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合格基準

2011-11-13 06:09:49 | 社労士試験合格マニュアル
平成23年度社会保険労務士試験の合格発表がありました。

平成23年度の試験の
受験申込者数 67,662人(前年70,648人、対前年4.2%減)
受験者数   53,392人(前年55,445人、対前年3.7%減)

そのうち、合格された方は3,855人でした。

合格された方、
おめでとうございます。

で、合格率は7.2%(前年8.6%)と、昨年に比べて下がっています。

合格者数と合格率ですが、
基準点から考えると、かなり低いように思われます。

多くの受験者の点が伸びなかったのでは?なんて推測ができます。


そこで、
平成23年度試験の合格基準ですが、

<選択式試験>
総得点23点以上 かつ 各科目3点以上
ただし、
「労働基準法及び労働安全衛生法」、「労働者災害補償保険法」、
「社会保険に関する一般常識」、「厚生年金保険法」、「国民年金法」
は2点以上

22年度試験の「国民年金法」のように「1点以上」というのは
ありませんでした。

<択一式試験>
総得点46点以上 かつ 各科目4点以上 です。


選択式の基準点、多くの科目で、
点が伸び悩んだ受験生が多かったようで、
5科目も基準点が引き下げられています。

合計点でも6割を下回った点になっています。

確かに、細かい内容や答えを選びにくい問題はありましたが、
個人的に考えていた以上に、引下げが行われています。

ただ、細かい内容を含む問題でも、
基本知識と考える力で正解できるものはあり、
そのような箇所を確実に正解できた方が
基準点をクリアしているのだと思われます。

ですから、基本をしっかりと押さえ、
考え方を身に付けておくってこと、大切です。


択一式、
こちらの基準点は、
選択式の基準点とのバランスもあるでしょうが・・・・・
昨年よりは下がっています。
昨年は、3問、全員正解の扱いがありましたから、
下がったというのは、妥当なところかと思います。

で、もし、この基準点をさらに1~2点下げるってことになると、
合格者数が多くなりすぎてしまうのでは、なんて推測をしています。

そうであれば、
ボーダーライン上に多くの受験生がいるということで、
わずかな差で、残念な結果となった方・・・かなりいるのでしょう。

基準点に届くか届かないか、
正確な知識が身に付いているかどうか、
それで、違ってくるってことあります。

ですので、来年度の試験の合格を目指す方、
基本を固めて、
基本の力で正解できる問題を確実に正解できるようにしましょう。

そうすれば、自ずと「合格」が近付くことになります。



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