夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
こよなく愛し、ささやくブログ

日本代表 爽やかに散る

2010年06月30日 08時19分34秒 | 野球・サッカー、その他スポーツ
本日 夜中 Wカップサッカー決勝トーナメントのベスト8を賭けた日本パラグアイの一戦が行われた。
延長戦通して0-0で、PK戦の末、3-5で敗れ、残念ながらベスト8に進むことは叶わなかった

日本代表の試合くらいしか見ない、にわかサッカーファンの小生であるが、今回の日本代表には感動した。

試合で負けたのではない。。
PKという極限の緊張の中ですべてのゴールを決めたパラグアイの選手が素晴らしく、そして運があっただけだと思う。一方日本はその運がなかった。
とはいえベスト8に匹敵する戦いぶりだったと思う。

PK戦での駒野選手の失敗は誰も責めれないと思う。

駒野選手は今大会は不動の右サイドバックとして活躍。
日本の固いディフェンスに大きく貢献したし、積極的にオーバーラップして
チャンスも多く作っていた。
いい活躍していただけに、本人にとってはあまりに残酷な結末だったと思うが、
胸を張って日本に帰国して欲しい。

思えば、大会前の親善試合。まさかの4連敗。
予選敗退と考えていた人が殆どであったことだろう。

岡田監督も選手も苦しかったと思う。この時、監督は責任を取って辞めるような発言もしてたし。

でも本大会に入り、見事に監督・スタッフ・選手が奮起した快進撃だったと思う。
お見事でした
負けたとは言え、次回大会につながる内容だと思うし、
全力プレーを感じたから実に爽やかだった。
感動を与えてくれたことに感謝したい。

そして今回の代表メンバーは、次回大会にも出れるような若い選手が多くいる。
欧州クラブチームからオファーが多く来ているようだ。
今回の大会で感じた世界との課題を克服し、欧州で揉まれて、
大きく成長して次回大会に戻ってくる事を願いたい。

頑張れ 日本


春のオープン戦 法政大学 vs 帝京大学

2010年06月28日 16時27分43秒 | ラグビー
先週末、オープン戦を締めくくるに相応しい相手、帝京大学ABCDとの4連戦が行われた。

小生 突然の体調不良により応援に行くことが出来なかった。
本日ようやく復活したが、実に無念である

実は先週の中央戦を観てから、今回の試合 やる前から結果は予想していた。
4連敗だろうって。どれも大敗。特にA戦は100点とまでいかないまでも、近い点数は
取られるかもしれないと覚悟していた。

結果は以下の通りのようだ。

法政Dvs帝京D
前半  0     7
後半  10    14
合計  10    21


法政Cvs帝京C
前半  7    17
後半  12    10
合計  19    27

後半だけ見れば勝ってるんだな。
また松原選手が3トライと意地を見せたとか。Bでこの活躍が出来れば上が見えてくる。
期待している選手だけに夏合宿以降の成長に期待したい。

法政Bvs帝京B
前半  14     7
後半  7    33
合計  21    40
前半はリードして折り返したんだな。
後半、また総入れ替えしたのだろうか?一気に総崩れのようなスコアだ。

先発1年生4人 2年生4人で下級生が半分を占め、3年生が7人。
4年生は誰もいない。それでも前半帝京Bにリードしてたというのはいいな。
それにしても4年生 何してるんじゃ
何でBにいないで、CDに多くいるんじゃ~


ここまで3連敗だが、どれも一方的というわけではなく、いつにもまして善戦したのではないかと思う。1,2年生が成長してくれれば底上げが図れ、来年はもっといい試合が期待できる。

さて、A戦だ

法政Avs帝京A
前半  7    29
後半  0    22
合計  7    51

主将がついにA復帰した。まずはめでたい。まだ本調子ではないだろうが、迷える法政を導いてほしいのう~。
スタメンを見ると、竹下選手が欠場したものの、ほぼベストメンバーだ。一部LOが何故?ってのはあるが・・・。

それにしても見事にやられましたな。100点ゲームの半分で済んだといえば聞こえが良いが。
試合を見に行ってなくても酷くやられた事が分かるスコアだ。

見に行っていた知人の話ではFWで圧倒され、BKに蹂躙され、格の違いがまざまざだったとか。更に相手はボンド選手といった主力選手の一部がでていなかったとか・・・。
法政がこの冬栄冠をつかむにはあまりの高すぎる壁だということを改めて感じる。

