夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

支援のジレンマ

2011年03月31日 22時07分30秒 | 世の中の出来事
あの悪夢のような震災から20日が過ぎた。
犠牲者の数も3万人が目前に迫り、気持ちが滅入ってくる。

更には原発。

連日の政府の会見とは裏腹に事態は益々悪化し、その損害賠償たるや
いったいいくらになるのか?
そのツケは電気料や税金となって我々にのしかかってくる事は必至だ。
今後日本経済浮揚の足を大きく引っ張ることになるだろう。

政府の逃げ道を残すような発言が引っ掛かる。
「直ちに人体には影響がない・・・」
「自主避難・・・」
「東電から報告が・・・」

逃げ道を用意したような発言は止めて貰いたい。
特に自主避難とは何事か

その判断基準たる情報を持っているのは政府ではないか?
国民の命や生活がかかっているのだ。
キャッチフレーズは虚言で、現実は「菅政権延命のほうが大事」
といった感じがありありだ。

東電を管理下においているのだから、責任転嫁発言は見苦しい。
退路を断った精神集中した取り組みをすべきだ。
また、そうでないとこの災害には立ち向かえない。

それと東電。
特に社長!! めまいで入院しちゃうのか??

部下や下請け社員は命を賭けて原発で必死の処置をしている。
緊急事態とはいえ、信じられない過酷な労働条件下でだ。

そういう事を思えば、最高責任者は、点滴しながらでも、主治医を傍に
おいてでも陣頭指揮を執り、会見をすべき立場であり、状況下だ。
例えそこで落命しようともだ。

今、こうしている間にも、多くの国民が被爆の危機に晒され、
農作物や魚介類をダメにされ、職を奪われ、
失業に追い込まれ、生活に大打撃を受けているのだ。
失業者は今後の解雇を入れれば、1万人以上は軽く超えるという。

それが入院・・・? 人の命の心配を先にすべき立場の方がですか?・・・と思う。

こういう男の下で働く社員って不幸だな。
ただ、現場の方は、相当自分の仕事に誇りを持ってるのだろう。
そうでないと命までは賭けれない。
頑張って欲しい。

話は変わるが、支援物資。
これまでも会社や仲間と送った。
そして今後も継続しようと思っている。

現地でもまだまだ行き届かず、困っているようだが、
山梨県の支援物資受付のHPをみると

「救援物資受付の一時中断について」なんて見出しが出ている。
どうやら途中に置かれている「支援物資用の倉庫」が満杯のようだ。

震災から20日。いったい無能政府は何をしているのだ?
現地で物資が足りていないのに、こちらではいっぱい支援物資が
来過ぎて満杯で受付不能となっている。

なんというジレンマだ 

そして支援物資品目。
ここ山梨でも買占めの影響があり、現地が欲しがっているとされる
支援物資が少ない。

先日、支援物資を届けた行政団体では、欲しい品目の一つに「水」「粉ミルク」
があった。
しかし、「水」「粉ミルク」は、売り切れていて、どこの店にもない。
でもふっと見渡せばジュースやお茶、そしてお菓子はいっぱいある。
こういう飲料水やお菓子をケースで送るならOKじゃないのか?
何故受け付け品目にアップされていないのだろう?

