Bromptonの左折り畳みペダルはワンタッチで畳める極めてBromptonらしい構造で大きな魅力のひとつでもあります。
ところが最近の対策済み車を除いて古い年式ではペダルのストッパー機構が無くフレームに当たり傷を付けてしまいます。フレームは優雅な曲線でこれもまたBromptonの顔とも言えるパーツで構造上の不具合から傷をつけていい訳がありません。
長年不満に思っていた箇所です。フレームを保護する皮のカバーが出回ってるのは乗り降りの際の足の接触以外にもこういった不具合のせいでもあります。
最近のBromptonではやっとメーカーは重い腰をあげ左クランク内側に一体構造の突起を設けペダルを止める機構が付きました。部品として購入交換する事も可能です。部品代は¥3500ほど。。。 簡単な機構のストッパーなのでゴムシートを両面テープで止める事で間に合わせの対策を施していました。使い勝手も良く不具合も無かったのですが両面テープは高温ではがれ易くなり夏場の対処に不安があったことから恒久的対策をする事にしました。
材料は5mm厚ジュラルミン(たまたま在庫) 3mmビス2本だけ
材料を切り出し。。幅は10.5mmとしました。クランク幅を超えない十分な幅があるとペダルを折りたたんだ際にペダルプラスチックプレートがこのストッパー部品に動きを規制されてフレーム方向へのストッパーとなるだけでなく左右の動きも規制されペダル内側とクランクとの接触も防止します。
これはストッパープレート部分の断面がオリジナル形状より直角で厚く長い事で可能となります。この副次的効果は最初から狙った訳ではなく完成後初めて知りました。
クランクは自転車にパワーを伝える重要部品で強大な力が掛かります。穴あけは望ましいことでは無いので必要最小径にとどめ貫通させません。(ここ大事) 今回は2.6mmの穴あけで3mmのタップを切りました。
完成。。。 絶好調^^
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