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12月26日「プロ野球誕生の日」 誕生花:センリョウ

2014-12-26 02:55:35 | 雑記

 記念日・年中行事

○プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日
1934(昭和9)年のこの日、アメリカのプロ野球との対戦の為、現存する中では日本最古のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された。 

◇官公庁御用納め、仕事納め
官庁で、年末年始の休みの前のその年の最後の事務をとること。また、多くの民間企業でもこの日が仕事納めとなる。
1873(明治6)年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており、28日が仕事納めとなる。
通常は12月28日であるが、土・日曜日の場合は直前の金曜日となる。

□聖ステファノの祝日
キリスト教の最初の殉教者・聖ステファノの聖名祝日。アイルランド、イタリア、オーストリア、クロアチア、フィンランドでは公休日。
キリスト教最初の殉教者といわれるステファノは、ギリシャ語を話すユダヤ人であった。イエス・キリストが昇天されてから数年がたち、キリスト信徒が増えていたころ、ギリシャ語を話すユダヤ人信徒たちから、ヘブライ語を話すユダヤ人信徒に対する苦情がもち上がった。それは、彼らのやもめたちが教会からの配給を十分受けられないということであった。そこで、12使徒(イエス・キリストに選ばれた弟子)たちは、やもめたちへの日常品を配給・監督し、使徒を補佐する7人を選んだ。ステファノはその1人であり、「信仰と聖霊に満ちた人」で、その活動はすばらしいものだった。
しかしキリスト教に反対する人びとは、ステファノを憎み、彼が神殿を破壊しようとしているという偽りの罪を着せ、告訴して彼を衆議会の裁判に連行した。ステファノは弁明し、イスラエルの救いの歴史に対して人びとが神にしてきた過ち、そして今のイスラエルの人も救い主である神を裏切り、死に至らしめたことを堂々と述べた。それを聞いた議員たちは怒り、ステファノを冒とく者として石打ちの刑にした。その刑に賛同した人びとの中に、後に異邦人の使徒となるサウロ(使徒聖パウロ)がいた。  ステファノは、石打ちに遭いながらも、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と言って眠りについた。ステファノという名は、ギリシャ語で「冠」という意味であり、その名にふさわしくキリストの名のために殉教の冠を受けたのであった。

○暮市(群馬県中之条町・ふるさと交流センターつむじ) 
毎年12月26日に開かれる師走の市で、春の「安市」と並び中之条の風物詩。正月飾りを売る露店が大通りに並び、正月用品を買い求める人々で賑わう。ふるさと交流センターつむじ内で行われる。江戸時代以来の歴史をもち、六斎市の名残りを伝える行事。

□観音様お身ぬぐい(石川県小松市・那谷寺[なたでら]金堂華王殿)
僧侶ら4人が金堂華王殿(こんどうけおうでん)に納められている本尊十一面千手観音をきれいにするなど観音様の一年分のホコリを払い、新年を迎える準備をする。信者が御詠歌を唱える中、お身ぬぐいがなされる。

○かりゆし芸能公演(沖縄県浦添市・国立劇場おきなわ〈小劇場〉、開演19:00〈開場18:30〉)
 玉城流扇寿会による、第1部に古典舞踊・雑踊・打組踊と伝統的なプログラムを、第2部は島の生活をテーマ毎にまとめた舞踊集。

 センリョウ(仙蓼/千両) Japanese sarcandra

【花言葉】「可憐」「恵まれた才能」「富貴」

【概要】
センリョウ(仙蓼/千両、Sarcandra glabra)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木。林内に生育し、また冬に赤い果実をつけ美しいので栽培される。
東アジア~インドに分布する。日本では南関東・東海地方~九州・沖縄までの比較的暖かい常緑樹林下に自生している。 
センリョウ(千両)の名前の由来だが、以前は、縁起のよい「仙」の字をつけて「仙寥」と書かれていた。「センリョウ(千両)」の字が当てられたのは、江戸時代後期からといわれている。
「センリョ(千両)」の名前の語源は諸説ある。センリョウは、葉の上の方に実をつけるので鳥に食べられ易く、マンリョウ(万両)は、葉の下に実をつけるので食べられにくく、 その分、実がしっかり残るからの説、 または、マンリョウは垂れ下がり、センリョウは上向きにつくので、マンリョウの方が重くセンリョウは軽い、とのことからの説や、葉が小判に似ているとか、赤い実が美しく値千金だという説、マンリョウは実がセンリョウの実に対し、やや大きいことから名前がつけられたという説などがある。ヒャクリョウ(百両)やジュウリョウ(十両)は、それらに比べ背が低く、実の数も少ないからことから、こう名づけられたとの説がある。 
属名の Sarcandra は古い中国名からきているとされる。
種小名の glabra は「無毛の」という意味である。 

【特徴】
高さは50~100cm。葉は1~2cmの葉柄があり対生する。葉身は長さ6~15cm、幅2.5~6cmの長楕円形~卵状楕円形。先はとがり、縁には鋭い鋸歯があり、強い光沢がある。
は黄緑色で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。花には花被(花弁・萼)がなく、花軸に緑色の雌蕊が付き、その側面に薄緑色の雄蕊が直接出る変わった姿でをしている。
果実は球形で直径5~7mmの核果(水分を多く含み中に種が1つある
で10月頃から赤く熟し、翌年2月頃まで見られる。
被子植物であるにもかかわらず、維管束の木部は道管でなく、裸子植物同様の仮道管から構成されている。花の構造の特殊性と共に、この植物の原始性を表す特徴と考えられる。
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・茎
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・葉
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・花
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・実
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キミノセンリョウ(黄実の千両、Sarcandra glabra f. flava)
特徴は、実が熟すと黄色くなることである。品種名の flava は「黄色の」という意味である。
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斑入り種 
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【詳しい育て方】

