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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

カラフル

2010年08月31日 19時38分04秒 | 映画
映画「カラフル」を見た。
これは、直木賞作家・森絵都さんのベストセラー小説をアニメ化したものだ。

主人公は中学生で、学校、街、自宅が舞台となる。

絵が凄くきれい。また学校も中学生が使うような小道具や、中学生が音楽で習う歌など、
自分たちも経験したことがある世界が描かれていて、懐かしく、この点でも見入ってしまう。

声優も、冨澤風斗さん、宮崎あおいさん、南明奈さん、高橋克実さんなど、俳優としても
有名な方だが、キャラクターにあった声で、この点も

内容であるが、自殺した主人公は、あの世の世界で、罪深い魂の為、輪廻(再び生まれ変わるサイクル)できないことから、自殺して亡くなった中学生(小林 真)の体を借りて、もう一度やり直し(修行)を命じられ、そこで自分の罪を認識すれば成仏できるということで、
再度、現世に送り込まれる。

物語は、「小林真」という自殺した中学生の体を借りた瞬間から始まる。

まさに死んだと診断されたばかりのところだったが、魂が宿って蘇生する。
ちょっと重い感じのスタートだ。

この主人公は、他人の体を借りているので、気軽に彼の人生を楽しもうとする。


あの世のガイド(プラプラという名の天使?)から、本当の小林真が何故自殺したのか(①友達もいなく、いじめられる。 ②家族とは心が通わない=母親の不倫現場を目撃し、嫌悪感を感じ、父はうだつのあがらない父で軽蔑、兄は意地悪で口をきかない。
③憧れだった学校の女の子(ひろか)が援助交際しているところを目撃でショック)を教わるが、主人公は客観的に見て、気軽に彼の人生を生きるので、その結果、自殺した小林真が見てきた世界と違う感覚を得ていく。

(主人公をあの世からの現世に送り込むに当たり混乱しないように導くガイド プラプラ)



客観的に気軽に生きることで、前より、明るくなり、初めて友ができ、その喜びを知る。
また、家族も自殺から生き返った真に対し、愛情を出し、実は家族が自分に対し愛情深かったことを知り、誤解であったことを認識する。

(主人公の魂が宿った小林真【奥】と友達の早乙女君【手前】)
初めて出来た友達。友達が出来る嬉しさをしり、同じ高校に行くという夢がもてるようになる。
                     

(母親。不倫を目撃し嫌悪する。過ちはあったにせよ、真に深い愛情よせている事に気づく)



また、援助交際しているひろかも、接している内に実は「泣いたり、笑ったり、苦しんだり」といろいろな顔があることに気づく。
そして、世の中にはいろんな人がおり、いろんな色がある。
その結果、自分の色が分からず苦しむが、いろんな色がいくつあっても良く、決める必要はないと悟るようになる。

(憧れのひろか)


そして、孤独だと思っていたが、実は周りからも気をかけられていることや、明日があることの有難さなどを感じるうち、主人公は、人の体を借りて小林真になったと思ったが、実は最初から小林真の魂であったことに気づくところで終わる。

この映画、自分を取り囲む人がしてくれる当たり前の行為が、実は凄く幸せなことであること、明日があることのありがたさ。
自分のもってる色に悲観する必要はなく、いろんな色があって良いと言った事を訴えている。

随分重いテーマであるが、うまく表現できていたと思う。
少し考えさせる映画だった。

今、日本の自殺者は毎年3万人もいるそうだ。
自殺を考えている人は勿論、そうでない人も、当たり前と思っていることが実は幸せということを再認識するにはいい映画だと思う。

(評価)
☆☆☆☆

(基準)
☆☆☆☆☆ 面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   面白い DVDは検討。
☆☆☆    まあまあ。何かが足りない DVDは検討が必要。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!



