オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「スタートライン」

2005年12月17日 23時49分32秒 | テレビがお守り
見ましたよ。だって時任兄さん(兄さんて!)が出てたんだもん!好きなんだもん!
ええ、はっきり言ってそれが主目的でしたとも。

んだけど。
いやー見ちゃった。いやー、見るとやっぱ泣いちゃうんだよ、こういうの。だってもう、駄目ですよ、視点がやはり母親でさ。大竹しのぶなの、もう(いやだから何が!恐れ多いってそんな!)。「あたしが、あの子の命、縮めちゃった」って泣くとこなんてね、もうね、ぽろー、ってきちゃうの。じわー、て。
誰が悪いわけでもない。
と、口で言うのは簡単。確かにそれが正論で。
だけどな、多分な、いやおいらも曲がりまくってても母親なわけでさ、母親っていうのはな、そういう、もう、どうしようもない事でも、自分が悪いって思うんだよ。どっかに自分の責任があるんじゃないかってな。それがほら、遺伝子だのなんだのってレベルでもさ(そんなの自分がどうにか出来ることじゃないのにね)、ウイルスだのなんだのってレベルでもさ(感染させたのは自分だとか思うんだよね)、なんか、なんでもいいの、どんなに小さい事でも、自分がかかわってたんだ、ってな、思うものなんだよ、きっとね。
そうやって、なんかで自分を責めないと、やってられないんだよ。一種の逃げかもしれないけど。自分を責めることで、子供の苦しみをちょっとでも、背負ってやりたい、とか思うんだよ。そんなのちっとも、まるきり的外れなんだけど。それを分かってるんだけど。
あー、いかん、またじわー、てきそうだ。

でね、見ててね、ええ、参りましたよ。
山田孝之が好きだ、おいら(カミングアウトかい)。
んーとね、見てるのが好きだ。役が、とかいいの、なんか、見てたいの。なんだろな、前から見てるんだよ、お気に入り達(複数形かい)の一人ではあるんだよ。ランチの女王とか、め組の大吾とか、見たもん。H2もちょっと見てたもん。世界の中心で愛を叫ぶも見てたもん。…なんだい、結構見てるんじゃねえか(苦笑)。
山田孝之て、いい体してんなー、とか、しみじみ思っちゃったおいらって、いけませんか、やはり?視点がオヤジですか?エロ入っちゃってますか?(人にきくな、人に)
いやー、でも、やられちゃったんだもん(爆)。

て、アホウなコメントばっかなので、最後にちょこっとだけまとも(そう)なことを。

人の親になってみて思うのは、人が生きる、生まれてくる、生きていく、ということの一々、様々な事がなんとまあ、絶妙なバランスで出来上がってることか。
そして、なんとまあ、贅沢な事であったり、運のいい事であったりすることか。
ほんとにね、カミサマはいるんだな、とか、運命みたいなものはあるんだな、とか、思うよ。そういう、なんかよく分からないけれども、とてつもなく大きいもの、の存在を思わずにはいられない。そんで、今ここに在る事を感謝せずにはいられない。別にどこの宗教の信者でもないけれども、人ってのは自分で生きてるんじゃないと思うしね、絶対、何かに生かされてるんだと思うしね。

えー、…ま、クリスマスも近いってことで(だから何)。

それにしても、山田孝之、いいなあー(結局オチはそれかい)。

100万円の使いみち

2005年12月11日 00時32分13秒 | 過去ログ
微妙な金額だな、100万円ってところが。
今この時期にあたったら、迷わず旅行。
海外、というのもアリですが、パスポート作ったり(おいら持ってませんよ、ははは。もちろん小学1年生:こじこじもね)なんだりっていう時間を考えると、この年末のクソ忙しい時期にやってられるかー!てなイキオイですから、国内旅行です。
それでもやはり飛行機ははずせないところ。なのですが、こんな時でもなきゃ乗れない「トワイライトエクスプレス」もおさえたい。なんたって「だー」もこじこじも鉄っちゃん(笑)ですからね。
往路は「トワイライト~」、復路は飛行機。現地の温泉で二泊(以上)すること、旭山動物園に行くこと(でも寒いよな)を必須項目にして北海道旅行。人数はおいらンちと義父母(こんな事でもなきゃ、ねえ)、大人4人小人1人(部屋二つ)。アフター(ビフォア)ケアとして、義父母宅の犬のホテル代も込み。時期はこの年末年始、元旦の昼頃に北海道入りするくらいの日程。たまには家にいない正月、てのもいいじゃない?(と義母が毎年言うのでここぞとばかりに。)
で、あとの残りは(どのくらいのこるか分からないが)背に腹は変えられない、家計のたしにします!

