ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

竹の切り出し

2004年08月08日 18時58分53秒 | こぼれ話
電灯を消し、二時間だけローソクに火を灯して、スローな生活を味わってみようという「100万人のキャンドルナイト」というイベントがありました。現代社会では電灯が当たり前、そしてローソクを灯して時を過ごすという体験は滅多にありません。ここ洞泉院のお盆では、境内にたくさんの万灯を並べて、特別な空間を演出します。太目の竹をナナメにカットして、その中に水を少しいれます。そこへ平らなローソクに火を灯して浮かべます。すると「かぐや姫」ではありませんが、竹筒に反射したローソクの光は、なんともいえない神秘的な輝きを持って周囲を照らします。そのために使用する竹の切り出しにいってきました。大田原は竹の産地。あちこちに立派な竹やぶがあります。竹林は適切に竹を間引くことが良い状態を保つための秘訣といわれています。最近では、手入れが追いつかずに荒れた竹林が問題となるケースが増加しているのだそうです。

竹が住宅地を襲う

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