■主な作業
剪定
地際からたくさんの枝を出す「株立ち」になるが、ほとんど枝分かれせずまっすぐ伸びていくので、放任しておいても姿形が乱れることは少なく剪定の必要はさほどない。
ただし、枝が茂りすぎると風通しが悪くなり根元が蒸れて葉を落とすことがあるので、枝数が多く茂りすぎた場合は切り詰めて枝数を減らす。作業の適期は12月~1月で、実がなっている枝を地面ぎりぎりのところで切り落とし、まだ実の付いていない若い枝を残して育てていくのが基本となる
切り取った枝がもったいなかったら花瓶に生けたり正月飾りに利用すると良い。また、地際に短い枝がある場合、風通しが悪くなって高温多湿時期に蒸れの原因になりやすいので、同様に切り落としておく。すべての枝をばっさりと短く刈り込んでしまうと株が弱るので避ける。
実が付かない理由
初夏に花が咲いたのに実が付かなかった場合は、極端な日照不足や水切れなどが考えられる。また天候的な要因として、開花時期に長雨で花粉が洗い流されてしまい、ちゃんと受粉できずに実が付かないこともある。

■栽培環境
野生のものは常緑広葉樹林の下など、一年を通して薄日の当たるような場所に自生する。強い直射日光や西日は非常に苦手で半日陰の場所を好む。日射しが強いと葉が黄色っぽくなり生育が衰えたり枝がれを起こすことがあるので、一年を通して半日陰の場所が適している。暗い日陰でも生長はするが、実付きは極端に悪くなる。
もともと暖かい地方の植物なので、寒さに弱い面がある。地植えにする場合は東北南部より南の地方が適している。寒さの厳しい地方では鉢植えで育てて冬は霜や寒風の避けられる場所に移動させる。霜や寒風も強い日射し同様、枝枯れの原因になるうえに、乾いた寒風は花芽も枯らしてしまうことがある。花芽が枯れてしまうと翌年の実付きは期待できない。

■水やり
地植えの場合、適湿地に植えていたら特に水を与える必要はない。鉢植えにしているものは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。

■肥料
肥料は年に1回、2月頃に化成肥料や油かすと骨粉を等量混ぜたものを株の周りに少量施す。肥料は多ければよいというものではなく、センリョウに関してはむしろ少ない方が株も寸がつまった感じでバランスよく育ち、実付きも良くなる。多いとその逆で枝葉ばかり伸びて茂って実付きも悪くなる。特に窒素分の肥料が多いと顕著にその症状が出るので気をつける。

■用土
腐葉土のような腐植質のたくさん入った適湿な土を好み、乾燥地は嫌う。鉢植えにする場合は赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土を用いる。 

■植え付け・植え替え
植え付けの適期は暖かくなる5月もしくは暑さが和らぐ9月~10月中旬。地植えの場合は植える場所に腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んでおく。
鉢植えの場合、新芽が地面から伸びてこなくなったら鉢の中がいっぱいになっている可能性が高いので、一回り大きな鉢に植え替える。適期は3月~4月。

■ふやし方
挿し木:挿し木は5月~6月が適期。枝を2~3節のところで切り取り、先端の4枚を残して下の葉は取り除く。その4枚の葉も大きな場合は先端を1/3ほど切り取って、葉の面積を小さくして余計な水分が出て行くのを抑える。1時間ほど吸水させてから赤玉土を入れた鉢に挿す。
タネまき:タネまきは熟した果実を採って果肉を取り除き土にまく。芽が出るまで3~4ヶ月かかるので、乾かさないように管理する。タネまき後順調に育って3年も経つと実をつける株に生長する。タネまきの適期は3月頃。

■病気と害虫
特にない。

■まとめ
半日陰の場所を好む
寒さに弱く寒風や霜に当たると枝枯れを起こすので注意
肥料は控えめにする 
https://www.youtube.com/watch?v=YHih5iZmP8w
https://www.youtube.com/watch?v=cpLQqu07xoQ
https://www.youtube.com/watch?v=ae3I50wA24A


12月25日「クリスマス」 誕生花:ソヨゴ

2014-12-25 00:32:18 | 雑記

 記念日・年中行事

□クリスマス
イエス・キリストの降誕を記念する日。
イエスがこの日に生まれたという確証はなく、各宗派がそれぞれに日付を定めてイエスの生誕を祝っていたが、4世紀前半、教皇ユリウス1世が「イエスの生誕の日は12月25日」と定めた。冬至の時期であるこの日前後には異教の祭が重なっており、キリスト教側が布教拡大を狙ってこの日をイエス生誕の日としたものと見られている。
紀元400年頃から行われるようになったといわれ、クリスマスツリーを囲み、プレゼントの交換などをして喜びを分かち合う。
日本には宣教師フロイスによって1565年(永禄8年)頃、京都に伝えられたという。
1874年に最初のクリスマスパーティーが開かれ、現在では宗教を越えた年末の国民行事となっている。

○昭和改元の日
1926(大正15・昭和元)年のこの日、大正天皇が崩御し、皇太子であった裕仁親王が践祚[せんそ]した。
東京日日新聞(現在の毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じた。しかし政府は元号を「昭和」と発表したため、この「大特ダネ」は「大誤報」となってしまい、編集主幹の木戸元亮は責任をとって辞任した。
「光文」は新元号の候補の中にあったが、政府内では既に「昭和」に決定していた。しかし、東京日日新聞の報道から政府の公式発表までの時間があまりに短かったことから、「元々『光文』に決定していたものが、新聞で先に報道されてしまったため『昭和』に急遽変更した」という噂が生まれた。

○スケートの日
日本スケート場協会が1982(昭和57)年に制定。
1861(文久元)年のこの日、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、日本で初めてスケートをした。
これとは別に、1792(寛政4)年にロシアの使節ラクスマン一行が根室で一冬を過ごした時に、結氷した根室湾内で滑ったのが日本初であるとする説もある。

□終い天神
1年で最後の天神の縁日。

□降誕節(クリスマス節)(12月25日~1月5日)
「クリスマス」から「顕現日」の前日まで。 

※蕪村忌、春星忌
俳諧師・画家の與謝蕪村[よさぶそん]の天明3(1783)年の忌日。
本姓は谷口、あるいは谷。「蕪村」は号で、名は信章。「蕪村」とは中国の詩人陶淵明の詩「帰去来辞」に由来すると考えられている。俳号は蕪村以外では「宰鳥[さいちょう]」、「夜半亭(二世)」があり、画号は「春星[しゅんせい]」、「謝寅(しゃいん)」など複数ある。
 
代表句:「
春の海 終日のたりのたり哉」「夏河を越すうれしさよ手に草履」

□納め天神祭・古神札、絵馬焼納式(おさめてんじんさいふるふだえましょうのうしき)(東京都江東区・亀戸天神社境内、10時~)
寛文2年(1662)、九州太宰府天満宮の神人(神職)が御神木飛梅で菅原道真の像を造り祀ったのが創建といわれ、学問の神様として信仰を集めている。本年最後の御祭日(御縁日)にあたり、境内で古い神札、絵馬などをお焚き上げする。

鹿教湯温泉氷灯ろう夢祈願(長野県上田市・鹿教湯[かけゆ]温泉、12月25日〈木〉~2015年2月1日〈日〉)
1997年に始まったイベント。温泉街から湯端通りをぬけ、現世と浄土を繋ぐといわれる屋根付きの橋「五台橋」を通り、文殊堂の石段を上がって薬師堂まで、「氷灯ろう」のろうそくの火が幻想的に揺らめく。毎日16時30分からの点灯式には来場者も無料で参加できる(先着順)。もう一つの屋根付の橋「寺沢橋」から望む湯坂の風景も必見。氷灯ろうに願いをこめて自ら点灯する「夢祈願氷絵馬」も好評だ。氷絵馬1000円は鹿教湯交流センターにて販売。

□終い天神(京都市上京区・北野天満宮、9:00~、ライトアップは日没~21時)
天神さんの終い市が立ち、露店が連なる。毎月25日が縁日だが、この日は普段の植木、雑貨に加えて正月用品も並び大勢の人で賑う。12月13日の事始めより25日の終天神のころまで、元旦に欠かせない屠蘇や大福梅などを授与する。大福梅は1袋(5粒入り)500円、祝箸は1膳50円、屠蘇は1袋100円。

□お身拭式[おみぬぐいしき](京都市左京区・金戒光明寺、11時30分~、写経会は9時30分受付
法然上人の御影を拭う儀式。金戒光明寺は平安時代末期、法然上人が草庵を結んだ地で、浄土宗最初の寺院となった。

□御身拭式(京都市東山区・知恩院、13:00~)
御厨子の中に安置されている、元祖法然上人の木像を、香染めの羽二重で拭う儀式。

□枚岡神社注連縄掛神事(通称:お笑い神事)(大阪府東大阪市・枚岡[ひらおか]神社、8:30~、10:00お笑い神事斎行、11:00〈参道〉お笑いコンテスト)
年末の予祝の行事の一つで早朝から総代によって造られた注連縄が張り渡され、その前で宮司、神職、総代、氏子が「アッハッハ」と高笑いする。「天の岩屋戸神話」を彷彿とさせる神事。誰でも参加する事ができる。20分間、大笑いをして心の岩戸を開こう。

□終天神(大阪府大阪市北区・大阪天満宮)
 天満宮の御祭神である菅原道真公の誕生日と命日にちなみ、毎月25日は天神さまの縁日。年内最後の縁日が「終天神」で、一年の加護に感謝するために行われる。絵馬掛けに奉納された約5万枚の祈願絵馬を焚き上げる絵馬焚き上げや、元日朝の歳旦祭に献供する餅つきが行われ、参拝者にもつきたての餅が振る舞われる。

 ソヨゴ(冬青) longstalk holly 

【花言葉】「先見の明」

【概要
ソヨゴ(冬青、学名Ilex pedunculosa)は、モチノキ科モチノキ属の常緑小高木
中国、台湾および日本の本州中部、四国、九州に分布する。本州における分布の北限は新潟県と宮城県である。山間部によく見られる。
別名
フクラシバ(膨ら柴、膨らし葉)、フクラシ、クロシバ、ヒクラシ。 
葉の構造は比較的丈夫であり、炎等で加熱すると内部で気化した水蒸気が漏出することができず、葉が音をたてて膨らみ破裂する。このことが別名の「ふくらし」の語源になっている。またその構造ゆえ、風に吹かれて葉が擦れ合うときに特徴的な音が発生し、「そよご」の語源となった。 
属名Ilexは、セイヨウヒイラギのラテン古名を語源としている。種小名pedunculosaは「花柄のある」という意味である。

【特徴】
樹高3~7m。枝は灰色。葉は1~2cmと長めの葉柄がある。葉身は卵状楕円形、やや革質、光沢があってのっぺりした外見を持つ。表面は深緑で滑らか、裏面はやや薄い色で中肋が突出する。縁は滑らかだが波打つのが特徴。
開花期は5~6月頃で雌雄異株。雌花は葉腋に単生し、雄花は集散花序に数個まとまる。いずれもはっきりした柄がある。花柄は長さ1~2cm、花弁は3~4個、雄蕊は花弁と同数。雌花は長さ3~4cmの長柄の先に普通、1個だけつき、直径約4mmの白色5~6弁花。花柄の途中に小さな苞葉がつく。
果実は直径約8mmの核果、4個の核が入り、赤く熟す。長い花柄の中間の苞葉がとれて関節のように見える。果肉は黄色。2n=120。
果実の黄色のものはキミノソヨゴ(f. aurantiaca)という。
クロソヨゴ(Ilex sugerokii)は枝が黒く、葉の上半分に浅鋸歯がある。
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・葉
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・雌花
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・雄花
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・実
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・キミノソヨゴの実
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・クロソヨゴ
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・葉
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【詳しい育て方】

■主な作業
剪定:特に定期的に行う必要はないが、枝が伸び、樹形を乱すようであれば、随時その枝を間引くか、切り戻しをして樹形を整える。

■栽培環境
日なたから明るい日陰まで幅広く植えることができるが、西日が当たらないように注意する。水はけがよく、有機質の多い土を好む。

■水やり
鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやる。庭植えで、植えつけて2年以上たつ株は特に水やりの必要はない。

■肥料
 庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておく。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥する。

