羽花山人日記

徒然なるままに

植物園

2021-04-03 17:39:15 | 日記

昨日,久しぶりに筑波実験植物園に行った。百花繚乱というにはまだ早すぎたが,熱帯雨林温室でヒスイカズラの開花を見ることができてラッキーだった。

セコイアとメタセコイア

植物園の入り口近くにセコイアとメタセコイアを交互に植えた並木がある。木肌の荒いのがセコイア,滑らかなのがメタセコイア。全部で40本くらいあるだろうか。壮観である。

 

ヒスイカズラ

                                                      

                        

19世紀の終わりにアメリカ人がフィリピンで見つけて,翡翠色の花を着けることからJade Vineと名付け,ヒスイカズラと日本語に訳された。このマメ科の植物がいつ日本に入ってきたか寡聞にして知らないが,筑波実験植物園で繁殖につとめて各地の植物園に配布し,今ではネットの通販でも株が売られている。わたしの茨城大時代の研究室にいた大学院生が繁殖のお手伝いをした。絶滅危惧種だが,インドネシアでは生け垣に使われていた。鮮やかな翡翠色は,ほかの花の追随を許さない。

 

サクラソウ

遊歩道わきの林床で見かけた。4月中下旬が咲き時だが,高温続きで開花が早まったのだろう。この若い群落が大きなパッチを形成してくれることを期待する。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする