おんがく交差点
テレビの画面を撮影
BS7から毎土曜日に放送される『おんがく交差点』は,毎回珍しい楽器の演奏家をゲストに迎え,MCの春風亭小朝さんが抑えた口調でゲストから話題を引き出すのに好感が持て,また何よりも,ホスト役の一人,ヴァイオリニストの大谷康子さんとゲストとのコラボが楽しくて,毎回視聴している。ちなみに大谷さんの弾くヴァイオリンは,1725年製のストラディバリウスである。
今日は,パーカッショニストで,ブラジルジャズには欠かせないパンディロの名手,安井源之新さんがゲストだった。
わたしは今から15年ほど前に約5年間,東京キューバンボーイズのパーカッショニストだった渡邊康行さんにパーカッションを習い,その中にはパンディロも入っていたので,一体どのようなヴァイオリンとのアンサンブルが聴けるのかと,楽しみにしていた。
コラボの曲は,ブラジリアンジャズの「クリスタル」,編曲者の石塚まみさんがピアノで伴奏した。繊細なヴァイオリンの音色と,賑やかなパーカッションの音がどのように和すのか,ちょっと気にして聴いていたが,さすがに名手どうし,お互いに引き立て合って,見事なアンサンブルだった。
パンディロを中心に数種類の打楽器を一人で操る安井さんの技は実に見事だった。
これからもこの「交差点」で出会う,楽器のアンサンブルを楽しみたい。
ユ リ
散歩の途中で見かけた。径15㎝ほどもある花がびっしりとついていた。