…ああ、書いてるうちに(結構具体的に考えたので)ほんとにその気になってきちまったい。

「里見八犬伝」

2005年12月10日 00時48分43秒 | ほぼ、文庫本
里見八犬伝/植松三十里/小学館文庫

来年、新春のドラマ(TBS系列にて、1月2日、3日放映)のノベライズ本、らしい。おいらはまた、新たに八犬伝の新訳?でもないけど、なんか、ま、そういうのが出たのかと思って購入してしまいました。
(でもそういえば帯にさ、ドラマの配役とか、それぞれの写真とか、いっぱい載ってたよ。写真的にどうもなあ、と思ったので帯ははずして撮りました。)

で、一気に、さーーーらーーーーっ、と読みました。

感想ですか?
聞きますか?(いや聞いてないし)

土台、無理なんですよ、八犬伝をドラマにするなんてのは。
あーーーーーーんな長い込み入りまくった話を、たとえば1年間の長丁場にしても全然足りません、て!
でもそれを、あえてドラマにしたわけですから、どこをどう切り取ったのかな、ってちょっと楽しみでもあったんですよ。主役が信乃(タッキーがやるんです)だってぇから、ああそうか、浜路やら網乾やら出てきて、大塚から古河に行って、現八は出てくるかもな、小文吾はどうかな。とか思ってましたとも。

…ある意味、力技ですごい、と思ったよ。
原作:滝沢馬琴「南総里見八犬伝」 であって、これはベツモノです。
なんていうか、パロディ(おい)?二次作品(こら)?
まあでも、仕方ないよな、このくらい設定とか変えないと、絶対納まらないもん。
本を読む限りでは、八犬士がまあまあそこそこ平等に出ていたので、そこは良しとしましょうよ。努力を認める、みたいな(えらそうだな、おい)。
小文吾のエピソードが薄いよな、てところがちょっと気になりましたが。房八も出てこなかったし。ぬいに至ってはお姉さんになってるし(原作は妹)。
ゝ大法師は、本の中ではついにその名前が出てきませんでした。ずーっと「大輔」のまんまだったよ。それはどうなの!と違和感ありまくりでしたが、まあ、ベツモノだし。
そういうの言い出すときりがないですので、ベツモノですから、てことで目を瞑ることにして。いやでも、…以下略。

で、ドラマですか?
渡部篤郎がいっぱい出そうなので見ようかな。田辺誠一の網乾もよさそうだな。
この本はあくまでも「ドラマ」の脚本を元にして、「南総里見八犬伝」を原作とした創作、だそうなので、元になった「ドラマ」を見ようかな、って気持ちはあるかも。(でもお正月の事ゆえ、ほかに重なったらすかさずスルー)(そういえば古畑ってカブってるんじゃあ?)(八犬伝、危うし)(笑)

め、め、面倒くさ…

2005年12月07日 23時47分04秒 | 過去ログ
何、ジャンルって。
しかも必須って!
まずそのジャンルが細かすぎるやん!
選ぶだけでえらい捜さんなんやん。
今までの分はどうするん?
今更過去の分にも全部ジャンルつけろってことはないやろけど、過去の分が全部同じジャンル、ていうのも、なんか癪に障る。せっかく自分なりにカテゴリーに分けたのに。
なんか、後からできた項目やのに、おいらが不精してジャンル分けしてないみたいな感じするやん。
なんか、感じ悪ぅ。

あー、…め、め、面倒く…(もごもご)

そ、そうなんや…

2005年12月07日 23時30分49秒 | 過去ログ
渡辺謙、南果歩と再婚。

そ、そうなんや…。

別に南果歩がどう、とか、
南果歩の前夫が辻仁成だからどう、とか
そういえば渡辺謙が正式に離婚したのって、今年の4月だったからどう、とか
そんなことはちっとも思ってません。
子連れであっても、再婚であっても、んなことは全然構いません。
ていうか、そもそも、結婚だの離婚だの再婚だのって話は、ほんとにその二人の問題であるわけで、たとえばそれが芸能人のような、プライベートなんてあるんだかないんだか、あってもあえてそれを曝け出してるんだか、っていう人達でも、肝心な事はその当事者である二人が決める事であるから、本人でない、ましてや親戚でも友達でもないおいらが、あーだこーだ言う話ではないんです。誰のでも、そう。

ただ。

ただ、渡辺謙は

ただ、渡辺謙という役者は、以後独身でいくのかな、とか思ってたもんだからね。いや勝手によ?
独身で、ずっといてほしいなあ、とかちょっと思ってたもんだからね。
この先、いろいろと浮名を流すようなことがあっても、結局独身を貫いてほしいな、とかちらっと思ってたもんだからね。
そう、たとえば高倉健さんのように。(いや!あの!健さんが浮名を流したかどうか、ってことではなくて、離婚後独身のまま、てことを例にあげたかったの!)

