ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

大佐、ガッカリだ

2018年02月12日 | 🐤 日記

ベジータなムスカ大佐(夫)から電話が来た。

生命保険を見直して欲しいと言う。

人間ドッグを受けたら血圧が高くなっているようで(当然です)医者に叱られたとか。

もろもろ心配になったようだ。

 

好きなだけ呑んで 好きなだけ食べて 好きなだけ吸って 

何の努力もしない怠惰な生活で

健康管理も衛生管理も先延ばしで

どっかの国の将軍様みたいな体型になっちゃってるんだもの、当たり前です。

 

で、

「最先端医療ってのをいっぱいつけてくれ。

 テレビでやってたんだ。

 今、技術が凄く進歩してるんだけどそれにはお金かかるって。」

と。

 

「それは確かに ある程度考えるトコだけど、限界はあるよ。

 それにテレビって医師会や製薬会社や保険会社の意向に合わせて作られるものだから

 すっかり鵜呑みにせずに自分で考えた方がいいよ」

と言うと

「そんなことないよ。

 テレビで言ってたんだから。

 とにかく死亡保険金なんていらないから それを目一杯、生前治療に回して」

と言い放った。 

 

死亡保険金 いらないの

私はいるよ?

 

「死亡保険金をなんで付けるか知ってる?

 残された家族の基盤が整うまでの 支えとなるお金だよ?

 私たちが当面 路頭に迷わないようにっていうためのお金なんだよ?

 借金があればそれに当てるお金だよ?

 それを『そんなのは付けなくていいから』って言っちゃうの?」

 

大佐は

「だって死んでから貰っても意味ないでしょ。

 ・・・・死んだ後の生活?

 へーきへーき、頑張れば何とかなるでしょー。

 だからいらないよ。

 そんなことより、生前に受け取れるヤツにしてね」

 

 

そうだったのか・・・・

その程度の存在なんだね、私たちは。

 

それにしても情けない。

物事を自分の頭で考えないところが情けない。

自分の生活改善を考えないところがなんとも情けない。

 

なぜそんなに軽い考えなのか?

自分の生命保険の内容も、妻に丸投げでいいんだ。

大事な自分の命に関する問題だぞ。

執着するわりには努力が足りないぞ。

 

 

私、もしも若くして未亡人になっても絶対再婚はしないって思ってたけど

思いやりのある人と出会うことを拒まないことにした。

 

 

でもその前に、

大佐に私なりの思いやりを も少し実践してみようと思う。

足りなかったのかもしれないから。

 

それから悔いのない我が人生について 大いに考えることにしよう