ゴルカナさんが描いた
「月から雪の大地に落ちた枯葉」。
6度目の来日時に描かれたそうだ。
            


11月30日(日)まで開催中。

詳しくは  こちら

 土日はボーワ・デヴィさんとカルプーリー・デヴィさんが
ミティラー画を描いてくれています。

旅行人2004年秋号
 インド民俗画の世界


旅行人

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 ≪ 関連記事 ≫ 

【ミティラー美術館】その①
【ミティラー美術館】その②
こんなところでワルリー画



   
コメント (2)
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