折りしもこの日(27日)
ライバルの関東学院が早稲田と激突していた。

関東学院大学 VS  早稲田大学
  14         17
早稲田相手に逆転で一時はリードするなど善戦。
やはり関東は先日勝てたとは言え、油断ならない相手だ。

また先日法政が大苦戦の末なんとか勝った大東文化が同じくリーグ戦の日本大学と試合をしていた。結果は以下の通り。

大東文化A  VS  日本大学
   0         54

なんと大東文化が大敗しているではないか
勿論メンバーがどうだったかは分からないが、
一ついえるのは、日大も法政にとって安パイではないということだ。

中大にも負けた。流通経済や拓殖とはやっていないが去年の秋の苦戦を見れば侮れない。
こうしてみると今年の法政の状況は極めて厳しい。
秋のリーグ戦は一つも息が抜けない。

夏合宿が大事だ。
今回の帝京戦での大敗に選手は改めて危機感を持ったと思う。
これを乗り越えるって凄く大変だと思う。
法政って毎年学生が主導のチームだ。
だからプロ化している大学に比べ、著しく不利で、限界に来ている。
でもその一方で学生らしく、魅力も感じる。
他大学に比べ、スタッフ陣も冷遇ではあるが、何とか導いて欲しい。
そしてこの壁を乗り越える学生の姿を見たい。
このまま法政の選手たちが終わるわけがない。
夏合宿を通して巻き返してくれると信じている。
法政 頑張れ!!

祝 Wカップ 日本決勝トーナメント進出

2010年06月25日 16時57分25秒 | 野球・サッカー、その他スポーツ
毎日、色々なスポーツが行われ、そこには勝者がいて、ヒーローが出て、それなりに多くの人を喜ばせてはいるのだけれど、国を挙げて国民が熱狂するような出来事って、年に1度あるかどうかだなって思う。今回のWカップ、そしてオリンピック、あとWBC(ボクシングではない、野球だ)くらいだろうか?勿論関心のない人もいるだろうが。

今日夜明前、その一つであるWカップの決勝トーナメント進出を賭けた予選、 
日本デンマークの決戦が行われ、見事日本が勝利した
テレビで全国の歓喜の様子が流れた。
すごいエネルギーだ。
視聴率も夜中なのに驚異の30%もあった。
改めて多くの人が注目していたんだなって感じる

思えばつい先日Wカップ出場は決定していても、いまいち期待は少なかったと思う。
願いに似た想いはあっても、自信を持った期待をしていた方はそう多くなかったと思う。

直前での親善試合での4連敗に、世界との格差があったからだと思う。
というか韓国にも2連敗(いずれも完敗)しているので、世界の前にアジアの壁すらを超えられないことに失望を感じたファンも多かったからだろう。

だからWカップに出ても、3連敗で早々予選落ちというシナリオを予想したマスコミも
多く、そのような報道や雑誌が当時目についた。

ところがどうだろう。いざ始まるとカメルーン戦での勝利、オランダ戦での惜敗ではあるが、堂々とした戦いぶり。そして本日夜明け前のデンマークとの決戦。実に観ていて清々しい

デンマークはFIFAランク36位で、日本よりも上。欧州予選ではポルトガルにも勝っている強豪だ。日本はこの一戦、得失点差の関係で、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。強豪だし、決勝トーナメントの事を考えれば、リスクは避けて守る戦いをすると予想していたが、守らず攻めた。勝ちに行った。
だから選手の気迫が伝わって来た。

その結果、勝っただけではない感動があった。
選手の試合に対するコメントも見事。「点を取りに言った。でないと面白くない・・・。」
あっぱれじゃ
岡田JAPANお見事

夜中頑張って起きた甲斐があった
良いもの見せてもらった。

それにしても本田選手の30mの無回転シュートって芸術的だ
このシュートって軌道が読めなくて不規則な変化をするらしく、キーパーにとっては非常にキャッチしづらいらしい。テレビでは良く分からんので、何でキーパー取れないんだろうって思うけど。
そして本田選手だけでなく、遠藤選手もすごいFKだった。中村選手が不調で出てなくても、素晴らしいFKが蹴れる選手が複数いるのは実に頼もしい。敵も脅威だろう。
あと3点目の細かいパスからのゴールも素晴らしかった。

次はパラグアイ。南米予選3位で通過し、ブラジルにも1回勝っている強豪国だ。
この大会予選では、イタリアを蹴落とし、F組を堂々の1位で追加。かなりの強豪だ。
相手は勿論強いけど、日本も勢いがあるから良い勝負が期待できる。
何とかベスト8に進んで、日本を元気付けてほしい

「日本を元気にする・・・・」 そういえば最近選挙で飛び交ってる言葉だ。実に某民主党とかいう政党がいうと安っぽい言葉だ。Wカップすら利用して姑息な選挙をしているマニフェスト詐欺の民主党には決して出来ないだろう。

でも、この日本代表なら一時でも国民が元気になれる。
ベスト8目指し、もう一度夢を見せてほしい
頑張れ 日本代表

去り行く蛍

2010年06月24日 10時13分59秒 | 犬・自然
いよいよも終わりの時期が近づいた。
平家蛍は調べてみると6月~7月にかけて観られるそうだが、
この地域では6月いっぱいで終わりそうだ。
昨日確認した時点では、もはや数匹しか確認できなかった。
いよいよからにバトンタッチといったところだろうか。
季節の流れを感じる。

(笹にとまっている蛍)



(蛍の光)
蛍は成虫後10日程度しか生きれないそうだ。
実に儚い命の光だ。





昨日我が家にはが遊びに来た。この時期、蛍もきれいだが、カエルの田んぼで奏でる鳴き声も、のどかで良い
(カエル 実にかわいい顔している



今年の蛍を振り返れば、感覚的には去年の8割程度で少なく感じた。
生き物には、豊作、凶作など、その年によって多い少ないがあるから、一概に
水が汚れたからとはいえないが、その可能性は捨てきれない。
というのも先日、地区の河川清掃があったが、ゴミも結構川から出てきた。

ここの川に限らずあらゆる川を汚さないようにしようと思う。
そして来年は今年より多くの蛍がまた観れることを願いたい


春のオープン戦 対中央戦 成蹊大戦

2010年06月20日 17時47分23秒 | ラグビー
春のオープン戦も残すところ2試合となった。
本日は、中央大学A戦そして成蹊大学B戦が行われた。
ここまでくるとやはり内容が大事に思う。
勝つにしても内容だと・・・。

中央大学戦
メンバーは以下のとおり。
(法政A)

1 PR 水本(東福岡)
2 HO 草間(東京)
3 PR 浅岡(西陵)
4 LO 上瀧(東福岡)
5 LO 栗林(東京)
6 FL 武者(仙台育英)
7 FL 宮田(伏見工業)
8 No8 吉岡(法政高)
9 SH 本村(大分舞鶴)
10 SO 加藤(東福岡)
11 WTB 油島(桐蔭学園)
12 CTB 原島(桐蔭学園)
13 CTB 川原田(東福岡)
14 WTB 百武(法政二)
15 FB 渡辺(西陵)

結果は以下のとおり。
(結果)
    法政A     中央A
前半   17      31 
後半   14      21

合計   31      52

トライ 
  前半:武者(加藤G)⇒宮田⇒油島
  後半:岡本(岡本G)⇒山本(岡本G)

法政 敗北



正直、まさかの敗北だった。
そもそも最初から信じられない光景だった。
もしかしたら、これが狂わせたのかもしれないが、いきなりノーホイッスルトライだ。
法政Gラインが近いところでモールでゴリゴリ押されてのトライ。
呆然としてしまった。
すぐに、法政もモールから武者選手がトライで逆転し、ここから突き放せると思いきや、リードしたのはこの時だけ。
すぐ中央にまたしてもモールで押し込まれ再逆転。このあとも引き離される。
とにかくディフェンスが悪すぎた。タックルに行かない、行っても甘すぎて、スカされる。味方が突破しても、そして味方がタックルされても寄せていないので敵にとられてしまう。見ていて動かない、他人任せと言った感じに見える。
まったく個人プレーのようにバラバラ状態で意思の疎通が出来ていない。
FWで攻めるにしても、味方が集まらない。
これではどうしようもない。自陣釘付け。。。
スクラムもまだ、組み方対応ができてなく反則が多い。

(スクラムも課題だ)


ラインアウトも大東文化戦よりはましだが、依然として不安定
(ラインアウト)