■用土
水はけがよく、有機質の多い土が適します。赤玉土中粒と完熟腐葉または完熟樹皮堆肥を等量に混ぜたものなどを使う。 

■植え付け・植え替え
庭植え、鉢植えともに最適期は4月~5月上旬。8月下旬~9月にも行える。
根を切る移植では、剪定をして葉の量を1
/3~1/2ほど減らしてから行う。日が当たるようになった幹は、麻布テープなどで巻き、翌年の秋まで保護しておく。
庭植え、鉢植えともに、植えつけ、植え替えのときに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておく。
庭植えで、水はけが悪い場所に植えつける場合は、盛り土をして高植えにしておく。

■ふやし方
タネまき:11月~12月ごろに完熟した実を採取し、指先で果肉をつぶしながら流水でよく洗い、タネを取り出す。そのあと乾燥させないように湿らせた砂に混ぜ、ビニール袋に入れて密閉し、冷蔵庫で保存する。翌年3月~4月にタネを取り出し、もう一度流水でよく洗ってからまく。赤い実を楽しむには、雌株をふやす必要があるが、実生苗は花が咲くまで、雌株か雄株かわからない。しかも発芽から開花まで7年以上かかる。そこで、発芽した苗は鉢上げし、3年ほど育てて接ぎ木の台木とし、のちに雌株を接ぎ木する。
接ぎ木:3月下旬~4月上旬に雌株の枝から穂木をとり、タネから育てた台木に「切リ接ぎ」する。接いだ部分はビニールテープを下から巻き上げて固定し、鉢ごとビニールに入れて密閉し、乾燥を防ぐ。さらに3年後、この株の枝に雄株の枝をついでおけば、1株だけでも実つきがよくなる。

■病気と害虫
病気:すす病
葉が、黒いすす状のカビに覆われ、見た目に悪いばかりか光合成まで妨げられる。
害虫:カイガラムシ
数種類のカイガラムシの発生が見られるが、なかでもルビーロウムシの発生が多く見られる。ルビーロウムシはほかの樹種にも発生するので、発生したときは周囲の庭木についても発生の有無を確認しておく。成虫は体がロウ質で覆われているため、薬剤が効きにくいが、足が退化して移動できないので、竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とす。主に6月中旬~7月に幼虫が発生し移動して広がる。幼虫は移動できるがロウ質に覆われていないため、この時期は薬剤の散布が有効。 

■まとめ
日当たりのよい所で育てるが、西日が当たらないように注意
鉢植えと2年未満の株は、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりする
植え付け時に緩効性の肥料を混ぜ込む 


12月24日「クリスマス・イヴ」 誕生花:クリスマス・ベゴニア

2014-12-24 10:45:12 | 雑記

 記念日・年中行事

□クリスマス・イヴ
クリスマス(キリスト降誕祭)の前夜。
eveは夜を意味する古語evenから来たもので「クリスマスの夜」の意味になる。キリスト教会暦では日没が1日の始まりであり、クリスマスは24日の日没から25日の日没までとなるので、その間の夜である24日の夜のことをクリスマス・イヴと呼ぶ。
なぜ、キリスト教がクリスマスを前晩から祝うかというと、ユダヤ暦の日付の捉え方に関連がある。キリスト教はユダヤ文化を下地としているが、ユダヤ文化では一日は日没から数える。クリスマスは、この伝統を引き継ぎ、救い主の降誕を前晩(24日夜)からミサ聖祭にて記念する。典礼的に24日晩からがクリスマス当日である。
ちなみに、英語のChristmasは、キリストのミサ(Christ+mass)という原意で、イエスの降誕を記念するミサ聖祭。「キリストのミサ」という記述形態は英語表現であるが、その他の欧州言語ではイタリア語のNataleのように「誕生」と関連する単語で表現されたり、実はいろいろである。
日本では宗教とは関係なく年中行事のようになっている。この日が近づくとデパートや商店街、一般家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを用意したり,クリスマスムードが一気に盛り上がる。

□終い愛宕
1年で最後の愛宕権現の縁日。

□納めの地蔵
1年で最後の地蔵の縁日。 

○A Five Star Christmas Party 2014~Mysterious~(神奈川県横浜市・横浜ベイホテル東急B2F宴会場「クイーンズ グランド ボールルーム」【要予約】18:30~受付、19:00開宴※定員になり次第締切)
ホテル総料理長・曽我部俊典や、フランス料理「クイーン・アリス」オーナーシェフ・石鍋裕、中国料理「トゥーランドット 游仙境」オーナーシェフ・脇屋友詞、日本料理「大志満」調理長・星野敏広によるディナーイベント「ファイブスター・クリスマスパーティー2014~Mysterious~」を開催する。 
“Mysterious”をテーマに、各シェフがそれぞれのメニューに想いを込め、料理カテゴリーの枠を超えた一夜限りの特別ディナーを提供する。

○熱川温泉クリスマス花火ファンタジア(静岡県東伊豆町・熱川温泉海岸通り、19:30~21:30)
夜店オープン、熱川道灌太鼓の演奏、花火の打ち上げなどが行われる。夏の花火とは違った澄んだ空気の中で、キラキラ光るきれいな花火を冬の海辺で楽しめる。

□伊勢大神楽「総舞」(三重県桑名市・増田神社境内)   
年中西日本を中心に回っている伊勢大神楽講社の社中が、新年の出立を前に太夫の増田神社に集合し、盛大に神楽を奉納する。
内容は獅子舞と放下という曲芸で、修業を重ねたプロの技、あるいはチャリとよばれる道化役の息の合った曲芸に、周囲はどよめきと笑いの渦となる。国の重要無形民俗文化財。12時30分~3時間ほどの開催。※写真撮影のための三脚、脚立などの境内持込みは危険なため不可。混雑した場合は入場制限あり。
 

○Love and Peace キャンドルイルミネイション in 下呂温泉(岐阜県下呂市・湯之島、森、阿多野谷周辺・白鷲橋チャップリン像前)
クリスマスイブの夜に3000本のキャンドルイルミネーションを点灯。世界平和への願いも込められている。当日は「下呂温泉花火ミュージカル冬公演」のクリスマス特別公演を開催。

