カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

今日のヨーガ

2007年11月24日 00時38分56秒 | インド / INDIA
一口にヨーガと言っても、たくさんの種類がある。
ハタ、アシュタンガ、シヴァナンダ、ラージャ、
アイアンガー、カルマ、クリパル、ラッフイング、
アヌサラ・・・・etc。

そもそもヨーガと言う言葉の意味は、
「つなぐ」とか「結びつける」と言う意味であり、
精神と身体、自分と周りの世界、あなたと私・・・等を
ひとつにつなぐのが目的である。

その手法が、アーサナ(ポーズ)であったり、
呼吸法であったり、チャンティング(真言を唱えること)、
瞑想であったり、心から笑う事だったりするわけで、
音楽を聴く事であっても差し支えはない。

       

さて今日のヨーガは・・・・
「音ヨーガ」(ナダヨーガ)である。

心を鎮めた深い静寂の中に微かに聴こえてくる音。
インド哲学では、宇宙は音(波動)によって成り立ち、
人間の高次の目的は宇宙の根源音と共鳴し、
宇宙意識と一体化する事とされている。

今夜はインドの伝統的なタブラ(太鼓)奏者のタイが、
弦楽器サロードを弾くスチーブと共演した。

     

サロードとはシタールに似た弦楽器で、
胴体は一本の木をくりぬいて、
音が反響するように作られている。
25本の弦があり、10本の音階を奏でる弦と、
それに共鳴する15本の弦からなっている。
ピックはココナッツから自分で作るそうだ。

最初の曲が1時間を越えるロングバージョン、
95%がアドリブと言うインド音楽にあるように、
タブラとサロードの会話(掛け合い)が見事だった。

休憩を挟み質疑応答の後、
さらに2曲を演奏、エンディングの曲は、
バンスーリーと言う低音で穏やかな優しい音色の笛が加わり、
満足のステージだった。

      
コメント (2)
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