被災地の人は、大人だけじゃない。子供や幼児もいる。
我々と同じように水だけでなく、ジュースやコーヒー、お茶、お菓子だって
欲しいはずだ。

おそらく各受付で、特定品目ばかりが集まらないよう、
欲しい品目を分散して集めているのだろうが、
どこを見てもこのような品目が見当たらないような。。。

いずれにせよ、受付品目がない!! 代替品はたくさんあるのに・・・。

これもジレンマだ。

行政だけでは忙しすぎて、気がつかない点も多いのかも知れない。

現地の子供たちの避難所での涙を見ると苦しくなる。
ご飯・ジュース・御菓子。
せめて普通の子供が食べているようなものをあげたいと思う。

行政ばかりでなく、NPOなどで、
このようないろいろな支援物資を受け付けてくれるところを調べようと思う。
微力ではあるが、行動したい。

ただ、震災詐欺という人の皮をかぶった悪魔が横行している。
義援金や支援物資を受け付ける団体には、注意しましょう。

高校JAPANスコットランド・ウェールズ遠征4戦通じ法政コンビは大活躍

2011年03月27日 21時37分49秒 | ラグビー
日本ラグビー協会のHPで、高校日本代表スコットランド・ウェールズ遠征の
最終戦結果が発表された。

結果は、27-39でウェールズ プレジデントXVに敗れ、残念ながら
最終戦を飾ることが出来ず、通算2勝2敗で遠征を終えた。
ただ強豪相手に善戦し、良い遠征であった。
2019年Wカップの日本代表に繋がる強化が出来たのではないかと思う。

今回の遠征では、法政コンビが4戦全てで先発出場で大活躍
西内君は、最終戦も1トライ決め、毎試合トライの計6トライ。
見事トライ王の活躍だった
金君は前半19分で途中交代だったようだ。怪我でないことを願うが、
両名とも4戦通じて良く頑張った
お疲れ様でした。

多くの法政ファンが嬉しく、また頼もしく思っていることだろう

次のステージは法政大学 
応援したいと思う。

また、本日サンスポでは、武者選手が被災され、震災復興への奮闘ぶりが掲載
されていた。
大変の目に遭われたと思う。
一日も早く元気な姿でグランドに立つ日を願いたい。
小生も、本日僅かであるが、震災で被災された方への義援金を送らせて
頂いた。
ここ山梨の小生の住む地区は、連日の原発などの生活不安を感じさせる
報道の為か、買占めがあり、依然として特定物資 特に水やカップラーメン、
アルファ米といった被災地で足りないものが手に入りにくい状況である。
しかし、仲間達と協力してまた支援物資を送りたいと思っている。
ずべての被災者が震災前の生活を少しでも早く取り戻せること
が出来るよう、協力したい。

また同記事では、竹下選手が主将になった事、4月2日が全体集合日となった
旨が報じられていた。
こういった記事をサンスポで知るのは少し寂しい気がする・・。

竹下選手の主将就任はほぼ予想通りなので驚きはない。

黄金ルーキー誕生と喜んでいたのが、ついこの間のような気がしていたが、
早いもので、もう最終学年となってしまった
1年生から素晴らしい活躍で法政を支えてきた選手。
法政のジャージを着る最後の年は、法政復活という重責がのしかかる
大変な年だと思う。

チーム一丸となって新主将を支えて欲しいと願う。
小生もファンとして応援する。

竹下主将頑張れ

また4月2日には、指導体制も発表して欲しい。
法政復活を賭けた大事な年なので、スタートはしっかりしてもらいたい

頑張れ 法政

法政の高校JAPANコンビ活躍

2011年03月24日 19時25分31秒 | ラグビー
日本ラグビー協会のHPでは、高校JAPANのスコットランド・ウェールズ
遠征の状況が掲載されている。

ここまで3戦を消化し、2勝1敗と、目標の4戦全勝の夢は途絶えたが、
素晴らしい結果だと思う。
特に14年ぶりにスコットランドU18を撃破したのは素晴らしいことだ。
選手団は、遠征先の支援もあって、募金活動もしているようだし、
日本を勝利で励まそうということで精神的にも団結しているようだ。
高校野球も始まったし、今、高校生の全力プレーが日本を励ましてくれている。


さて試合だが、直接見ていないので内容は分からないが、結果だけ見て
もっとも嬉しいことは法政に進学が決まっている西内・金両選手が、
初戦の終了間際の交代を除けば、ほぼ3戦ともスタメンでフル出場し、
試合に貢献していることであろう。

