いつもは関西風のバラ寿司と題して、干し椎茸・干瓢・高野豆腐などを小さく刻んだものを使うのだが、今回はマグロ・サーモン・イカ・茹でえび・イクラなど海鮮魚介類と、厚焼き玉子・錦糸卵・キュウリ・自家製紅生姜・刻み海苔などを追加するのだから、今回ばかりは鮮魚が多いので、お江戸八百夜町の符丁から
「江戸前ちらし寿司」と言うことになる。
関西風ばら寿司ではなく、関東風の魚介ちらし寿司を作っていくことにしたので、いつものように生椎茸を天日干しして、戻して戻し汁も使って、干瓢・高野豆腐を煮込んでいく作業一切を略した。その代わりと言っちゃ~なんだが、速攻技で
永谷園のすし太郎を利用させてもらったので、今回は意外と力技に早技も加わった超簡単ちらし寿司作りとなった。
先日に新生姜を買ってきて、赤紫蘇・梅酢などで漬けたところだったので、今回の江戸前ちらし寿司づくりに使う、
去年の自家製紅生姜が最終のブツとなったようだ。玉子も厚焼きと錦糸の状態の二種で焼いてみたが、これが違った食材のように江戸前ちらし寿司に馴染んでいた。取り皿にとったもので酒を飲む‥‥‥。
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