テリー伊藤の写真がのっているけど、こいつ、絶対に読んでないね!
「SF の 90 % はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである」
とはスタージョンの法則(今、調べて、今、知った)ですが、今回ご紹介する本書、川島和正「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」は、その90%にも当てはまらないものです。
つまりは、一回まわって、逆にスゴイ。
ともかく、久しぶりのヒット! と言うかホームラン。ランニングホームラン。オールスターでランニングホームラン。くらいの、クズ本です。
先に読んだ、平賀正彦の本は(平賀正彦「ネットで儲かる!」、平賀正彦「ネットの稼ぎ方」)は、ネットビジネスに関係のない人が読んでも、ビジネス本としても、それなりに役に立つとは思えます。
著者が実際に指導にあたった業者の事例が、簡便に書いており、それは他業種であっても示唆に富むものでした。
が、本書「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の驚くべきところは、何一つオリジナリティーがない。
どれもこれも、ちょっとネットで調べれば、分かることばかり。
たとえば、ネットオークションで「儲け方法」というのは、…………ダフ屋だったり、フリーマーケット・ブックオフでレアものを見つけるだったり、ネットオークションの見栄えの悪い商品を買って、写真映りをよくして再出品だったり。
「え? この程度?」
という情報が満載。
さらに他の「儲け方法」は、アフィリエイト。
たぶん、日本人でアフィリエイトを知っているのは、まだ二~三人だと思いますから、アフェリエイトの詳述は省きます。
しかも、このアフィリエイトのために「メルマガ」を発行しましょう! と勧めているが、その書き方の説明が、至極簡単で素晴らしい。
「有名アフィリエイターのメルマガをパクリましょう!」
ということ。
そりゃ、確かに手っとり早いし、効果も絶大だわな。
こういう肝心のところを「パクリましょう!」と勧めているのは、本当に素敵。
情報ビジネスの説明にしても、
「書こうとする記事について分らないことは、ネット調べたり、本を読め。それでもダメならSNSで質問でもしろ」
と、非常に役立つアドバイス。
それって、人のネタをパクれ…………ってことだろ。
なんだかなぁ。
ともかく、この「パクれ、パクれ」という勧め通り、この本自体が、オリジナリティー皆無のパクリ本。
それで、買ってるバカ(オレ)がいるわけだから、まぁ、パクッてみるもんですな。
まっ、超初心者向けの本だから、こんな内容でいいのかもしれないが。
それにしても、こういう本を読んで、「オレでもできる!」って勘違いするバカがいるんだろうなぁ。
ホームページ制作にしても、ブログ・メルマガの記事にしても、この本では、
「簡単、簡単。すぐに人が集まるようになるよ。人が集まれば、もうお金がザックザク」
って言ってるけど、そんなわけないじゃん。あの内容豊富なGIGAZINですら、赤字なのに。
その初心者を騙す口ぶりも腹が立つのだが、ネチケット(この言葉も死語だな)を無視して、「とにかく儲かればいいんじゃー」という姿勢も、ヘドが出ます。
内容のないブログもたくさんつくったれ、記事の内容も換骨奪胎でパクったれ、ファンじゃなくてチケット転売しろや……………等々、ネチケット云々以前に、著者の薄っぺらい人間性に呆れてしまいます。
で、ありながら、自分の身の回りには月収100万を超えた人間がゴロゴロいる! と言っていますが……………うそくせぇ。
「成功事例をのせいないと、人は信じない」
とか書いてあるマニュアル本通に、適当なこと書いてあるんじゃないの?
そもそも、この人、大言壮語の癖があるし。
なんと言っても、この本をして、「秘匿性の高い情報を公開しすぎた本書は、権力者からの圧力によって販売中止になる可能性がある」(5P)って自画自賛。
アハハハハハ。
安部総理も暇だな。
平賀正彦っていう人は、たとえ彼がネットに出会えなくても、「この人はきっと、どこかで適当に成功した人だろうなぁ」という頭のキレを感じさせる人でした。
が、この川島和正は、駄目だね。ネットの過渡期に生まれた徒花だな。
まぁ業界の先鞭として、適当に飯を食っていけるかもしれないけど。
前回の感想。
平賀正彦「ネットの稼ぎ方」
平賀正彦「ネットで儲かる!」
「SF の 90 % はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである」
とはスタージョンの法則(今、調べて、今、知った)ですが、今回ご紹介する本書、川島和正「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」は、その90%にも当てはまらないものです。
つまりは、一回まわって、逆にスゴイ。
ともかく、久しぶりのヒット! と言うかホームラン。ランニングホームラン。オールスターでランニングホームラン。くらいの、クズ本です。
先に読んだ、平賀正彦の本は(平賀正彦「ネットで儲かる!」、平賀正彦「ネットの稼ぎ方」)は、ネットビジネスに関係のない人が読んでも、ビジネス本としても、それなりに役に立つとは思えます。
著者が実際に指導にあたった業者の事例が、簡便に書いており、それは他業種であっても示唆に富むものでした。
が、本書「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」の驚くべきところは、何一つオリジナリティーがない。
どれもこれも、ちょっとネットで調べれば、分かることばかり。
たとえば、ネットオークションで「儲け方法」というのは、…………ダフ屋だったり、フリーマーケット・ブックオフでレアものを見つけるだったり、ネットオークションの見栄えの悪い商品を買って、写真映りをよくして再出品だったり。
「え? この程度?」
という情報が満載。
さらに他の「儲け方法」は、アフィリエイト。
たぶん、日本人でアフィリエイトを知っているのは、まだ二~三人だと思いますから、アフェリエイトの詳述は省きます。
しかも、このアフィリエイトのために「メルマガ」を発行しましょう! と勧めているが、その書き方の説明が、至極簡単で素晴らしい。
「有名アフィリエイターのメルマガをパクリましょう!」
ということ。
そりゃ、確かに手っとり早いし、効果も絶大だわな。
こういう肝心のところを「パクリましょう!」と勧めているのは、本当に素敵。
情報ビジネスの説明にしても、
「書こうとする記事について分らないことは、ネット調べたり、本を読め。それでもダメならSNSで質問でもしろ」
と、非常に役立つアドバイス。
それって、人のネタをパクれ…………ってことだろ。
なんだかなぁ。
ともかく、この「パクれ、パクれ」という勧め通り、この本自体が、オリジナリティー皆無のパクリ本。
それで、買ってるバカ(オレ)がいるわけだから、まぁ、パクッてみるもんですな。
まっ、超初心者向けの本だから、こんな内容でいいのかもしれないが。
それにしても、こういう本を読んで、「オレでもできる!」って勘違いするバカがいるんだろうなぁ。
ホームページ制作にしても、ブログ・メルマガの記事にしても、この本では、
「簡単、簡単。すぐに人が集まるようになるよ。人が集まれば、もうお金がザックザク」
って言ってるけど、そんなわけないじゃん。あの内容豊富なGIGAZINですら、赤字なのに。
その初心者を騙す口ぶりも腹が立つのだが、ネチケット(この言葉も死語だな)を無視して、「とにかく儲かればいいんじゃー」という姿勢も、ヘドが出ます。
内容のないブログもたくさんつくったれ、記事の内容も換骨奪胎でパクったれ、ファンじゃなくてチケット転売しろや……………等々、ネチケット云々以前に、著者の薄っぺらい人間性に呆れてしまいます。
で、ありながら、自分の身の回りには月収100万を超えた人間がゴロゴロいる! と言っていますが……………うそくせぇ。
「成功事例をのせいないと、人は信じない」
とか書いてあるマニュアル本通に、適当なこと書いてあるんじゃないの?
そもそも、この人、大言壮語の癖があるし。
なんと言っても、この本をして、「秘匿性の高い情報を公開しすぎた本書は、権力者からの圧力によって販売中止になる可能性がある」(5P)って自画自賛。
アハハハハハ。
安部総理も暇だな。
平賀正彦っていう人は、たとえ彼がネットに出会えなくても、「この人はきっと、どこかで適当に成功した人だろうなぁ」という頭のキレを感じさせる人でした。
が、この川島和正は、駄目だね。ネットの過渡期に生まれた徒花だな。
まぁ業界の先鞭として、適当に飯を食っていけるかもしれないけど。
前回の感想。
平賀正彦「ネットの稼ぎ方」
平賀正彦「ネットで儲かる!」
働かないで年収5160万円稼ぐ方法川島 和正アスコムこのアイテムの詳細を見る |