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今日は説教くさい話。

ここにきてメディアがしきりに世論調査で改憲に賛成するかしないかを聞いていますね。そして賛成のほうが多い。というか賛成がどんどん増えてきています。
中には何をどう改憲するのかという話をすっ飛ばしてただ改憲に賛成かみたいなバカ調査もあるようですが、実に日本人らしいというか、中身は特に考えずに質問して特に考えず「賛成」と答える素晴らしい皆さんですよね。

前にも書いたんですけど、愚かな多数派には絶対につかないというのは主権者としてあるいは現代人として鉄則なんですが、それが日本人には決定的に欠けていますね。
愚かな多数派と賢明な少数派のいずれかの選択を迫られる場合には後者しかあり得ないんですが、橋下みたいな異常者はまず後者を攻撃しますね(笑)
いや、下品な生き物・橋下はこの際置いておいて、どちらが愚かなのか判断がつかない場合もあるかと思います。そういう場合は通常は留保すべきですが、どうしてもどちらかにつかないといけないならやはり少数派につくべきですね。
愚かな多数派というのはつまりナチスドイツだしファシスト党なわけですよ。

なんですか日本ですと「民意は正しい」と思っている人がいるようですね。しかし、かなりしばしば間違えるし、時には取り返しのつかないほど大きな間違いを犯します。当たり前ですが。
今回の選挙で野党にケチをつけているおかしな人たちは、とにかく民意が正しいと思っている人たちで、それは単に選挙の結果で野党が議席を伸ばせなかったからなんですが、多数派が常に正しいなら野党はいらないんですよね。
野党共闘が盛り上がって投票率が上がったところは面白い(あるいは意外な)結果になっているんですよね。
それは事前の世論調査(笑)とまるで違う結果になっているところも結構あるわけです。選挙結果が民意だとすると、民意なんてどうなるかわからないんですよ。
自公維は論外として、他でも民民の玉木だとか立民の小川あたりだと、「民意は『この辺』にあるから『この辺』が支持してくれる政策を」みたいな感覚なんですよね。
こういう人はいったい何のために政治家をやっているのかと。
ずっと啓蒙活動をしてきた山本太郎のほうがあるかに政治家としての資質に富んでいますよね。
あ、今日はそういう話をしたいわけではなかったのだ。

今、メディア総動員で、吉本の芸人も総動員で、大政翼賛の体制が作られつつあります。
とにかく自民党、大阪だけは維新(笑)、そろって「改憲」「改憲」と。
こういう時に「いや、ちょっと待て」と思える感覚を持っているかということが大事なんですよね、現代の地球人として。
大阪でメディアがひたすら維新を礼賛する姿は異常なんですが、それをおかしいと思えるかどうかが重要なんですよね。
いや、大阪の維新礼賛なんて、明らかに宗教的を通り越してカルトでしょ。
もしもわからないのであれば、アホです。
たとえば、哲学とか社会学とか歴史とか、そういう「勉強」をしながら、もしも気がつかないとすると、いったい何のためにそういう「勉強」をしたのかということが気になります。何のために本を読んだのかと。何を見たり聞いたりしながら生きてきたのかと。

哲学は目の前にある問題を解決するものではないけれども、「みんなが『吉村さん頑張ってはる』と言っているからそうなんだろう」などと思うようなことは一切学ばないと思います。
ただ空気を読んで生きる「人間」とは正反対の人間を作るのが哲学でしょう。
真善美の判断はできる大人になるのが哲学の勉強でしょ。
空気を読むというのはそういった判断をすべて放棄する行為ですよね。

山本太郎が麻生太郎のこれまでの発言を「万死に値する」と評したら、日本語の不自由な皆さんがハッキョーなさいまして、「他人に何度も死ねというのはひどすぎる」などといっているわけですね。
あまりに残念なので、スージー&ザ・万死ーズ。
Siouxsie And The Banshees - Spellbound
のギタリスト、John McGeochの特集。
在籍期間は短かったので、あまり映像は多くないです。
Siouxsie And The Banshees - Israel

Happy House + Arabian Nights

万死ーズ加入前。
Magazine - Shot By Both Sides

万死ーズのあと。
Public Image Ltd - Disappointed
ここにもいたんですね。
PILは初めのころしか聴いていなかったので知らなかった。

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