オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

入梅

2006年06月09日 12時28分10秒 | 過去ログ
昨日、近畿地方でも梅雨入りしたそうです。
そうか、そんな時季なんだなあ。
そういえば、昨日は朝からどんより曇り空で、湿度も高くてもわん、としてました。雨も、昼過ぎにざっと降って、その後、夕方遅く、午後6時前ごろにざざーん、と降りました。

梅雨。
何が困るって、この湿度ですね、やはり。
空気がまとわりつくような、空気そのものの重みを感じるような。おかげでおいらの髪の毛はぼわわん状態。そろそろまたストレートパーマをあてにいかないと(物入りな!)。
洗濯物も乾きにくいですが、マンションの室内って乾燥ぎみなんでしょうか、あんまりイヤなにおいも感じないし、乾かなくて困るー!ことにはなりません。朝干したら夜には乾いてるよ。
雨が降るのは、それほどイヤでもないんです。確かに出かける予定のある時は、なるべく出かけなくてもいいようにあれこれ細工をします(買い物にいかなくても、家にあるもので間に合わせちゃう、とかね)が、どうしても出かけなければいけない時は、とっとと出かけます。ま、これも、今の仕事がきっちりした服装でなくても全然OKだから、言える事なんですけど。要するに足元さえ汚れても全然平気なカッコができるなら、少々濡れようがハネがあがろうが、雨の中を歩くのは平気。
ただ、どうもおいらには湿気に敏感に反応するアレルギーの体質(そんなのあるんですか!)があるようで、朝、くしゃみの連発で呼吸困難になって目が覚め、午前中いっぱいハナミズが止まらない、てこともままあります。誰にも見られない家の中では、ティッシュで鼻栓してるよ、ほんとに。(しかも、それもすぐにじとっ、と湿ってくるイキオイでハナミズが…。)

日本(北海道を除く)特有の季節らしいですが、お隣の中国や韓国なんかもあるんでしょうか。(おいらに世界地理を聞くな!)
とかくマイナス面ばかりが強調される梅雨ですが、やはり、アジサイは雨がないと様にならないし、田植えが終わったばかりで、満々と水が湛えられた田んぼの水面が雨粒で微かに動く様子、なんてのもこの時季ならではの風景ですよね。
夜ともなればカエルの大合唱だし、軒下で育ち盛りの子ツバメが「かーちゃん腹減ったー!」と顔中口にして叫ぶ声、というのも季節限定のBGMでありましょう。
降りだした雨がアスファルトやコンクリートをたたく音、水溜りを車が通る音など、雨にまつわる音はいつでも聞けるけれど、梅雨の間に聞こえる分には、そこはかとない趣がある、…ような気がするのは、考えすぎかな。

こんなふうに、さも日常を風流に味わってる(ようなフリをする)、というのも、雨が続いて動きが鈍くなる梅雨、だからこそですよね!…あ、そりゃおいらだけか。