カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

「不動心」と「勇往邁進」

2007年11月17日 23時57分59秒 | スポーツ / SPORTS
一つの時代を築き上げ、
勇気と感動を与えてくれた二人の選手の引退式と
特別スパーリングが後楽園ホールで行われた。

ボクシングスタイルは好対照な二人だけれど、
どちらもボクシングの面白さを教えてくれた。

ボクシングは永久に不滅です。

             

第44代日本ライト級チャンピオン
第34代東洋太平洋ライト級チャンピオン


  「不動心」 坂本 博之(角海老宝石)
              47戦39勝(29KO)7敗1分
              (写真:白色のトランクス)

坂本選手は今年1月6日の引退試合以来。
左右のフックを大きく振るいながら前進する、
その迫力、存在感は今夜も健在であった。

一瞬ではあったけれど世界チャンピオンのベルトに
手がかかったセラノ戦、名勝負と言われた「畑山戦」
今でも忘れられない。

ボクシングスタイルは攻撃的で、
観ていて面白かった。またボクシングだけでなく、
坂本選手の生き様には多くの人々が胸を打たれ、
熱狂し、感動し、共感し、そして涙した。

       

第39代日本スーパーフェザー級チャンピオン
第33代東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン


  「勇往邁進」 本望 信人(角海老宝石)
                36戦29勝(5KO)5敗2分
                (写真:青色のトランクス)

本望選手はボクシング人生の集大成を見せてくれた、
5月3日のバレロ戦から半年振り。
まだまだ軽やかなフットワークと牛若丸のような身のこなしで、
今夜も坂本選手を翻弄した。

21勝全KO勝のチャンピオン・バレロ選手でさえも、
パンチをクリーンにヒットさせる事が出来なかった、
卓越したデフェンス技術。

確かにボクシングの醍醐味や魅力はKOではあるけれど、
相手の攻撃を紙一重の所でかわしながら、
一瞬のスキにパンチを当てポイントを取る。
このテクニックで唸らせてくれた。

       


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コメント (2)
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