風林火山紀行(甲斐路編16)・・・武田家終焉(他の武田家の人①)

2010年08月30日 07時45分03秒 | 旅行
武田義信が謀反をおこし、その結果、自刃とも暗殺とも言われる形で没してから、
勝頼が後見役ということで武田家の後を実質継いだ形だ。

しかし、嫡男義信と勝頼の間には他に2人の兄がいた。
竜宝と信之(早逝)である。
竜宝(1541年生-1582年没)は、信玄と三条夫人との間に生まれた次男であったが、生まれながらか、幼少期になったのかはっきりしないが、所謂盲目という悲しいハンデを背負ってしまった。
それでも当初は、信濃の小県海野氏の名跡を継いで海野信親と名乗っていたが、
出家し、竜宝と名乗った。半俗半僧の身で「ご聖道様」とも呼ばれていたようだ。
後に兄が謀反(義信事件)で処断や父信玄亡き後の武田家の滅亡など、武田家の盛衰をそばで感じた人でもあった。
1582年 織田の軍勢が甲斐に攻め込み、勝頼は、天目山を目指すも田野で自刃。
この報を受けて竜宝も入明寺に匿われたものの自刃したそうだ。
享年42歳 不運の武将だったと思う。

(竜宝の墓)


お寺の方が親切にも本道に案内してくださり、位牌を見せていただいた。(写真は控えた)
お寺の方 説明だけでなく、このように親切にして頂き、ありがとうございました。

今も、慰める為、毎年お祭りが行われているようだ。

もし盲目でなかったならば、義信に代わって竜宝が武田家を継いでいたのかもしれない。
そしたらまた違った武田家の歴史があったかもしれない。

因みに彼には子供がいて、その結果、現在まで命脈を保っている。
その子の名を信道という。
彼は出家して顕了道快と号し、織田家による残党狩りを逃れたが、時代が流れ徳川の世になると、武田家復興をたくらんだとされた、所謂大久保長安事件に連座して伊豆大島に流された。
お寺の方のお話だと、完全な陰謀で、濡れ衣を着させられたそうだ。
さぞかし無念であったことと推察できる。

しかし、この方、島流しに遭っても、負けることなく、高い教養で島の民の教育など行うことにより、島民に慕われ、かなり信望が厚かったようだ。
今もそのお墓は、島の方に大切に守られていることを教えて頂いた。

先日、約400年ぶりに、その位牌が山梨に帰ってきた。
実に長い期間の陰謀の呪縛がようやく解け、名誉が回復できたのかなって思う。

運動会とゲリラ戦その② 棒倒し

2010年08月29日 08時35分46秒 | ノスタルジア
「棒倒し」という競技をご存知だろうか?
小生の中学では、運動会(学園祭)に棒倒しという男子専門の競技があった。
そして不思議ではあるが、この競技、何故か上半身裸で、下は半ズボンと裸足で行った。
理由は不明。実に盛り上がるが、危険を伴う競技だ。

ルールは単純だ。
・2チームで行われる競技で、まず両陣地に分かれ、各陣地に高さ2.5m位の丸太のような太い棒を人の手で支えて立てる。
・チーム内では攻め手と守り手にメンバーを分ける。
・攻め手は相手の棒を倒す役。守り手は棒が倒されないように棒にたかって、必死に守る役。
・味方の棒が倒れるより早く、如何に敵方の棒を倒すかを競うゲームだ。

危険なのは守り役の方だ。
何故なら攻め手は敵方の棒を倒そうと、猛ダッシュで突撃してきて、守り手の体を踏み台にしてよじ登り、棒に捕まり倒す。だから守り手は背中など怪我が絶えない。
それと「踏み台にする=蹴り」のようになるので、局地的に喧嘩になることも多く、この点も怪我の原因だ。

だからみんな守り手はやりたがらないが、結局なるのはラグビーのPRのように、
がっしりしていて でかい人。もしくは喧嘩が強いような奴(敵方攻め手は、ためらうので)が配置される。

(告 白)
少年(小生)は、中学生になり悪知恵もパワーUP。しかも相変わらず運動会(学園祭)にドライで、勝敗よりも悪戯をすることにエネルギーを使う。あらゆる競技において勝利への貢献度は殆ど0(なんちゅう奴だ)

この少年が守り手などやるはずもない。勿論楽しい攻め手じゃ!!
しかし勝利など全く眼中にないので、喧嘩に巻き込まれるような真剣勝負などする気もない。でも大勢が棒にたかり、混乱するので絶好の悪戯チャンス!!
少年は、血がたぎり、歪んだ笑顔を浮かべた。

試合開始を伝えるホイッスルが鳴る。
攻め手が一斉に敵方陣地の棒に凄い勢いで飛び掛る
少年と悪ガキ仲間は徒党を組み、勢い良く突っ込む。
いざ悪戯開始じゃ!!

