ごめんなさいでいいじゃねぇか。 「新撰組!! 土方歳三最期の一日」より |
ちら、としか見てない(でもきっちり録画してるよ!)から詳細は曖昧ですけれども…
舞台は箱館・五稜郭。おそらくは土方さんの最期になるであろう日の前日か前々日。夜陰にまぎれて単独で敵情視察にでかけた土方さんと、幕軍のお偉方(ほんまかい)との打ち合わせ(と称した宴会)帰りの永井さんが出会い、あーだこーだ情報交換をしている中で、のこと。
土方さんはすっかり死に行く者、に成りきっていて、あとはどうやって死ぬか、より武士らしく、より潔く、より誇り高く…みたいな境地になってしまっている。
それを見た永井さんが言うのには、もうそのくらいでいいじゃないか、と。お前(=土方)がここまでやってきたのをあの人(=近藤勇)はちゃんと見ているよ、と。これからは、しっかり生き延びて、官軍と称した西郷や大久保達がどんな世の中を作っていくのかを見届けてやろうじゃないか、と。
それを受けて土方は半ば絶叫します。
そんなんで、あっち(=あの世)であの人にどうやって謝ればいいんだ、と。
で、冒頭の台詞。
「ごめんなさい、でいいじゃねぇか。」
その後に、あの人(=近藤)なら分かってくれるさ、とかなんとか続いてましたが、もうね、もうこの、まさにこの一言で、おいら危うく涙を噴出させるところでしたよ、ほんとにもう。やばやば。参った。やるな、三谷(幸喜)!
来週、後編があります。もちろんがっつり録画予約済み。
でも、きっとこのドラマの中で、一番の泣き台詞はこれだと思うな。
…て、見てから言えよ!て話やね。…いつになるか分かりませんが(泣)。