ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

私の愛する小さい人へ 

2015年08月30日 | 🐤 日記

私は「リヒテンシュタイン」というヨーロッパの小国を知らなかったけど

我が家の男チームの小さい方の人が

「それはスイスとフランスの国境近くの国だよ」

と教えてくれた。

「サント・ペテルスブルグって国知ってる?」

と聞いた時も

「ロシアの都市、サンクト・ペテルブルクのことを言ってるの?」

と訂正された。

 

さっきも隕石の話をしていて

「隕石と言えば ロシアのチェリャビンスクにある湖に大きな隕石が落ちたけど

 あの日は、父さんの誕生日だった」

と なんかもう壮大な話をしてくれた。

 

私が聞いたことのないような世界中の国々や都市の位置もわかるし

国旗もわかるし

その国にどんな卓球選手がいるかも知っている。

 

穏やかで思慮深く 平和主義で正直。

心が広くてユーモアもある。知識も豊か。

私は本気でこの小さい人の人柄を尊敬している。

 

そんな小さい人が 自分のこれからの人生に 

どうしようもないくらいの不安を抱えている。

高校進学は全日制、定時制、通信制を含めて 今はまだ考えていないらしい。

それでいいのか、自分はどうなってしまうのか 生きていけるんだろうか、と。

孤独に悩み翻弄されている。

 

誰か言ってやって下さい。

安心して大丈夫、君のペースで進みなさい と。

君にしか作れない君の道は 今までの分はもう既に足元に出来ていて

これからどう進もうと戻ろうと自由自在なんだよ、それを楽しんでいいんだよ、と。

孤独からの脱出は 相手はどうあれ 自分が心をひらくのだというこの1点のみ。

今がどんなに苦しくても大丈夫、君の未来は希望に溢れてる。

 

 

 

 

 


柳沢教授を知っていますか

2015年08月29日 | ❷ 本とか映画とか

私は運よく 昨日お会いすることが出来ました。

感無量です。

初対面でしたが、出会ってすぐに フォーリンラブです。

教授、あなたは素晴らしい。

 

 

 

Wさんに

「なにかおすすめの漫画を」って聞いたら

「少年アシベ」を推薦されて 

学生時代に読んだことあるけど もう一度読むのもいいなと思って手に取り

しばらく「ぺっぺっぺさん」や「強面で猫好きの・・・さん」の話に

花を咲かせていましたが

立ち話してた近くの棚に置かれていた本を見つけたWさんが

「これも面白いんだよね」とさりげなくつぶやいた。

それが『天才 柳沢教授の生活 傑作集1,2』(山下和美)だった。

パラパラめくると絵がとても好きな感じだったので 教授を借りることにしたのです。

 

エライ漫画に出会えたな~というのが率直な感想です。

教授の周りに現れる人は

みんな個性的で魅力的。悪い人も。

教授とのやり取りを通して見ると 人がとても愛おしく思えてきます。

 

特に好きなのは次の3つ。

「優等生のユーウツ」

 

 

彼の苦悩に気づいて 短くシンプルな問答から 

彼の気づきを引っ張り上げる教授がとても優しくて泣けちゃうし

何かに気づく彼のこの表情もステキ。

 

 

「桃太郎のいる風景」

 

 

最後に見せる 桃太郎のこの幸せそうな顔が大好きです。

 

 

「ソネット83番」

 

 

外から見ただけでは 人はわからない。

人と人とが分かり合い認め合う関係の在り方も。

でもこちらが関心を持って もう少し注意深く見ようとすれば 

わかるかもしれないのだ。

 

1話1話が心に沁み込んでくる。

柳沢教授のような人が ひとりひとりの人生にちょこっと登場したならば

人は変わるんだろうな~と思います。

私は昨日柳沢教授に出会ってよかったです。

 

 


ゼウスと大佐と小さい人と私

2015年08月27日 | ❸ ブラックハナちゃん

今年のお盆は義理を欠いた形で 1泊で帰ってきてしまった。

7月中旬には三相女神さま(義母)から丁寧な手紙を貰い

お盆前の母屋の大掃除と買い出し、お盆用の祭壇の組み立てや飾り付けなどの

手伝いを依頼されていたのに。

なのに。

 

せめて片付けは、と思っていましたが

15日の送り火の後 夕食の準備中に

この日とうとう3度目の衝突がゼウス(義父)とムスカ大佐(夫)の間に勃発したので

短い家族会議の結果 予定を変更しておいとますることになったのでした。

夕食後母屋の片付けを手伝って もう1泊して翌日帰る予定にしていたのですが。

「悪い、母ちゃん。夕飯貰ったら俺たち帰るわ」と。

 

