オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

君が壊れてしまう前に

2006年10月05日 20時38分42秒 | ほぼ、文庫本
君が壊れてしまう前に/島田雅彦/ピュアフル文庫
キーワード/14歳、日記、1975年、科学部、アフェア、山登り、クラシック、キス、死、革命、2006年

おいらは、息子を持つ母である。
子供ってのは元々、理解できない生き物だけれど
中でも息子ってのは、未知との遭遇である。
なわけで、この本を読んで改めて思った。
男って奴ア、明けても暮れても、そこ(に落ち着くん)かいっ!
島田雅彦の本も初めてなら、ピュアフル文庫ってのも初めて。
表紙とタイトルに惹かれてぽん、と買った。
最後の最後のオチ(オチって…)にふうん、と思ったけど
そうそう劇的な事なんかおこらない、いや起こっても当人にはピンときてない
ように見えるあたりが、妙に現実的で退屈で長いので
二度読むことはないな。
でも、面白いか面白くないかきかれたら迷わず
面白い方に入れる。


さらに、夏目漱石モドキ

2006年10月05日 07時58分38秒 | 新・携帯日記
我が輩は猫である。名前はまだない。
この家では「ピー」と呼ばれているが、まあ
好きに呼ばせておけば良い、どうせ奴等には
我が輩達の言葉など理解できまい。
腹を満たす食事と(腹八分目にも足りないが)
夜露をしのぐ寝床があり、
子供達が好きに遊ぶに充分な広さと
物の溢れ返った庭を、住処としているのだから、
名前なぞ好きに呼ばせておくし、
食事時に写真を撮られても文句は云わない。