カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~夫になりたかった幽霊 ~

2007年11月11日 20時52分59秒 | 映画 / MOVIE
「インド映画の輝き」で上映された名作の一つ。

ランジャスターン地方の民話を
1973年に映画化した作品。
監修は私がヒンディー語を習っている岡口良子先生だった。

2005年にシャー・ルク・カーン主演でリメイクされた。

         

幽霊が住んでいる菩提樹の下を、
結婚式帰りの新郎新婦を乗せた牛車が通りがかる。
 美しい新婦を見た幽霊は恋におちる。

 幽霊は出稼ぎに行った夫の留守に家に入ると、
夫に成りすまして新婦と生活を送り、子供まで作ってしまう。

夫が帰って来て、さあ大変。

どちらが本当の夫か?誰にもわからない。
そこで僧侶が二人に問題を出す。

 1.鎌を怖がらすに口に入れる事が出来た方が本当の夫である。
 2.10数える間に羊を集めた方が本当の夫である。

僧侶は皮袋の水を飲むとこう言った。

 3.この袋に入った方が本当の夫である!

幽霊は喜び勇んで袋に入ってしまい、
そのまま井戸の底に沈められてしまった。

フィルム状態が悪かった所をカットしたのだと思うが、
静止画にナレーションをつけたようなシーンが多く
眠くなってしまった。

  後日、岡口先生にこの事を聞いたところ、
  こう言う技法だとの事だった。
   へぇ~、へぇ~、へぇ~、へぇ~・・・

ラジャスターンの衣装が美しい映画を観たければ
リメイク版がいいだろう。
    

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