オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

Tシャツ

2006年06月12日 12時03分32秒 | 過去ログ
 Tシャツが、好きだ。
 どんなに奇抜な柄でも吃驚するような派手な色でも、Tシャツだったら許される気がする。もちろん着て行ってもいい場所、は選ぶけれども、普段動き回る範囲なら全然OK。私の仕事柄、通勤ですらOK。寝る時も勿論Tシャツ。
 ただ、Tシャツならなんでもいい、というわけではなく、それなりに好みというか、こだわっている事がある。
 そもそもTシャツなんてものは、丈夫でないと駄目。丈夫っていうか、頑丈っていうか。最近(でもないかな)は、薄手でもしっかりした織りになっていて、何回洗濯してもヘタリません、みたいなのも出てるけど、しなやかなTシャツ、というのはあまり好きではない。それはなんていうか、綿100%(でもないか、微妙に化繊が混じってるからこそ、のしなやかさだもの)のシャツであって、Tシャツではない。
 インド彊綿だかなんだか、そういう繊維で(もちろん綿100%)生地も少し厚手。洗濯を重ねる内に、肌触りがちょっとずつゴワついてくるが、汗をよく吸うので、着ると意外に肌に馴染む。誰もが一度は着たことがあるだろう、体操服。あれを薄くした感じを思ってもらえれば、かなり近いと思う。
 そういうTシャツは白が一番。何度も何度も洗濯して、洗いざらしをなんの躊躇もなくがば、と被るだけで絵になる。濃い色のものが何度も洗濯を経て、色落ちして白っぽくなった感じも好き。だが、これは程々にしないと、あまりにも色落ちしすぎたものだとなんとなく貧乏臭い感じがするので、専ら家で着る。
 よくTシャツなんてワンシーズンもてばいい、ようなことを聞いたりするけれども、とんでもない。私の場合は、2、3年は安全圏である。5年くらいは日常生活なら平気で着るし(それを着て「お出かけ」は、さすがにしない)、寝る時に着るものなら7、8年を経た大御所だ。そのくらいの時(と洗濯)を経ると、さすがの丈夫なTシャツも、肌触りはゴワっとかガサっとかするものの、シャツそのものがくたっとかへたっとかする。ただその吸水性の高さといったら、寝汗がナンボのもんじゃい、ワシさえ着といたらシーツまでは汗染みひんわい、任しとき!のイキオイである。なんとも頼もしい。
 ここまでくれば、かなりTシャツを愛用している部類に入ると思う。愛用、ていうか、酷使しているというか。
 ただ、最近は、そういう丈夫なTシャツの数が減っているように思う。かのユニクロでも、10年くらい前ならTシャツはほとんどそれ、だったような気がするのだが(気がするだけなので、何の根拠もありません)今のユニクロにはそれがないような気がする(気がするだけです)。ドライメッシュだとかなんだとか、確かに吸水性という点では抜群に改良されてはいるんだけど(「だー」のTシャツを洗濯していて実感した)、どれもこれもしなやかで薄い。違うのだ、これは私の求めるTシャツではなくて、綿100%のシャツなのだ。
 そうそう、ヘインズのパック入りのTシャツ、あれも駄目。薄い。白一色という潔さは大好きなのだが、生地がいただけない。あんなにへなっとしていてはイカンのだ。ヘインズのTシャツに限り、それ1枚だとどうも下着に見えるような気がするので、必ず上に何かを羽織って着るハメになる。従って、夏には着ない(だって重ね着すると暑いじゃん!)。夏に着ないTシャツなんて本末転倒もいいとこだ。邪道の極みだ。大間違いだ。
 ローテーションから言うと、今夏には何枚かTシャツを買わなければいけないはずだ。ユニクロのみならず、スーパーの洋品売り場、アジアっぽい雑貨屋など、時間の許す限り動ける範囲で動いてはみる(わざわざそれを買う為に出掛ける事まではしない)のだが、どうも流行りではないのだろう、今のところまだ一枚も巡り合っていない。…なんてこったい。

最新の画像もっと見る