 クリスマス・ベゴニア Christmas begonia, Lorraine begonia

【花言葉】「片思い」「愛の告白」「永遠の栄え」

【概要】
クリスマス・ベゴニア(英名:Christmas begonia、学名:Begonia×cheimantha)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草。名前の示すとおり、冬に花を咲かせるベゴニアでクリスマスからお正月くらいまでの短い期間に鉢花として出回ることが多い。
自然界には存在しない園芸品種でフランスの育種家によって1891年に作出された‘グロアール・ド・ローレイン’〔ベゴニア・ソコトラナ(B. socotrana)×ベゴニア・ドレーゲイ(B. dregei)〕という品種が最初。その後も園芸品種が作出されたがそれらも含めて「ベゴニア・ケイマンタ」と言う品種群のひとつとしてくくられている。「ローレンベゴニア(Lorraine begonia)」とも呼ばれている
大きく分けてさし芽でふやす「栄養繁殖系」とタネからふやす「実生系(みしょうけい)」に分けられる。栄養繁殖系の代表的な品種は‘ミセス・J・A・ピーターソン’(通称ピーターソン)、‘マリエッタ’、‘スノー・プリンセス’などがある。タネから育てるものは‘ラブ・ミー’が有名で鉢花としても多く出回る。

属名Begonia はフランス人ミシェル・ベゴン(Michel Begon, 1638~1710)の名に由来する。

【特徴】
高さは30~50cm
ほどになる。短日性の植物なので冬咲きであるが、11月~4月ごろ、ゆがんだハート形の葉の間から花茎をだして、赤やピンク、白などの直径2cmほどの一重の花が房になって葉を覆い隠して咲く。
‘ミセス・J・A・ピーターソン’
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http://3.bp.blogspot.com/-SezumtG_TTU/Ub0Eh1nWUfI/AAAAAAAAB6w/Lwh8bGrQ9D0/s1600/IMGP5369.JPG
‘ラブ・ミー’ 
http://image.rakuten.co.jp/tsuchikko/cabinet/02835022/event/ek-001_4-2.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/fslobelia/imgs/0/0/0056a0ab.JPG

【詳しい育て方】

■主な作業
花の付いた鉢植えの管理
上手に育てると3月頃まで花を楽しむことができる。暖かい室内に置き、日中は窓際などに置いてよく日に当てて、月1~2回液体肥料を与える。枯れてしまった花は摘んで常に株をきれいな状態にしておくのも大切。
春~秋の管理
5月頃に茎を短く切り戻して植え替えをして新しい芽を出させる。気温が30℃を超すと生育が衰えて枯れることがあり、多湿にすると蒸れて腐るので、できるだけ風通しの良い涼しい場所で育てる。日本の梅雨や夏の気候は苦手で、花後に枯らしてしまうのは高温や多湿が原因のことが多い。

■栽培環境
できるだけよく日光に当てて育てる。強烈な直射日光に当たると葉が焼けたり生育が衰えるので夏だけは直射日光を避けた風通しの良い明るい日陰で育てる。冬に日照不足になるとつぼみや葉が落ちることがあるので、できるだけよく日に当てた方がよいが窓際は夜間冷え込むので気をつける。
寒さに弱く耐寒性は10℃程度、花を楽しむためには15℃~18℃程度の気温が必要。冬はできるだけ暖かい室内で管理する。ただし、暖房の熱が当たる様な場所は乾燥しやすく花やつぼみが落ちる原因となるので気をつける。
昼の長さに反応する
秋になって昼の時間が短くなってくると、それに反応して花芽を付ける短日植物。花芽の形成される秋に人工照明の当たるところに置いていると日中の長さに反応できず、花芽を付けないことがある。

■水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。過湿になると株が腐ってダメになってしまうので水のやり過ぎには気をつける。極端に乾かしすぎると株が弱るが、ある程度乾燥にも耐えるので冬はやや乾かし気味に管理した方が無難。

■肥料
生育期間中は薄めた液肥を2週間に1回程度与える。 

■用土
鹿沼土1:川砂1:ピートモス1~2の配合土などを利用する。

■植え付け・植え替え
秋に花の咲いた株を購入して育てる。
5月頃に茎を短く切り戻して植え替えをして新しい芽を出させる。 

■ふやし方
‘ピーターソン’などの栄養繁殖系は挿し芽や葉挿しでふやせる。‘ラブミー’などの実生系はタネでふやせる。 

■病気と害虫
昼と夜の気温差の高い環境ではうどんこ病が発生しやすく、多湿で灰色カビ病が発生しやすい。枯れた葉や花はそのままにしておかずにこまめに取り除く様にする。 

■まとめ
耐寒性は10℃以上 
過湿に弱いので、水のやり過ぎに注意
枯れた花や葉はこまめに摘み取る 
https://www.youtube.com/watch?v=xxa1g5rnhyQ


12月23日「天皇誕生日」 誕生花:シマトネリコ

2014-12-23 00:32:38 | 雑記

 記念日・年中行事

◎天皇誕生日
「天皇の誕生を祝う」国民の祝日。
1933(昭和8)年のこの日、皇太子継宮明仁親王[つぐのみやあきひとしんのう](今上天皇)が誕生した。
東京に親王生誕を知らせるサイレンが鳴り、人々は旗や提灯を持って街を行列して祝った。

○テレホンカードの日
NTTが制定。
1982(昭和57)年のこの日、電電公社(現在のNTT)が、東京・数寄屋橋公園にカード式公衆電話の1号機を設置した。

○東京タワー完工の日
1958(昭和33)年のこの日、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われた。
高さ333mでパリのエッフェル塔より13m高く、当時世界一の高さの建造物となった。現在でも、世界で最も高い自立鉄塔である。

○全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(東京都渋谷区・東京体育館、12月23日~29日)
通称「JX-ENEOS
ウィンターカップ」は、毎年年末に東京体育館で行われる日本の高校バスケットボールの大会である。

□天長祭(茨城県鹿嶋市・鹿島神宮)
今上天皇のお誕生日に御聖徳をお称えし、お祝いする祭典。 

○向島百花園「伝統技能見学会~春の七草籠の製作~」(東京都墨田区・向島百花園、9時00分~17時00分〈10時30分・13時30分〉※雨天中止) 
春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は、古来より災いを去り、富貴を得られるといわれ、正月7日に七草粥として食されてきた。向島百花園では毎年この春の七草を籠に仕立てて「七草籠」を作り、宮中にも献上している。 今回、職員による七草籠の制作実演を見学出来る見学会を開催。職人の技を見に行こう。 

○殿ヶ谷戸庭園「ミニ門松づくり」(東京都国分寺市・殿ヶ谷戸庭園、12時00分~16時00分、最終入園は16時30分まで※受け付けは11時30分から。)
殿ヶ谷戸庭園では、庭園入口に飾る本格的な門松を小さくした、高さ約30cmのミニ門松をつくる講習会を開催する。文化財庭園を管理する職員が指導にあたるので、門松を作って正月を迎えよう!