両軍入り乱れて、必死に棒にしがみつく守り手と攻め手。現場は大混乱。
そしてみんなが棒を注視していることを良いことに少年は、守り手のズボンをずり降ろしまくる最低の行為をして楽しんだ。

守り手は観衆に尻まるだし。観衆大笑い。
脱がされた守り手は棒を守るどころじゃない。
人が入り乱れているので、当然誰がやったか分からない。実に有効なゲリラ戦だ(どこがじゃ!!)

守り手は恥をかかされるも、誰がやったか分からないのでやり場のない怒りに震えるしかない。

少年らが狙ったのは、不良で喧嘩が強くて威張り散らしている敵方守り手じゃった。
少年は、正義感一杯じゃった(実は楽しんでました)

見事に天誅を下したつもりだった。
今度はさすがに中学生で悪知恵が働いた為、誰にもバレることはなく、運動会は終了した。

しかし、後日思わぬところから事が発覚する。
棒倒しの光景を先生たちが、広報等をかねてを撮っていたのだ。
その中に、写真のメインではないが、端で露骨にズボンを降ろしている仲間が
写っていたのだ。 「愚か者めが~~~~」少年は心の中で叫んだ。
実に詰めが甘い。

幸い、一般生徒に写真は公開されなかったが、その仲間が先生に呼び出され、詰問されたことにより、犯行グループが芋蔓式に浮かび上がり、小生もあえなく御用。
先生に強烈なをもらい釈放された(当時は体罰結構あった)

あれは、暑い秋の日のことじゃった。

今振り返ると、実にけしからん。
やはり運動会は、子供らしく、楽しんで、そして勝つ為にベストを尽くさなければ
ならないと子供に伝えたいと思っている。
自分のことを棚に上げて実に勝手な大人じゃ・・・・反省。
そしてズボン下げられた方 ごめんなさい

ハナミズキ

2010年08月28日 14時00分18秒 | 映画
映画「ハナミズキ」を見た。
久々にラブストーリーでも見て涙したいと思った。

主演はガッキーこと新垣結衣さん。
今まで幼い感じの印象であったが、いつしかすごく美しい女優に
なったって感じがした。
共演は、生田斗真さん、向井理さん他。

主題歌は一青窈さんのヒット曲「ハナミズキ」。
凄くいい歌。大好きな曲だ
9.11のテロを受けて書かれた曲で、「ハナミズキ」は
自分の大切な人とその人の好きな人がせめて100年続けばいい。
そういう願いを込めて創った曲だそうだ。
深い・・。実にいい

そしてストーリーはタイトルどおり、この曲をモチーフにした純愛ラブストーリー。
擦れ違いながらも、お互いを思い合う男女の10年間に及ぶ愛の軌跡が描くと紹介されている。

感想だが凄く舞台となる北海道の大自然が綺麗で行ってみたくなる。
そして紗枝(新垣さんの役)の高校生から、社会人までの大人になる感じが、
化粧・髪型・衣装で上手く成長を表現出来ていて、そのどれもが凄くかわいい。たまらん

余談だが、紗枝がこの物語で選んだ進学先は早稲田大学。
映画にいっぱい早稲田が映し出されていた。この点が一番気に食わん。
法政であれば、ポイント倍だった・・・

(高校生の紗枝 電車の中で受験勉強中 なんか見ていて懐かしい)


(成長し社会人なる。大人の紗枝 ニューヨークで活躍 綺麗ですな。)



(紗枝の婚約者 ゲゲゲで益々ブレークの向井さん 紗枝と結婚する予定だったが・・・)



ネタバレになってしまうが、
高校から付き合い始めての10年を描く。
彼氏(康平=生田さん)が北海道に残り、彼女(紗枝=新垣さん)が東京の大学に進学。
遠距離恋愛となる。
その後別れ、彼氏は別の女性と結婚。彼女はニューヨークで仕事。
彼女もそこで新しい人(純一=向井さん)を好きになり、結婚を決意。
その後元彼氏、離婚。元彼女、結婚を決意した純一が死亡。そして元彼・元彼女北海道で再会。ハッピーエンドって感じ。

