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6月11日「傘の日」 誕生花:カンパニュラ・メデイウム

2014-06-11 00:23:44 | 雑記

 記念日・年中行事

○傘の日

日本洋傘振興会が制定。この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いから。

☆入梅[にゅうばい]

雑節の一つ。天文学的には、太陽が天球上の黄経80度の点を通過する時。

梅雨の季節に入る日とされているが、梅雨入りの時期は地域によって異なり、実際の梅雨とは関

係ない。旧暦では、梅雨は芒種の後の最初の壬[みずのえ]の日、梅雨開けを小暑の後の最初の

壬の日としていた。もちろん、本当の梅雨入り、梅雨明けの日付は年により、地方により異なるもの

であるが、農家にとって梅雨入りを知ることは、田植えをする為に重要なことだった。

入梅の語源は、梅の実が熟す頃に雨期に入ることから来ている。また、この頃は湿度が高く黴が生

えやすいことから「黴雨[ばいう]」と言われ、これが「梅雨」になったと言われている。

○梅酒の日

チョーヤ梅酒が2004年に制定。

○雨漏り点検の日

全国雨漏り検査協会が1997年4月に制定。

この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから。

○国立銀行設立の日

1873年のこの日、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一銀行、現在のみずほ銀行)が設立さ

れた。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。

「国立」という名がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民

間の銀行だった。国立銀行は全て第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ば

れた。第四銀行、七十七銀行銀行など、現在もそのまま名称を使っている銀行が残っている。

○布おむつの日

赤ちゃんやお年寄りの肌に優しく、赤ちゃんを感受性豊かに育て、地球環境に優しい布おむつの良

さを広く知ってもらいたいと、布おむつのレンタルシステムで知られる関西ダイアパーリース株式会

社が制定。 全国ダイアパーリース協同組合連合会、社団法人日本ダイアパー事業振興会と共に

アピールしている。日付は昔から布おむつのことを「襁褓[むつき]」と呼んでいたことから6月で、そ

の11日で「いい日」と読む語呂合わせから。

diaper[ダイアパー]:おしめ、おむつ 

 カンパニュラ(フウリンソウ[風鈴草]) Canterbury bells

【花言葉】「感謝」「誠実」

【概要】

カンパニュラ・メディウム(フウリンソウ[風鈴草]、学名:Campanula medium)はキキョウ科カン

パニュラ(ホタルブクロ)属の2年草または1年草。ヨーロッパ南部原産。日本には明治のはじめに

渡来したとされる。

和名フウリンソウ(風鈴草)、別名ツリガネソウ(釣鐘草)はその花姿に由来する。

属名のCampanulaは、ラテン語の「campana(鐘)」が語源で、「小さな鐘」の意。種小名メディウ

ムmediumは「中間の」の意。

【特徴】

草丈60cm~1.5m。茎は太くあまり枝分かれせずに真っ直ぐに上を向いて伸びる。

ロゼット葉は広披針形で、茎葉は無柄でやや茎を抱く。

開花期は初夏(5~7月)、総状の花序に、斜め上向き、または横向きに花を開く。花冠は鐘形で長

さ5cmくらいで、裂片は丸みを帯びて短い。花色は白、ピンク、紫などがある。

さく果は熟すと、穴や隙間ができ、そこから種子をこぼす。

http://garden-vision.net/flower/kagyo/c_medium05.jpg

・花

http://kazesanpo.com/goods_image/A1535_Z2.jpg

・葉

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/32/462da918f129bbb027a57d9a723a006e.jpg

‘ベル・オブ・ホランド’

草丈50cmほどで、鉢植えに向く。

‘カップ・アンド・ソーサー’

萼が花びらに変化した変種カリカセンマ(var.calycathema)の萼が浅くて平べったいもの。

http://kura3.photozou.jp/pub/341/303341/photo/178127186.jpg

‘ホーズ・イン・ホーズ’

カリカセンマの、萼が花びらをすっぽり包み込んだもの。 

【詳しい育て方】

主な作業

支柱立て:花茎が伸び始めたら、支柱を立てて倒れないように支える。

栽培環境

風通しのよい日向で育てる。日陰では育たない。庭植えの場合、土を20~30cm盛り上げたとこ

ろに植える。土には完熟堆肥を混ぜて水はけをよくし、さらに石灰を混ぜて中性~弱アルカリ性に

する。

水遣り

鉢植えは表土が乾いたら十分与える。庭植えの場合は、天気が続いてよほど乾燥しない限り必要

ない。

肥料

小苗を植え付ける時に3要素等量の緩効性化成肥料を3号鉢相当の株で1つまみ、元肥として施

す。その後冬を除く生育期間中に月に2~3回、草花専用の液体肥料を1500~2000倍に薄め

て施す。鉢、または花壇の定植時に、元肥として3要素等量の緩効性化成肥料を3号鉢相当の株

で1つまみ施す。

用土

腐植質の混ざった水はけのよい土に石灰類を混ぜて、用土を中性から弱アルカリ性に中和して使

う。市販の草花用培養土に石灰類を混ぜて使ってもよい。

植え付け・植え替え

タネをまいた場合、発芽して本葉が2~3枚の時期に3号ポットに鉢上げする。生長した苗は9~1

0月上旬に、鉢か花壇に定植する。移植の際に根を傷つけないように気を付ける。

ふやし方

タネまき:6~7月にまく。タネまきが遅れると、翌年に開花可能な株に育ちきらないままに冬を迎

えてしまうので、必ず適期をを守る。タネは市販のタネまき用土ような清潔な土にまく。赤玉土小粒

に熱湯を注いで消毒したものでも問題ない。密にまきすぎないように注意する。

■病気と害虫

病気:菌核病、斑点病、白絹病、根腐病、灰色かび病

6~9月に発生する菌核病や根腐病、1年中発生することもある斑点病や褐斑細菌病、5~9月に

葉発生する白絹病は株が枯れることもある。感染した株は根ごと取り除く。風通しと水はけをよく

すると発生を抑えることができる。白絹病は放置すると、病原菌が土中で長く生きて、毎年発生を

繰り返す。

害虫:ヨトウムシ

ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、葉を暴食する。主に晩春~初夏と、初秋の2回を中心に発生する。

都市部では1年中発生することもある。

まとめ

高温多湿を避ける

酸性土壌では育ちが悪い

秋にタネをまくと開花は翌々年になることがある

https://www.youtube.com/watch?v=KNoCUFi4WFQ


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