□星祭祈祷会・茶筅供養会[ほしまつりきとうえ・ちゃせんくようえ](神奈川県藤沢市・龍口[りゅうこう]寺)
自分の星を供養し祭ることによって、今年一年の無事健勝に感謝し、来る年の家内安全・開運招福と家族一同の身体健全を祈願する。お世話になった茶道具に感謝供養し、茶道隆昌を祈願する。

□かぼちゃ供養(京都市中京区・矢田寺、10:00~) 
大和国矢田山金剛寺の別院で、回向されたかぼちゃが本堂前に供えられ、お参りの人々がそれをさすり、中風除けをはじめ諸病退散を願う。
参拝者にはかぼちゃ焚きの無料接待あり(先着1000名にて終了)。
 

○べっぷクリスマスHANABIファンタジア(大分県別府市・スパビーチ・的ヶ浜公園、12月23日~24日、花火打ち上げ20:00~)
2日間開催されるクリスマスイベント。1000人の子どもたちによるクリスマスソングの大合唱、ステージイベントなど盛りだくさん。音楽にシンクロする花火は必見。 

 シマトネリコ(島□=木+岑、島戸錬子) Griffith's ash

【花言葉】「偉大」「服従」「思慮分別」「高潔」「荘厳」

【概要】
シマトネリコ (Fraxinus griffithii)はモクセイ科トネリコ属の常緑高木または半常緑高木。別名タイワンシオジ(台湾塩地)。
日本では沖縄県に、また中国、台湾、フィリピンからインドに分布する。雌雄別株、花期は5~6月頃で大きな花序に小さい花を多数つける。
シマトネリコ(島戸錬子)の名前の由来は、島=沖縄などの南国諸島にある、トネリコ(戸錬子)という意味。別名は、タイワンシオジ(台湾塩地)ともいう。 
トネリコの名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシが分泌する蝋物質(イボタロウ)にあり、動きの悪くなった敷居の溝にこの白蝋を塗って滑りを良くすることから「戸に塗る木(ト-ニ-ヌル-キ)」とされたのが、やがて転訛して「トネリコ」と発音されるようになったものと考えられている。 
属名のFraxinusは、ラテン語の「pharixis(分離する)」が語源。種小名のgriffithiiは、インド植物の研究者だったW.グリフィスの名に因む。

【特徴】
樹高5~15m。雌雄異株。葉は革質で、対生し、奇数羽状複葉、2~4対の小葉は4~10cmの長卵形。
開花期は5~8月で、 枝先や葉腋から円錐花序をだし、小さな黄白色の花を多数つける。
暖地で庭園樹、公園樹、街路樹などで植栽される。材は硬く家具材などで使用される。 
http://www.awaji.ac.jp/alphagarden/backnumber/1208/img/03_01.jpg
http://www.midori-en.net/plant/img/plant/shimatoneriko.jpg
・葉
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/oleaceae/simatoneriko/simatoneriko11.jpg
http://shinomiya-kikaku.com/uploads/page/134.jpg
・雄花
http://livedoor.blogimg.jp/arakawasanpo/imgs/8/c/8c63475d.jpg
・雌花
http://www.geocities.jp/nisi175812/marubaaodamoA11.JPG
・実
http://nekobiyori.cocolog-nifty.com/days/images/2008/11/03/d081103shimatoneriko.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
剪定:枝の伸びがよいので、真冬を除き、必要に応じて随時切り戻す。剪定する位置は枝が分枝している場所で、長い枝を間引くか、若い芽のある場所で芽を残すように切り戻す。枝先に花が咲くので、開花期前の剪定は必要最小限にとどめておく。

■栽培環境
日当たりのよい場所から明るい日陰でも育つが、明るいほうがよく育つ。潮風には強いが、寒さにはあまり強くなく暖地向き。数年育っている場所でも、強い寒波に襲われると、多くの葉を落とし株が枯死することもある。-5℃まで気温が下がると枯れる可能性が高くなる。庭植えでは根づくと急速に枝の伸びがよくなるので、あらかじめ植え付け場所をよく考える。

■水やり
鉢植えや、庭植えでも植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやる。庭植えで植え付けて2年以上たつ株は、特に水やりの必要はない。

■肥料
庭植えは、2月ごろに寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ない。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥する。

■用土
水はけがよい土を好む。赤玉土中粒2:完熟腐葉土または樹皮堆肥1を混ぜたものなどを使う。

■植え付け・植え替え
移植も含めて4月が適期。庭植え、鉢植えともに、植え付けや植え替えるときに、植え穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施す。

■ふやし方
挿し木:活着率は高くないが、6月~7月に長さ10cmほどの穂木をとり、水あげしてから清潔な土に挿す。挿し木後は直射日光を避けた明るい場所で、空気穴をあけた透明ビニールで覆い、湿度を保つ。
タネまき:10月ごろ茶色になったタネをとり、ビニール袋か密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌年の4月に清潔な用土にまく。 

