■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

ズイキのお浸しすり胡麻和え ~里芋の茎がズイキ~

2024年07月15日 15時00分05秒 | 珍味・故郷グルメ
里芋の一種である八つ頭の茎部分の皮を剥いたものを「芋茎(ずいき)といって、実は故郷奈良の郷土料理となっている。そう言えば、子供の頃から食べたくもないズイキの煮浸しが、旬の7月頃には頻繁に食卓にのぼっていた記憶がある。





また、ズイキを天日乾燥させ、保存食にしたものを「芋がら」と呼んで、ワシの中では精進料理のイメージが強い。奈良は高野山や無数の有名寺院などもあって、高僧から修行僧の方々まで多くおられ、従って茶粥・吉野葛・芋がら・山芋などの食材を、精進料理に使うので有名なのかも知れない。





調理法として、ズイキには強いアクが含まれているため、酢水に浸してアク抜きをしてから茹でると美味しく戴ける。特徴として、味が染みこみやすく、煮物・お浸し・酢の物・酢味噌和えなどがあげられる。大人になってからは味覚が変わり、何とも美味しく感じるようになったので不思議なものだ。ズイキの胡麻和えで一献‥‥‥。


▲茹でて旭ポンズをぶっ掛けても美味しい

池之端の芋茎(いけのはたのずいき)という言葉があって、意地悪な様子を表すのに使われる。芋茎は、里芋の茎のことで栄養分を大量に必要とするので、池の端っこに植えるとそこら一帯にある養分を独占し、他の植物に養分を与えないことから使われていたようだ。







‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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2 コメント

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Unknown (suisuimedaka)
2024-07-15 15:18:44
へぇ〜芋茎って食べたことないけど、芋がら(?)は義母が油で炒めて甘辛く煮ていました・・地方に行った時、芋がらが売っていて初めて原型を見ました😅
自分では料理した事ないんですよね〜
芋茎ってスーパーで売ってるのかな🙄
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Unknown (sinjyusai)
2024-07-15 16:13:01
こんにちは

ズイキもよく食べてましたが
最近は孫中心で食事が決まってる感が有ります。(笑)
あく抜き怠ったら渋いでしょうね。(笑)
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