西内選手は、初戦1T、2戦目2T、3戦目2Tと毎試合トライの
計5トライ。すげ~トライゲッターじゃん。
まあ、それはともかくチャンスをものにして貢献してますな。
金選手もトライこそないもののBKリーダーとして中心選手となっている。

ここのところ、震災で暗い日本。
様々なことが必要以上に、延期、中止などとなって、明るいニュースを全く
作り出せないような状況になっている気がする。

だからこそ、高校JAPANの活躍、そして法政コンビの活躍は、
貴重な朗報であり、元気をもらえたと思う。

今回の遠征は、3月26日のウェールズ プレジデントXVとの一戦を
残すのみとなった。
法政コンビの活躍を期待したい。

頑張れ 法政コンビ!!

祝合格 法政ラグビー新入部員 

2011年03月20日 20時52分23秒 | ラグビー
3月11日 法政ラグビー部のHPの発表ではないものの、オレンジ山岳会さん
のブログにて法政新入部員の発表がされていたが、その日はあの忌まわしき
大震災がおき、日本全国がパニックと悲しみに包まれた日だった。
小生自身も放心状態だった。

あれから9日。依然として余震は続いているが、多少落ち着いた感はあるので、
だいぶ遅れてしまったが、ここで法政を応援する者として、
言いそびれていた事を言いたい。

まずは法政大学合格おめでとうございます
ラグビー、勉強、恋愛、友情 思いっきり楽しんで下さい。
法政との素晴らしい4年間であることを祈ります 


大学より発表されたとする今年の法政新人は17名で、
以下の通りだ。

①PR   木村 秋田中央
②HO   森岡 尾道
④LO   金子 國學院久我山
⑥FL   松本 秋田工業
⑦FL   西内 東福岡      高校JAPAN
⑧NO.8  小池 明和県央     U17、高校JAPAN候補
⑧NO.8  森井 報徳学園     高校JAPAN候補
⑧NO.8  宮崎 新田        高校JAPAN候補
⑩SO/FB 北島 長崎北
⑩SO/SH 大政 東福岡
⑪WTB 半井 伏見工業     高校JAPAN候補
⑫CTB  大塚 天理
⑫CTB  金  大阪朝鮮      高校JAPAN
⑬CTB/WTB 門間 東福岡
⑭WTB 今橋 日川
⑮FB 野々上 東京        U17、高校JAPAN候補
⑮FB 犬飼  春日丘  

実に頼もしいメンバーが法政の門をたたいてくれた。
予想していた某LOがいない事以外は、予想通りで、順調に法政に入ってきて
くれて嬉しい限りじゃ。


欲を言えば、1,2列をもっと強化したかった感じがするが・・・。

高校JAPANの2人は最早言うまでもない。
スコットランド・ウェールズ遠征では、17日第一戦が行われ、 
グラスゴーホークスU20デベロップメントに
22-5で見事快勝した。

西内君は6番FL、金君は12番CTBで共に先発出場。
西内君はトライも獲ったようだ。また、金君はBKリーダーになっているようで、
両名とも活躍しているようだ。
是非とも生で見たい選手。4月が今から待ち遠しい。


花園組では、伏見の俊足でトライゲッターの半井君。
そして力強い突破だけでなく、ディフェンスに加え、リーダーシップ抜群の
明和県央主将小池君が強く印象に残っている選手で期待じゃ。

また小生の地元贔屓という訳ではないが、日川の今橋君。
花園は1回戦敗退で見せ場があまり作れなかったが、予選決勝で魅せた
俊足と体幹の強さで敵を次々とかわしての40mトライは見事。
この日3トライの活躍だった。
まさしく日川のトライゲッターで、伏見の半井君と切磋琢磨して、近い将来
両名が法政の両翼を担える選手に成長して欲しいものじゃ。


地方予選敗退組では、東京高校の野々上君だろう。今年の花園では
見ることが出来なかったが、1年からレギュラーで去年、一昨年と素晴らしい
ランスキルとディフェンスで、強く印象に残っている。
当時東京高校主将の石澤選手に注目していたが、その傍らで野々上君を
見ながら「法政に来ないかな~」なんて思いながら観ていたのを覚えている。
それが実現した。
だからかなり期待している選手。

