カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インドへ

2008年04月29日 20時45分59秒 | インド / INDIA

インドへ (1977年)
横尾 忠則
文芸春秋

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1997年・・・今から11年前、私は初めてインドへ行った。
初めての海外一人旅であった。

今でこそ当たり前のように年に1度はインド里帰りをしているが、
そりゃあもう・・地の果てに行くような心境だった。

 不安と好奇心から何かに取り付かれたように、
インドに関する本を片っ端から読みあさった。
ガイドブックはもちろんの事、旅行記、小説、料理本、
宗教に関する物まで読んだ。

       

この本もタイトルに惹かれて買ってしまった。

その中で・・・心に残った一節があった。

それは横尾忠則氏が、
三島由紀夫氏に言われた言葉だった。

 「インドには、
    人それぞれに行く時期が必ず自然に訪れる。」
 

インドへ行くべき人は、その時が来たなら、
導かれるようにインドに呼ばれると言う。

私も1997年より前にインドへ行こうと言う話があった。
友人と2人、パック旅行だった。しかし結局は行かなかった。

おそらくこの時はまだインドへ行く時期ではなかったのだろう。
この「インドへ」を読んでそう確信した。

横尾氏の時代(1970年代)は、
ビートルズやヒッピーの影響を強く受けた時代であったから、
怪しげなLSD体験もところどころに書かれている。

私がインドへ向った背景とは全く異なるのだが、
何か強烈なインパクトがあった。



   
コメント (8)
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