私としては珍しく朝早い7時半ごろにバスに乗ろうとして目にした光景です(写真)。バスから降りた人たちがバスの前を横切り、片側2車線(さらに二輪車道あり)の準幹線道路を渡っていきました。次々に到着するバスの乗客も同じ。写真の向こう側右方向100メートルあたりを奥に入ったところに、日本のハローワークに当たる大きな人材センターがあり、そこへ職を求めていく人たちだと思います。この時間帯は、いい順番をとるために急いでいるのでしょう。
左方向5,60メートルのところに交差点があり、信号がついていますが、遠回りになるので敬遠するのでしょう。さらに、右20メートルほどのバス停が切れたあたりに横断報道があるのですが、ここを渡る人も皆無です。日本と同じように横断歩道を示す白線が引いてあります。が、信号がないので、ドライバーは全く無視して突っ込んできます。横断報道があってもなくても同じです。バスから降りた人にとっては、バスが停まっているうちに少なくとも1車線分を稼げるわけですから、20メートルほど歩いてから渡るチャンスをうかがうのは要領が悪いことになります。
走る車の間を縫うようにして渡っていく人たちに何の躊躇もありません。これが中国では当たり前なのです。ホント。
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