そうなんや…、南果歩なんや…。
ふうん、…、…、南果歩、なんか…。

でもおいらは渡辺謙が好きです。
(↑この「でも」って何)

初雪

2005年12月06日 23時42分21秒 | 過去ログ
12月に入ったら、突然寒くなったなー。うわ冬なんだよなー。
とか呑気に思ってたら、今朝、時雨れていた雨が徐々に雨粒が白っぽく見えるようになり、…まじかい…、と不安になってたら雪になりました。
とはいえ、ベタ雪で、全然積もる心配なんていらない雪でしたが、雪は雪ですから。ええ。降ってましたとも、ぼたぼたと。イロケも風情もあったもんじゃないですが、ほんとそんな感じで重い重い雪が空から落ちてました。20分くらいしたら雨に戻ってました。
寸での所で雪の中の教習、になるところでしたが、無事に雨どまりでひとまず、ほっ。でもまあ、おいらにとっちゃ初の雨の運転なんだけどな。今までずーーーーーーっと晴れでした(そりゃ空気も乾くってもんだ)。

なんだか、今年(に限らず近年の傾向かもしれませんが)の季節って、突然変わるように思うんですが気のせいですか?
残暑がずーっと続いて、んもーいつまでもうだうだうだうだ暑いんだよコンチクショー、とか思ってると、ものの3日ほどでがらっ、と空気が秋になったような気がするんです。
で、この時期にこんなにあったかいとホラ紅葉もちっとも綺麗じゃないし、第一全然、青いまんまだよハハハ、とか思ってたら、ほんの3日4日のうちに朝晩がすこーんと冷えるようになったイキオイで見事な色がつきましたし。
それでもまだまだ、昼間のあったかさったら、楽勝で秋じゃん、と余裕をかましてたら、なんですか、これ。風邪ひけ、言うてるんでしょうか(誰が、誰に)。

おいらンちはマンションなもんですから、結構あったかいんですよ。で、今シーズンはちっともエアコンつけなかったし、ホットカーペットもつけてなかったんです。
が、さすがに日曜あたりからエアコン入れてますってばよ。
当然のように、洗濯物は室内に並んでます。ええ、乾燥対策です。よく部屋干しすると匂う、とかいいますが、おいらンちの洗濯物は匂いません、ほとんど。いえいえ、別にそういう効果のある洗剤を使ってるとかいうのではなく、生乾きで匂ってくるような、そんなやんわりゆるゆるした乾燥度合いではないってことですよ。匂う間もなく乾くってことですよ。
おまけにリビングが無駄に広いので、加湿器が追い付かないんです。8畳用のを2つ使っても、ちっとも潤った気がしません。ので、使ってません。なんか電気代ばっか勿体無い気がするし。

ともあれ、冬どっぷり、になりましたね。(とか言ってると、そのうち嘘みたいにあったかくなるような気もするが)

食器の行方

2005年12月04日 00時59分30秒 | 過去ログ
うーむ、カテゴリーが今一つ気に入らないんだけど、「モノ語る」ほど語りそうもないしな、てことで。(いや、そんな解説いらんって!)

食器(に限らず雑貨の類)は好きです。いろんなものをちょこっとずつ持ってたいんです。(だからすぐにいろんな物が収拾つかない状態になる)(←片付け下手の為)
独身だった頃、うちの家は家族が多かったり、盆だ正月だって親戚が集まる家でしたので、食器の数は多かった。なんていうか、もう、どこから何が出てくるか分からないくらいなの。じいちゃんばあちゃん、親の世代がうちを入れて4夫婦、さらに各家庭の子ども達(うちの世代)が総勢11人(年齢差最大20歳)。それが一斉に飲み食いするわけですよ。皿もコップも箸も、いる、いる、いる。今から思えばうちの母、よくもまあそんなド大変な台所を切り回してたなあ、と脱帽することしきり、なんですが(天晴れな事に仕出しは殆ど頼んでなかったよ!)、うちにあれだけの食器があった、てことにも吃驚。とにかくいろんな箱がどんどん出てくる。こういう時にしか使わない食器がしまわれていた箱、ですね。もちろん、しょっちゅう食器をさげてきては洗い、拭き、また使う、ていう自転車操業状態でしたが。