あと小生は見ていないが、他の法政ファンの方の話では、
天理の大塚君も金君と並ぶ絶賛のCTBらしい。
見ていないだけに早く観たい選手だ。

もちろん、それ以外の選手も大いに期待している。
以前にも書いたが、肩書きだけが全てではない。
大学4年間の活躍を保証するものではない。
だからこそ、「下克上」 大いに期待したい。

昨年4月に入った1年生でAの試合を経験した選手は何人もいる。
その中には高校JAPAN候補にもならなかった選手が多く含まれている。

今年はどんな成り上がりが出てくるか楽しみだ。

そしてこの中から一人でも多くオレンジブルーのジャージを着て
活躍して欲しいと願う。


が咲く頃には会いに行きたいものだ

頑張れ法政 
頑張れ新入生


PS:心配していた指導体制。
   3月12日に発表だったということは決まっていて、最悪の
   状態は避けられたのであろうが、地震で流れてしまい、
   詳細がなかなか見えてこない。

   HPでの選手の発言を見る限り、あの方なのかな??
   いずれにせよ、監督・コーチが誰になろうが法政を応援する。

   頑張れ 法政

春はきっと来る!!

2011年03月20日 09時37分10秒 | 犬・自然
大震災発生後、今日に至るまで小生の中では地震一色となっていた。
本来であれば、映画・食べ物・法政ラグビー・旅行など、日頃感じていること、
気になっていることをいろいろ書いていたであろう。

東北に比べれば震災被害は全然大したことがなかったのに、小生の中では
あれ以来時間が止まっていた。

決して自粛や同情と言ったもので自分の感情を押し殺して
ブログの話題を控えていたわけではない。

今回起こった現実に対し、ショックが大きすぎて、とても他人事に思えず
その気にならなかったといったほうが良い。
小生も、被害はなかったにせよ、地震発生直後建物の外に避難し、
その揺れの大きさや連発で襲ってくる余震に恐怖した一人だ。
TVをつければ、津波が街を破壊していく、まるでCGで作られたような
信じられない光景。一面火の海の地獄。
無力感を感じ、力が入らなかった。

あの日、今回亡くなられた方々は、小生と同じように、朝起き、会社や
仕事現場に行き、仕事が終われば、どこかに行ったり、週末に予定を立てたり
していた筈だ。

だが、自然は何の言い分を聞かぬまま、たまたま東北方面を中心とする街や
多くの人を襲い、まるでPCの電源を切るように、命の強制終了をしてしまった。
決して他人事ではない、自分だったのかもしれないと思うとショックが
大きかった。

だが、ようやくまた今までどおり少しずつ感じていることを
書いていこうと思っている。

勿論震災のことを忘れるけではない。
昨日も書いたが、他人事ではないので、物資を探しながら
支援を続けるつもりだ。
こちらも買占めの影響なのか、被災地で望まれているものが、中々
箱単位では手が入らない。
しかし間もなく解消されよう。
同情なんかでなく、日本人として自分のできることはするつもりだ。


さて今朝、を連れて散歩をした。
だいぶ水温が暖かくなったようで、ゆうぼうも川の中に入っていく。
春は間近に来ている。




隣の甲斐犬もあと10日ほどで1歳になる。
甘えん坊のかわいい甲斐犬じゃ。元気で何より。
(いつもの姿勢で小生が来るのを待つ甲斐犬)


(近づくと抱きついてくる。 中々愛い奴じゃ)


公園を歩くと、地震があったことが嘘であったように、
自然は着々と春の支度を進めている

(すもも開花)


(ふきのとう)



そう、必ず 春は来る。

季節だけでなく、被災者の心の中にも。
それが一日でも早くなることを祈っている。

小生も微力ではあるが頑張る所存だ。