酒の類は近所にある専門店で特売日にまとめ買いしている。今日はその日かと思って出かけたところ,1日間違えていて,とりあえずワインと日本酒を一本ずつ買ってきた。
ワインは月に2本もあればわが家では事足りる。大体1,500円以下のものを求めることにしている。その地の醸造の歴史を少し勉強したせいか,スペイン,リオハ産のワインになんとなく安心感がある。また,南米滞在中に親しんだアルゼンチンワインも,店頭で見かけると,懐かしさからつい買ってしまう。
正月の定番テレビ番組に,セレブを自称する芸能人にワインの真偽を判定させる場面があるが,値段に百倍以上の差があるワインを取り違える人が結構いて,難しいものだと感じる。ワインはある値段以上になると,品質的にはほとんど差がなく,希少価値で価格が決まるという話を聞いたことがある。わたし如きにその違いが分かるはずはない。
とはいえ,ワイン売り場では30分以上かけてあれこれ品定めする。以前買った銘柄にはこだわらず,新しいものも試すようにしている。それが結果的においしければ満足というわけだ。おいしいかどうかはあくまでも主観的で,おいしいと感じればそれでよい。
今日はリオハのBeroniaという銘柄と目があい,購入した。当たればいいが。