捏 造
3月2日,高市早苗経済安保担当相は,参議院の予算委員会で,立憲民主党・小西洋之参院議員が示した安倍政権時代の放送法の政府解釈をめぐる内部文書とされる資料について,「捏造文書だ」としたうえで,文書がねつ造でなければ議員辞職する考えを示した。
ところが,この文書がれっきとした行政文書だということが明らかになると,彼女はかけてもいない電話をかけたと書いているので,やはり捏造であると開き直っている。そして,捏造文書でないということを証明するのは,相手側の責任だとうそぶいている。
まことにあきれた話だ。行政文書を捏造だと,当時の総務大臣だった高市氏が断じるとするならば,自身が管轄した総務省において,捏造された公文書が横行していたことを認めることになるのではないか。それこそ大問題である。
責任を他に転嫁し,保身を図るという意図が見え透いている。
先の河野太郎デジタル大臣の「気球に訊いて」の発言と言い,今回の高市大臣の醜悪な開き直りと言い,嘆かわしい限りである。
春への道しるべ
パンジー
ツバキ
タンポポの芽生え
クロッカス
ガーデンシクラメン
クリサンセマム
土浦市および阿見町にて撮影
STOP WAR!