攻めてはノッコンが多く、またパス精度の悪さなどでチャンスが次々と消える。

それでも、加藤選手⇒川原田選手⇒最後は油島選手へと繋いでのトライは、いいトライだった。

(油島選手トライ 少しボケしまった


しかし狂い始めた歯車は修正がきかない。
前半を17-31で折り返す。
後半になって、前半のメンバーのほぼ総入れ替えをする。
前半残ったメンバーって栗林選手と油島選手位だったと思う。
タックルが素晴らしい原島選手が前半で退いたので、後半大丈夫かなと不安に思った。
とにかくディフェンスが今日の法政は前後半通して悪すぎた。
いいタックルが出来ないがら簡単にゲインを許す。また、相変わらずバラバラ状態。
ボールへの執着は中央の方が遥かに上。
選手は一生懸命だったと思うが、集中力が感じられない。
岡本選手、山本選手などのトライで喰らいつくも、中央を最後まで捕まえることが出来ずの敗北であった。
この内容では来週の帝京戦は、東海戦の悪夢のようになる。
(岡本選手が抜けてトライ)


(山本選手のトライ)



とにかくディフェンスがダメだったので勝てるわけがない。ザル過ぎる。
選手を試している時期とか、後半総入れ替えだったとか、選手のモチベーションとか、いろいろ要因はあると思うが、今日のようなディフェンスではどうしようもない。
今日の試合、中央が強いとは思わなかった。法政が皆バラバラで組織の中央に個人で戦った感じだ。まさに自滅の負けと言った感じ。
負け惜しみではないが、組織で意識を共有した攻守ができれば、秋には必ず逆転できると思う。中央大学には失礼だが今日は、法政が酷すぎただけだと思う。


成蹊大学戦
メンバーは以下のとおり。
(法政B)
1 玉川(法政)
2 山森(西陵)
3 荻原(日川)
4 吉岡成(報徳学園) 
5 新谷(日川)
6 山本(東福岡)
7 立石(法政二)
8 堀 (天理)
9 前川(御所実)
10 山口(長崎北)
11 田中(東京)
12 森谷(正智深谷)
13 近藤(啓光学園)
14 中山(日川)
15 窪島(法政二)

(結果)
    法政B     成蹊B
前半    5       5 
後半   26       0

合計   31       5

トライ 
  前半:田中
  後半:高橋健(高城G)⇒窪島⇒木暮(高城G)⇒高橋健(高城G)

法政勝利

B戦も、タックルが出来ず、守れない、攻め込まれて、なかなか攻めれないといったA戦
と同じような展開。
こちらも先制は成蹊。格下相手に何やってるのかなというような展開。
隣で見物していたオヤジさんはAB通してため息の嵐。いったい何回突いていたことだろう?
血管もピクピクして苛立ってる感じだったので声を掛けてやろうとも思ったが、
「カミツキ亀」のような顔だったのでやめた。まあ法政にそれだけ期待してるからだろうと思った。

さてこの試合、主将が復帰した。まだあまり無理しないためか前半のみの出場であったが、
味方をよく鼓舞していた。久しぶりにプレーが見れたが、復帰というだけで何より喜ばしい。
ラインアウトもやや乱れたが、まあまあか。
(ラインアウト)


法政も森谷選手の突破から田中選手につないで反撃のトライ。田中選手らしい力強いランであった。
しかし前半の見せ場はこれだけ。
格下の成蹊に攻め込まれ、あわやトライといった状況ながら、敵失に助けられ、前半は
5-5で折り返す。
よく同点で済んだってくらい攻められた感じだった。
でも、成蹊のメンバーを見ると、こういっては失礼だが、花園とは無縁の高校出身者ばかり。
何故、こんなに競っているんだろう?

後半もAと同じように、ほぼ総入れ替え状態だが、後半になるとディフェンスもよくなる。
スクラムもかなり押していた。

後半はようやくチャンスを逃さず、得点を重ね突き放す。

(高橋健選手トライ 高橋選手は本日2トライ)


ようやく法政らしくなって終わる。
とはいえ、格下相手に喜べない。

帝京戦が心配だ。
この時期、この内容は不安が残る。今後コーチ陣の腕の見せ所だ。
まあ、こんな試合もあろう。公式戦じゃなくて良かったのではないかと考えたい。
来週の帝京戦は仕方がないが、夏合宿で一回り成長して欲しい。
そして秋には法政は躍進する、法政はこんなんでは終わらないと信じている。

頑張れ 法政