■病気と害虫
特にない。 

■まとめ
直射日光を避けた明るい日陰が好ましい
乾燥に弱いが、土が湿りっぱなしになるのも根腐れの原因になる。土が乾いていてから水をやる
霜に当てない 
 
https://www.youtube.com/watch?v=KS1S_XadYhw


12月22日「冬至」 誕生花:ポインセチア

2014-12-22 00:36:19 | 雑記

 記念日・年中行事

☆冬至[とうじ](Winter solscite)
二十四節気の一つで、北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日。
天文学的には、天球上の黄経270度の点を太陽が通過する時。
この日に、柚子[ゆず]湯に入り小豆粥や南瓜[かぼちゃ]を食べると、風邪をひかないと言われている。
古代には、冬至を1年の始まりとしていた。その名残で、現在でも冬至は暦の基準となっている。
太陽太陰暦では、冬至を含む月を11月と定義しているが、19年に1度、冬至の日が11月1日となることがあり、これを「朔旦冬至」[さくたんとうじ]と言う。朔旦冬至が正確に19年周期で訪れることは、暦が正確に運用されている証であり、それは政治が正しく行われているということであるとして、朔旦冬至は盛大に祝われた。これまでで最後の朔旦冬至は1995年、本年は朔旦冬至である。
太陽が復活するおめでたい日と月が復活するおめでたい日がダブルで重なるのが「朔旦冬至(さくたんとうじ)」である。「朔」は新月の意味、「旦」は朝や夜明け、つまり太陽が昇ってくるときという意味。
新月から新月までの月の満ち欠けひとめぐりのサイクルは29.5日(正確には29.530589日)なのに対して、冬至から冬至までのサイクルは365日(正確には365.24219日)と異なるため、両者が重なることは非常に少なく、19年に一度しかない

○かぼちゃの日
なぜ冬至にかぼちゃを食べるのか、その理由は、一つには「風邪をひかないようにするため」とあるが、どうやら風邪予防の成分は含まれていないようである。、野菜が不足がちな冬に保存可能なかぼちゃが食べられて栄養のバランスがよくなるという、昔の人の知恵からくるもののようだ。「長生きする」とか「厄除け」になるなどあるけれど、これらにも健康食品学的な意味では後述のように、ビタミンなどの元気の元が含まれていることは確かなようである。
あるいは、小豆粥にかぼちゃを混ぜて食べるのは、中国の疫鬼を払うという風習が伝わってきて日本でも習慣化されたとされる。
語呂合わせ的な意味で『冬至に「ん」のつく食べ物を食べると良い』という。例えば、なんきん(かぼちゃのこと)、だいこん、みかん、こんにゃく、こんぶ、にんじん、うどん、かんてん、れんこん、きんかん、など等。ところによっては「ん」が二つ着くと更によく、運がつくともいうことで、なんきん、にんじん、きんかん、ぎんなん、かんてん、れんこん、などがまさにそれである。
なかでも「なんきんかぼちゃ」の栄養価は抜群で、主成分のでんぷんはもちろん、豊富なビタミン(なかでもビタミンE)、カロチン、他に、ミネラル、繊維質など、元気のもとが沢山詰まっているとされる。その上、老化防止のビタミン、若返りのビタミンなども豊富で美容食でもあるという。

○酒風呂の日
酒風呂の日は日本記念日協会認定の記念日で、冬至・春分・夏至・秋分の日が酒風呂の日である。四季の節目に「湯治」として酒風呂に入り健康増進を図ろうと株式会社高橋助作酒造店代表取締役、高橋邦芳が制定した。
日本酒製造の責任者「杜氏」と「冬至」の読み方が同じであることも由来の一つである。

○改正民法公布記念日
1947(昭和22)年のこの日、「民法」の第4編と第5編を全面改正する改正法が公布された。
家父長制の家族制度が廃止され、戸籍が夫婦単位となった。

○労働組合法制定記念日
1945(昭和20)年のこの日、「労働組合法」が公布された。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律で、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれている。

 □御火焚串炎上祭[おひたきぐしえんじょうさい](茨城県笠間市・笠間稲荷神社) 
冬至の日に御火焚串炎上祭を斎行する。供する御火焚串は木製の板に参拝者自身が住所、氏名、願い事などを記入して神前に奉納したもの。火の霊力によって罪・穢れを祓い、願意成就・除災招福を祈願する。
https://www.youtube.com/watch?v=zQfPz4UC3wM

□星祭(冬至祭)(東京都小平市・小平神明宮、14時~)
冬至の日に行われるため、別名「冬至祭」とよばれる。太陽の新生を祝う「予祝神事」を斎行して、一陽来復・家内安全を祈願する。来年大厄年にあたる人の厄年祓いもあわせて斎行。 

□星まつり(静岡県伊豆市・奥の院)
毎年冬至の日に行われ、護摩を焚いて無病息災を祈る密教の行事。13時から始まる。甘酒やカボチャの煮物で接待してくれる。僧侶が五穀や、香、油などを投じてたく護摩の煙に衣服の包みを当てると家内安全や無病息災が叶うとされ、毎年約250名が参加する。

○冬至[トゥンジー](沖縄県)
 冬至は一年を通して最も夜の長い日。
冬至の頃になると沖縄には季節風が吹き、寒い日が続く。この寒さを「トゥンジービーサ」と言い、冬至の日に冬至雑炊(トゥンジージューシー)作って火の神(ヒヌカン)や仏壇に供え、家族の健康祈願を行う。またこの雑炊には、滋養を付けて、寒さを乗り切ろうという意味も含まれ、もとは田芋や里芋を入れたものが作られていた。現在は、昆布、豚肉、かまぼこ、人参などを米と一緒に炊き込み、最後にネギをちらした炊き込みご飯が主流のようである。
 

 ポインセチア(ショウジョウボク[猩々木]) poinsettia

【花言葉】「清純」「祝福」「私は燃えている」

【概要】
 ポインセチア(英名poinsettia、学名 Euphorbia pulcherrima)はトウダイグサ科トウダイグサ属常緑性低木。
原産はメキシコと中央アメリカ。原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれる。メキシコの伝説がアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセットの知れるところになり、また真冬に花を咲かせることから、アメリカに伝わり、彼の名前がつけられた。
日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク猩々木)。大酒飲みの赤い顔が特徴の、伝説上の動物である猩々に似ていることから名付けられたという。
属名の Euphorbia はローマ時代のモーリタニア王Jubaの侍医「エウフォルブス(Euphorbus)さん」にちなんで名づけられた。この属の植物の1種の乳液を初めて薬に使ったことからきている。 種小名の pulcherrima は「非常に美しい」という意味である。 
観葉植物として、クリスマスの時期にあわせて短日処理をして、紅葉させて緑色の葉色とのコントラストを楽しむ。ただし0℃を下回るような場所に放置すると葉が落ちてしまうので、クリスマスの時期の管理には注意が必要である。
一般に鉢植えの植物というイメージが強いが宮崎県宮崎市堀切峠の沿道には5万本以上植えられており、12月の開花時期には日南海岸の展望と合わせて名所となっている。小さな花が数個固まって咲いているため、1つの花のように見える。 