はっきり行って10年を2時間ちょっとで描くには無理があり、ストーリー的に雑になっている。
よって「何で??」と言った具合に突っ込みどころが満載となる。

キャストやロケ地は最高だが、脚本がまずく、B級ラブストーリーになってしまってもったいない感じ。

何故かと言うと、10年を描くためにテンポが速すぎて雑になり、ラブストーリーの根幹である、何故このカップルは惹かれるのかを描く接点の場面が、余りにも少なすぎて、感情移入できないからである。

大学に行き、遠距離恋愛となるが、ここでもテンポが速く、接点が余り描かれないため、愛し合う想いが共感できない。
その後別れ、紗枝はニューヨークに行き、康平とは友人の結婚式まで接点はなし。
結婚式で再会した時には、康平は別の人と結婚。
紗枝も、結婚しようと決意した純一(戦場の子供達を撮るカメラマン)がいる。
心が揺れるも、たいした事件もなく、またそれぞれの生活へ。

しかし、その後都合のいいように康平離婚。 紗枝は、婚約者がイラクでテロに襲われ死亡。
この時、紗枝、純一の死に大粒の涙を流す。

その後、強引な偶然が重なり、康平を思い出して日本に紗枝が帰国する。
そして強引に再会。ハッピーエンド。

あまりにも二人の接点がないのに、何故これほど惹かれあうのか?
彼らよりもずっと多くの時間をすごした、妻や亡くなった婚約者への想いは?
あの婚約者の死に際しての大粒のは??
それなのにあっさり断ち切りハッピーエンドにする。
こんなの「純愛」と呼べるのか??

10年愛というが、実質、殆ど接点がない。その間に他の人を真剣に愛しているのに・・・など矛盾が多く、全く感情移入が出来ない

そしてもう一つ。
映画が終わり、客の誰かが言っていた感想が聞こえてきた。
「大好きなハナミズキの曲と全くあっていないストーリー。全く泣ける場面なかったね・・」
全く同感だった。
かっくりだ。この曲使わないで欲しかった

よって☆1つと言いたいが、北海道の景色が綺麗なことと、
ガッキーが余りにかわい過ぎる事に免じ、
☆2つとする。

新垣さんに小生が歌のハナミズキ風に言葉を贈るなら、
「かわいいガッキーには、もっと素敵な作品にめぐり合えます様に・・・・

(評価)

☆☆

           
(基準)
☆☆☆☆☆ 面白い もう一度映画館に見に行きたい。 DVDは購入する
☆☆☆☆   面白い DVDは購入する
☆☆☆    まあまあ。何かが足りない DVDは検討が必要。
☆☆      がっかり。
☆       話にならん 金返せ!!
                                           以上

菅平合宿終了

2010年08月27日 08時29分04秒 | ラグビー
今日で、菅平合宿が終了した。
あとは調整をして、9月12日に中央との開幕戦を迎える。
もう残された時間は僅か。あと少し頑張って、いよいよ臨戦モードだ。

去年は確か河口湖あたりで最終調整をした記憶があるが、今年は千葉でやるようだ。
もし山梨でやるなら見に行こうと考えていたが、ちょっと残念
40人ほどでやるようだ。

法政HPによると、明治B戦では原島選手が後半だけではあるが、復帰したようだ
まずは一安心

オレンジ山岳会さんの情報だと、原島選手が復帰したというのに、川原田選手骨折、
宇佐美選手も怪我をしたようだ。心配だ

PR③は、早稲田・明治の強豪相手に宇佐美選手を抜擢した。
監督が大変期待しているということだろう。

PRが固まっていない感じだった中での2戦先発だっただけに、有力かなって思っていたが
再び渾沌としてきた感じだ。
まあ、ファンとしては予想するのも楽しみの一つ。

浅岡選手・鎌田選手あたりになるのだろうか?

更にスタメン構想では、NO.8堀選手、SH中村選手、SO加藤選手、CTB森谷選手の1年生が当確したようだ。
早すぎるとも思うが、春から見てると確かに活躍したのは間違いない。
実力でレギュラー奪取したというべきか。。。
活躍を祈ろう。

それにしてもHB団が1年生ってなんか優勝した時の、苑田さん-中瀬さんの時のようだ。
縁起がいい。あの時はLO藤原さんも1年生だった。
そしてNO.8は確か2年生の伊藤剛臣さんだったな。
実に若いチームだったことを思えば希望もある・

勿論縁起云々でどうにか成る程甘くないだろうが、あの時の栄光、もう一度見たいものだ。
奇跡起せ 法政

頑張れ法政