記念日・年中行事
○傘の日
日本洋傘振興会が制定。この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いから。
☆入梅[にゅうばい]
雑節の一つ。天文学的には、太陽が天球上の黄経80度の点を通過する時。
梅雨の季節に入る日とされているが、梅雨入りの時期は地域によって異なり、実際の梅雨とは関
係ない。旧暦では、梅雨は芒種の後の最初の壬[みずのえ]の日、梅雨開けを小暑の後の最初の
壬の日としていた。もちろん、本当の梅雨入り、梅雨明けの日付は年により、地方により異なるもの
であるが、農家にとって梅雨入りを知ることは、田植えをする為に重要なことだった。
入梅の語源は、梅の実が熟す頃に雨期に入ることから来ている。また、この頃は湿度が高く黴が生
えやすいことから「黴雨[ばいう]」と言われ、これが「梅雨」になったと言われている。
○梅酒の日
チョーヤ梅酒が2004年に制定。
○雨漏り点検の日
全国雨漏り検査協会が1997年4月に制定。
この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから。
○国立銀行設立の日
1873年のこの日、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一銀行、現在のみずほ銀行)が設立さ
れた。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。
「国立」という名がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民
間の銀行だった。国立銀行は全て第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ば
れた。第四銀行、七十七銀行銀行など、現在もそのまま名称を使っている銀行が残っている。
○布おむつの日
赤ちゃんやお年寄りの肌に優しく、赤ちゃんを感受性豊かに育て、地球環境に優しい布おむつの良
さを広く知ってもらいたいと、布おむつのレンタルシステムで知られる関西ダイアパーリース株式会
社が制定。 全国ダイアパーリース協同組合連合会、社団法人日本ダイアパー事業振興会と共に
アピールしている。日付は昔から布おむつのことを「襁褓[むつき]」と呼んでいたことから6月で、そ
の11日で「いい日」と読む語呂合わせから。
diaper[ダイアパー]:おしめ、おむつ
カンパニュラ(フウリンソウ[風鈴草]) Canterbury bells
【花言葉】「感謝」「誠実」
【概要】
カンパニュラ・メディウム(フウリンソウ[風鈴草]、学名:Campanula medium)はキキョウ科カン
パニュラ(ホタルブクロ)属の2年草または1年草。ヨーロッパ南部原産。日本には明治のはじめに
渡来したとされる。
和名フウリンソウ(風鈴草)、別名ツリガネソウ(釣鐘草)はその花姿に由来する。
属名のCampanulaは、ラテン語の「campana(鐘)」が語源で、「小さな鐘」の意。種小名メディウ
ムmediumは「中間の」の意。
【特徴】
草丈60cm~1.5m。茎は太くあまり枝分かれせずに真っ直ぐに上を向いて伸びる。
ロゼット葉は広披針形で、茎葉は無柄でやや茎を抱く。
開花期は初夏(5~7月)、総状の花序に、斜め上向き、または横向きに花を開く。花冠は鐘形で長
さ5cmくらいで、裂片は丸みを帯びて短い。花色は白、ピンク、紫などがある。
さく果は熟すと、穴や隙間ができ、そこから種子をこぼす。
http://garden-vision.net/flower/kagyo/c_medium05.jpg
・花
http://kazesanpo.com/goods_image/A1535_Z2.jpg
・葉
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/32/462da918f129bbb027a57d9a723a006e.jpg
‘ベル・オブ・ホランド’
草丈50cmほどで、鉢植えに向く。
‘カップ・アンド・ソーサー’
萼が花びらに変化した変種カリカセンマ(var.calycathema)の萼が浅くて平べったいもの。
http://kura3.photozou.jp/pub/341/303341/photo/178127186.jpg
‘ホーズ・イン・ホーズ’
カリカセンマの、萼が花びらをすっぽり包み込んだもの。
【詳しい育て方】
■主な作業
支柱立て:花茎が伸び始めたら、支柱を立てて倒れないように支える。
■栽培環境
風通しのよい日向で育てる。日陰では育たない。庭植えの場合、土を20~30cm盛り上げたとこ
ろに植える。土には完熟堆肥を混ぜて水はけをよくし、さらに石灰を混ぜて中性~弱アルカリ性に
する。
■水遣り
鉢植えは表土が乾いたら十分与える。庭植えの場合は、天気が続いてよほど乾燥しない限り必要
ない。
■肥料
小苗を植え付ける時に3要素等量の緩効性化成肥料を3号鉢相当の株で1つまみ、元肥として施
す。その後冬を除く生育期間中に月に2~3回、草花専用の液体肥料を1500~2000倍に薄め
て施す。鉢、または花壇の定植時に、元肥として3要素等量の緩効性化成肥料を3号鉢相当の株
で1つまみ施す。
■用土
腐植質の混ざった水はけのよい土に石灰類を混ぜて、用土を中性から弱アルカリ性に中和して使
う。市販の草花用培養土に石灰類を混ぜて使ってもよい。
■植え付け・植え替え
タネをまいた場合、発芽して本葉が2~3枚の時期に3号ポットに鉢上げする。生長した苗は9~1
0月上旬に、鉢か花壇に定植する。移植の際に根を傷つけないように気を付ける。
■ふやし方
タネまき:6~7月にまく。タネまきが遅れると、翌年に開花可能な株に育ちきらないままに冬を迎
えてしまうので、必ず適期をを守る。タネは市販のタネまき用土ような清潔な土にまく。赤玉土小粒
に熱湯を注いで消毒したものでも問題ない。密にまきすぎないように注意する。
■病気と害虫
病気:菌核病、斑点病、白絹病、根腐病、灰色かび病
6~9月に発生する菌核病や根腐病、1年中発生することもある斑点病や褐斑細菌病、5~9月に
葉発生する白絹病は株が枯れることもある。感染した株は根ごと取り除く。風通しと水はけをよく
すると発生を抑えることができる。白絹病は放置すると、病原菌が土中で長く生きて、毎年発生を
繰り返す。
害虫:ヨトウムシ
ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、葉を暴食する。主に晩春~初夏と、初秋の2回を中心に発生する。
都市部では1年中発生することもある。
■まとめ
高温多湿を避ける
酸性土壌では育ちが悪い
秋にタネをまくと開花は翌々年になることがある
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます