カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~BAABUL~

2007年07月29日 21時33分59秒 | 映画 / MOVIE
さてこの旅で2本目の映画は、
シンガポールからハイデラバードへ向かう
シンガポール航空機の中で上映されていた。
アミターブ・バッチャン、ヘマ・マリーニ、
バルラジ主演の「BAABUL」。(ヒンディー語)

やはりバッチャンは、インドを代表する俳優として、
国際線の機内上映ビデオで登場する機会が多いようだ。

その存在感もさることながら、
年齢的にも主役ではない父親役を演じる事が多くなったが、
いい役者である事には変わりはない。

ちなみに・・この映画の出演者について、
バッチャン以外は全く知らない私であった。

        

さてストーリーだが、
ヒンディー語も英語も良く理解できない
私の想像又は推理又は妄想又は勘違いによって
書かれている事を最初に了承していただきたい。

バッチャンの息子アビナッシュが、
ゴルフ場で知り合った絵描きのミリーに恋をして、
二人は結婚する。
ところが、子供が生まれて4歳の時に、
交通事故でアビナッシュは死んでしまう。

 ここでインドの常識であれば、
未亡人は決して再婚する事なく一生一人で生きて行くのだ。
 もっと古い考え方であれば、
夫の火葬の際にその火に飛び込んで殉死を遂げるのが
妻の務めとされたものだ。

バッチャンは、まだ若いミリーに対して、
幼馴染との再婚を勧める。
そして二人は結婚する事になるのだが・・・・。

バッチャンの兄弟は大反対 
 激怒して結婚を妨害する。
しかしバッチャンは説得して、二人を結婚させる。

これを観て思った事は、インドも変わってきている。
古く悪しき伝統に縛られていてはいけない、
と言う考え方になってきたのか・・・と言う事だった。

テーマといい、バッチャンの存在感といい
いい映画だった。

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コメント (3)
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