【特徴】
樹高5~7m。葉は楕円形で、互生する。
開花期は10~1月。 花は杯状花序(花が杯状の苞に包まれて茎先につく)である。 花弁がなく、花のようにみえるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。 花の色は赤いが、ピンクやクリーム色、白などの園芸品種がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上を向く。 

【品種】
‘ビジョン・オブ・グランデール’
薄いピンク色・ベージュ系の個性的なポインセチアもある。
http://livedoor.blogimg.jp/florist141/imgs/0/7/07964b67.jpg
http://hanaden.area9.jp/image/IMG_1085.jpg

‘ウィンターローズ’
バラのような花のように上部は広がらず、コンパクトに飾れる。
http://www.flower-emau.com/img/htmn/winterrose.jpg

‘アバンギャルド’
斑のコントラストがはっきりして、刻みの入る苞が特徴。晩生種であるが開花前の生育が旺盛でよく伸びる。
http://www.kasyo-nobu.jp/flower/IMG_5836tri(512a75CF).jpg

‘コルテス・バーガンディ’
赤やピンクの甘い色合いには無いシックな大人色。ワインレッドの苞は照明にも懲りたくなる程個性的。
http://yatabe-engei.com/temp/1165561225.JPG

‘ジングルベル’
赤い花に白のまだら模様が入っているのが特徴。苞に金色の霜降り状の模様が入ってる品種。
http://cdn.engei.net/images/64/64654.jpg

‘プレミアムピカソ’
白い苞が徐々にカクテルピンクに染まっていく時のグラデーションが大変繊細で美しい。
http://image1.shopserve.jp/shop08783.jp/pic-labo/CRPP101210PPP5R30ex.jpg

‘レモンスノー’
黄色系では蛍光色と言っても良い程鮮やかな色合い。矮性で大鉢には向かないのが難。
http://www.kasyo-nobu.jp/flower/IMG_5844tri(512a75CF).jpg

‘プリンセチア’
サントリーフラワーズの提案商品。ピンクホワイト、ホットピンク、ルージュ―、シャンパーニュ。
http://happamisaki.jp-o.net/green/others/poinsechia14.jpg

‘シナモンスター’
アプリコット~レモン、ピンク色が入り交じったような不思議な色彩。開花が進むと淡いピンク。
https://c1.staticflickr.com/3/2864/9527089493_55f6d6b6b2_z.jpg

‘ディープカルーセル’
あまり伸びないやや矮性タイプ。最大の特徴は苞が波打ってフリルのようになる事。茎が堅く枝折れしにくい。 
http://yasashi.info/image/photo/c00439b.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
短日処理:9月~11月に行う。夕方5時から翌朝8時ごろまで、段ボール箱などをかぶせて暗くすると、花芽をつけさせることができる。苞が完全に色づくまで処理を続ける。
切り戻し:3月~5月が適期。開花後の株をそのままにしておくと、株の上部からしか新芽が出ずに、腰高な株になってしまう。色づいた部分を切り取り、株元からの新芽の発生を促す。コンパクトにするために1/3程度の大きさに切ってしまってもかまわない。

■栽培環境
冬に入手した開花株は、日当りのよい室内に置く。寒さに弱いので最低温度10℃を保つが、暖房器具の温風が直接当たらないようにする。窓辺や玄関は冷え込むので、夜は厚手のカーテンを引いたり、窓から離しておいたりする。5月~9月は屋外で管理し、日によく当てる。

■水やり
乾燥に強いものの、過湿を嫌う。水を与えすぎず、乾かし気味に管理するのが長く楽しむコツである。冬、土が湿っているのに葉がしおれていることがある。この場合は寒さのためにしおれているので、あわてて水を与えずに、暖かい場所へ移動させる。2月~5月に新芽が出始めるまでは生育を休止して水を吸わなくなるので、特に乾かし気味にする。

■肥料
5月~7月は液体肥料(N:P:K=6:10:5など)を施し、8月~10月に緩効性化成肥料(N:P:K=10:10:10など)を施す。 

■用土
水はけと水もちのよい有機質に富んだ土を好む。赤玉土中粒5:腐葉土3:酸度調整済みピートモス2の配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N:P:K=6:40:15など)を適量加えるとよい。

■植え付け・植え替え
毎年、3月~5月に、根鉢を少しくずして植え替える。植え替えと同時に切り戻しも行う。

■ふやし方
挿し木:適期は6月。本葉を3~4枚つけて先端の芽をカミソリで切り取る。蒸散を防ぐため、葉は1/2の大きさに切っておく。茎の切り口から流れ出る乳液を水で洗い流し、発根剤をつけてパーライトとピートモスの等量配合土などに挿す。発根するまで20日ほどかかるので、こまめに葉水をかけるとよい。

■病気と害虫
害虫:オンシツコナジラミ、アブラムシ、カイガラムシ
オンシツコナジラミは通年発生する。室内で管理していると葉裏に発生しやすく、風通しをよくすると発生しにくくなる。
アブラムシは通年、新芽に発生する。
カイガラムシは通年、茎や葉のつけ根に発生する。歯ブラシなどでこすり落とす。

■まとめ
寒さには弱い 
普通に育てていては葉が色づきにくい(短日処理が必要)
乾燥させると葉っぱが全部落ちてしまうので、暖房には注意 
https://www.youtube.com/watch?v=mgEWHSrCF20
https://www.youtube.com/watch?v=-ESar_wLIv0
https://www.youtube.com/watch?v=kqHoerwH0f8