で。
今現在、おいらの家族は3人です。おいら、「だー」、こじこじ。
ですが、80cm幅(奥行45cm)の食器棚にぎっしりです、食器が。そんでもって下3分の1が開き戸になっているのですが、その中にももちろんびっしりです、食器が。
さらには、台所の流しからレンジ台の上に作り付けの棚がありますが、その中も。まあこちらは全部箱詰めされた状態ですから、箱から出せばまだまだ場所的に余裕は出ますが。
いや、でもそういう問題ではなくてね、この際。せめてこの、箱詰めされたままの食器だけでも処分しようかって思いまして。
箱詰めのままの食器、というのは、あれです、そのほとんどが結婚式の引き出物とか、お祝い(もしくはお祝い返し)にもらったもの。あると楽しいんだけど普段には使わないような、見た目がゴージャス(笑)な中皿とか、洗うのに手間がかかりそうなグラス(笑)とか、素焼きのビアマグとか、ペアのティーカップセットとか…。
普段使いと称して食器棚にぎっしりしまってある食器の数も、もうちょっとなんとか整理しなくちゃなあ、と思ってるくらいなんですから、こういう箱詰めさん達は率先してオヨメに出さなくちゃ、と思うわけです。涙を飲んで。ええ、泣いて馬ショクを斬る、てやつですよ(ンな大袈裟な)。

もしも、えー、結婚するだとか一人暮らしだとか、なんとかかんとかで、食器の御入用な方、いらっしゃいましたら送料着払いでお分けいたしましょうか。無事にお届けできるかは保証できませんが(梱包に自信がないもんで)。
とか書いちゃうと、どえらい申し込みとか来てもいやだな。
もしくは食器を引き取ってくれるとこ、ほら、古着とかを被災地などの人達に送るところがあるじゃん、あれの食器版があるって、聞いた事があるんだけどなあ、そういう情報をご存知の方、いらっしゃいませんか。
どうにも捨てるには忍びなくってねえ…。

山田悠介 2冊

2005年12月03日 22時13分13秒 | ほぼ、文庫本
Aコース/山田悠介/幻冬舎文庫
Fコース/山田悠介/幻冬舎文庫


衝動買いしました。なんでだろうな、いわゆるタイトル買いかな。これ多分平積みってやつになってて(ということは売れている、読まれている本、もしくはその書店が推してる本だったりするわけだよね)、当然隣に並んでたんだけど、なんでAの次がFなんだろうな、とか思って2冊買いました。あと、文庫書き下ろしって書いてあったし。いや、特に意味はないけどなんとなく。
折り返しのところの作者紹介を見ました。
…若いな。おいらといくつ違うんだよ…ふっ(遠い目)。

で、読み始めたら1冊に1時間もかかってないと思うな、あっという間に読んでしまいました。

んー、あのね、んー、
タイトル買い失敗しました(んな失礼な!)。
あくまでもおいらにとっては、て事ですよ、そのあたりは一つヨロシク。

図書館で借りて読む分にはまったく失敗とは思いません。いろんな本を読む、という意味で。やはり図書館をもっと利用すべきですな。切に思います。いけませんよ、一介の主婦(なんて言わないけどな)がたとえ文庫本でも衝動買いしちゃあ、ねえ。家計を預かっている身としては、ねえ。
てなわけで、即BookOff行きが決定しております、とほほ。

面白かったかそうでなかったか、と言われたら、面白かったよ、と即答します。うん、面白かった。
でも、薄かった。
さーーーーーらーーーーーーっっっ、と読んで、…あ、そう。で?って感じ。拍子抜けっていうか、肩透かしっていうか、いやそういうのすらないかな。ふうん。…さ、次いこ。って。
話の主役が複数いて、場面ごとにそれぞれの立場で話が進んでいくっていうのは、面白いなと思った。んだけど。けど。せっかくだからもうちょっと突っ込んだ話にもしてくれればいいのになー、みたいなさー。
まあでも、考えようによっては60分だっけな、そういう時間制限のある中での話の展開なわけだから、そうそうしっかりがっつり書き込まなくてもいいのか。ていうことはやはり、おいらにはこういう、スピード勝負、みたいな、展開の早さが肝、みたいな、あとなんだ、とにかくこういう話が合わないってことなんだな。
それは多分、謎解き中心のミステリーが性に合わない、ていうレベルと同じで、読むのは好き(謎解きも結構好き)だけど、買ってまで読もうと思わない。
てことで、図書館で見つけたらこの人の違う作品も読もうかな。

でもさ。
こういう小説が、本になるんだねえ。本にするんだねえ。本にできるんだねえ。てことは、それだけ需要がある、ってことなんだよねえ。
商業としての「本」作りとか出版の仕事みたいなことを、ちょっと考えてしまった作品でした。(考えたからって何も出てこないけどな!)(爆)