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白雲楼、起雲閣、日本タイプライター、康楽寺

白雲楼、起雲閣、日本タイプライターは全て父桜井兵五郎の資産からなり、父個人の寺「康楽寺」に寄付したものである。

白雲楼、起雲閣「日本タイプ」(37)再建整備計画(21)カナ文字タイプ

2005年10月16日 13時02分12秒 | 日本タイプライター

  財団康楽寺            西武発展(コクド、西武鉄道、プリンス・ホテル)の資金源になったのが、財団 康楽寺である

日本レミントンランド再考(14)

父は戦前よりカナ文字協会の理事をしており、将来の日本語のカナ文字化について深く考えていた。戦時中は英文タイプライターの唯一の国産メーカーであった。戦争で英文タイプの輸入が止まったためである。戦後は京都工作機械株式会社で英文タイプやカナ文字タイプの生産そ行なっていた。しかしこれまでも述べた様に、延命社長はなんのやる気もなく、京橋の日本タイプの本店予定地にパチンコ屋を建て、パチンコに興じていたのである。当時はサラリーマン重役ゆう映画が流行っていたが、日本タイプや日本観光の取締役は正にその役に嵌りこんでいたのである。しかも会社の資産を食い物にしたことは会社えの背任行為である。さきのプログでも述べたように、日本レミントンえの会社には全く見向きもしなかったのである。当時はIBMがレミントンを追撃していて、日本レミントンの社員は根こそぎIBMに引き抜かれていったのである。IBM社は日本レミントンの状況を見てか、日本には合弁会社を創らず自ら日本に乗り込んできたので、どうしても日本レミントンの社員が喉から手がでる程欲しかったわけである。日本レミントンはそれを黙って見ていたのである。日本タイプの暖簾と和文タイプの独占的販売体制があったため、何の努力も無しにノウノウと経営が出来たのである。従ってカナタイプの将来性に気づかず、百年一日のごとき会社経営をし続けたのである。ブログの写真はコンピューターunivacである。



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