些細なことですが、中国人の事務処理のまずさをよく示す事例を経験しましたので、報告します。
数日前、先3ヶ月分の家賃をマンション管理室に届けたのですが、担当者がいませんでした。このマンションの管理室は維持管理を担当する部署(6,7人)と部屋の売買、賃貸、家賃の収納などを担当する部署(1人か2人)に分かれています。この後者の担当者がよく不在になるのです。
維持管理を担当する方は2,3人が必ず部屋にいます。そのうちの一人が部屋代の担当者に電話をかけたのでしょう、電話の後、家賃を預かってくれて、預り証を書いてくれました。
昨日、部屋代の担当者が席にいるのを確かめて、預り証と領収書を交換するよう求めました。ところが、私の家賃が入っていないと言って、拒否しようとします。「そんなことはそちらで確かめろ」と言うと、外出中だった預り証を書いた人に電話し、調べなおして、やっと納得したという次第です。
まず、部署が完全に分かれているところが入居者にとって不便です。それと、両者の連絡がきちんとなされていません。同じ部署の中でも細かく担当が別れていて、直接の担当者でない人に伝言を頼むと、伝わっていなかったことがこれまでに2,3回ありました。
一般的に言って、チーム一体になることが少ない、内部の連絡が悪いというのは中国の多くの組織に共通のようです。
写真はマンション入口近くの警備室と管理室(看板が出ているところ)です。
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