お正月にも似たようなことが起こって

その時は大佐が我慢する形で収まりましたが

3人で自宅に戻ったあと まだくすぶっていた大佐の心が

些細なことで大きな火を出し

私と小さい方の人が大やけどを負うという不測の事態も発生していたので

この判断でよかったと思います。

 

なにしろゼウスは大佐に意地悪だ。

常にケンカを吹っかけてくる感じ。

何につけ 挑発してくる。

大佐でストレス解消をしてるみたいに。

大佐に厳しい私の目から見ても 80%はゼウスの不当な言いがかりからことは始まる。

 

ゼウス一族は ゼウスのこの不当な言いがかりに屈して 

「はい、はい」と言いながら嵐が過ぎるのを待つか

それ始まったとさりげなく逃げるか

だんまりを決め込むのですが

正義感の強い大佐は最終的に反応してしまうのだ。

仕方ない、長男だもんね。

母や弟や叔母や祖母を 自分がゼウスから守らずに誰が守るんだ、とね。

ゼウスは大佐を屈服させたいから不毛な戦いが続くのです。

 

 

ゼウスよ、

そろそろ私たちの声に耳を傾けて下さい。

大佐がおかしなことになっちゃいますよ。

私と小さい人で

ゼウスと大佐を引き離しますよ。

まあ、大佐は自らすでに距離を取っていますがね。

音信不通かってなほどに 距離取らせてもらいますよ、いいんですね。

 

でもこの関係性を見ていて

小さい方の人には

「真に受けない、気にしない、聞き流す」という対処方法を教えることができました。

相手は変わらないのだから 自分がどうするか、ですからね。

さあ、小さい人よ 君はここから何を学ぶ?

私がどんなに意図的にことを画策しても

どう受け取るかは小さい人次第。

小さい人は ゼウスや大佐や私を見て どう成長していくのでしょうか。

先に言っておきますが

母である私のことは 反面教師にして下さい。

こうはならないぞ、とね。

くれぐれも、です。

冷静に冷静にじっくりと観察して あなたの人生に役立てて下さい、です。

 

 

 


やねせん

2015年08月26日 | ➍ 犬とか猫とか

7月のある日

新小岩の家の窓から見える民家の屋根の上に

2日続けて姿を見せた猫に

我が家の男チームの小さい方の人が名前を付けました。

屋根専門(て言う?)だから「やねせん」と。

 

 

ズームをMaxにして撮影。

1日目のやねせん。

 

翌日、2日目のやねせん

 

 

私たちはたちまち「やねせん」のファンになり またのお越しを願っていましたが

暑い真夏の時期には現れることはありませんでした。

 

 

そして昨日。

フンパトに同行して トングでタバコの吸い殻を拾う役割を申し出てくれた

(つーか、「何かやることある?」と聞かれたので すかさず道具を渡して

「嫌でなければ吸い殻とゴミ拾いをお願い」と、まあそんな感じ

その小さい人の前に ご褒美のように現れた「やねせん」。

おお!君のテリトリーはこんなところにまで及んでいるんだね、と

喜びの再会です。 

てことは、この道のフンはやねせんのモノかも。

ならば何をおいても ひとつ残らず取り去って進ぜよう!と

力の入る私。

 

 

小さな猫用の小魚を5匹ほど置いてその場を離れました。

やねせん、向かって左耳にカットあり。よし。

3mくらい離れてからさりげなく振り向くと 

小魚をうにうになうなうと食べるやねせんが。

ああ、胸がじーんとしてます。

元気でよかった。

また会おうね、やねせん。

 

 

 

 


新小岩なのだ

2015年08月25日 | 🐤 日記

昨日新小岩に戻りました。

2週間前にさいたまに戻った時に感じたのですが

さいたまの道にはあまりゴミが落ちてない。

戸建てが多いのが理由かな。

毎朝丁寧に自宅の周りを箒掛けしている方々が多いです。

お隣さんの家の周りまで延長してお掃除している方も多くて 

雑草もちょんちょんつまんで持ち帰ってて

そういうお宅はご近所仲がいいと思われますので 親しくはしていなくても

こちらまで安心感がうまれてきます。

 

だから側溝のフタの上もきれいです。

たばこの吸い殻のポイ捨ても少ない。

さいたまでは ゴミ拾いは必要なさそうだにゃん。

幹線道路沿いの歩道や植え込みはゴミ多いけど、こういうところはどうしたものか。

交通量多くて掃除しにくいし パブリック過ぎて手が出しにくい。

自治体にお任せしよう。

 

「母ちゃん 明日猫道の掃除行く?行くなら一緒に行ってもいい?」

と言われたので

「喜んで!」

でも雲行きは怪しい 雨が心配。

 

冷蔵庫に移していった玉ねぎがダメになってました~。

もったいない・・・・

緑黄色野菜もないから 午前中は 猫道点検しながら買い物ひとまわりしてきます。