記念日・年中行事
○色の日
色に関係する職業の人の記念日。「い(1)ろ(6)」の語呂合わせから。
○ケーキの日
1879年のこの日、上野の風月堂が日本初のケーキの宣伝をした。
○佐久鯉誕生の日
1746年のこの日、信州佐久の篠澤佐吾右衛門包道[しのざわさごうえもんねみち]が伊勢
神宮の福島神主に佐久鯉料理を献上したとされる。これが今では全国ブランドの佐久鯉の
最古の記録であることから、包道の子孫であり長野県佐久市の老舗旅館「佐久ホテル」の社
長である篠澤明剛氏が制定。
◇官公庁御用始め
官庁で年末年始の休みが明けて、その年最初の事務を執ること。
1873年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められて
おり4日が仕事始めとなる。
通常は1月4日であるが、土曜日・日曜日の場合は直後の月曜日となる。
◇取引所大発会[だいはっかい]
証券取引所の新年初めての立会い。かつてはこの日は午前中(前場)で取引を終了してい
たが、2010年以降は終日取引となった。
かつては1月6日であったが、証券業界の業績不振から少しでも営業日を増やすために大
納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から1月4日へ変更された。
1月4日が土・日曜日の場合は、その直後の営業日となる。
◇東京消防庁出初め式
年の初めに東京消防庁の消防署員らが消防動作の型等を演習・披露する行事。
1659年の正月4日に、旗本が率いる定火消し[じょううびけし]が上野東照宮で1年の働き
を誓ったことが由来とされている。
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/fire/event/2062/007762.html
◇六日年越し
正月七日を「七日正月」と言い、その前日を年越しとして祝う。
元日より六日までを「松のうち」といい、六日の夕方門松や注連縄を取り払うので、歳を超え
たという気持ちで「六日年越し」という。
□初寅大祭
京都・山科の毘沙門堂、1月6日~8日。護摩法会(午前11時・午後2時)が行われ、五穀
豊穣・家内安全を祈願。「魔除けの寅」の福笹授与や甘酒の無料接待もある。
◇遊佐[ゆざ]の小正月行事(アマハゲ)/ 鳥崎地区
怠惰[たいだ]を戒める国指定無形民俗文化財「アマハゲ」
山形県飽海[あくみ]郡遊佐町の北端の海岸側の地域に伝わる行事で、小正月行事にはア
マハゲと鳥追いがあるが、鳥追いは行われなくなった。アマハゲは秋田の「なまはげ」とよく
似た行事で、起源はどちらも一緒らしいと言われているが、遊佐町では「アマハゲ」と言う。
衣装の体裁、面、小道具などはそれぞれ微妙に違う。「なまはげ」と同様に各家庭を回り、
怠惰を戒めて歩く。1月1日(滝之浦地区)、3日(女鹿地区)、6日(鳥崎地区)でそれぞれ行
われる。
□少林山七草大祭だるま市
群馬県高崎市の少林山達磨寺では正月6・7日に毎年恒例のだるま市が行われる。高崎だ
るまは眉は鶴、髭は亀を表し、全国一の生産量を誇っている。
市は6日の夜から7日の未明にかけて最高潮を迎え、毎年21万人もの人が、初春の縁起
物を求めて訪れる。高崎市の冬の風物詩・少林山だるま市は1月6日から7日にかけて夜
通し行われる。露天約300店舗、6日正午~7日午後2時まで屋台等が出て賑わう。
□顕現日、公現祭、エピファニー(Epiphany)
キリスト教の祝日。
東方の三博士が生まれたばかりのキリストを訪れ、キリストが神の子として公に現れた事を
記念する日。この日の前日までがクリスマス節であり、栗馬洲の飾付けはこの日に外され
る。
ガレット・デ・ロワは、フランスの地方によって少しずつ異なるが、最も一般的なものは紙の王
冠がのった折りパイにフランジパーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子で、中にフェー
ヴ(ソラマメの意)と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っている。公現節に家族で切り分け
て食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間持続するといわれ
る。名称の「ロワ」(王たち)とはフランス語で「ロワ・マージュ」と呼ばれる東方の三博士のこ
とである。
・ガレット・デ・ロワ
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/81/Making_galette_des_
・フェーヴの例
http://www.my-cosmos.jp/images/blog/31/26531/1201015553154_0.jpg
スミレ(菫)[白・ピンク] Manchurian violet
【花言葉】「白:「誠実」「謙譲」「あどけない恋」「無邪気な恋」、ピンク:「愛」「希望」
【概要】
スミレ(菫、学名:Viola mandshurica)はスミレ科スミレ属の多年草。種名としてのスミレ
(Viola manndshurica)は道端で花を咲かせる野草である。深い紫(菫色)の花を咲か
せる。北海道から九州にかけて分布。海外では朝鮮半島や中国などにも分布する。平地に
普通で、山間部の道端から都会まで、都会ではコンクリートのひび割れ等からも顔を出す。
名前の由来は花が「墨入れ(墨壺)」に似ているところから来ているというのが牧野富太郎
博士が唱えた説だが、はっきりしない。「つみれ」のような形で食用になったからという説、
「摘まれる」という言葉から来たという説、「染みれ」と染料になったからという説、「スマイト
リ(相撲取れ)」という子どもの草花遊びから来た説などがある。
属名Violaは、ギリシア語の「ion(イオン)」が語源で、ギリシア神話の天帝ゼウスが少女イ
オのためにスミレの花を咲かせたという伝説に由来する。種小名のmandshurica(マンジ
ュリカ)は「満州の」という意味である。
【特徴】
草丈は10~15cm、地下茎は太くて短く、多数の葉を根出状に出す。葉は根際から出て、
葉柄は長く翼があり、葉の形は少し矢じり形っぽいへら形で先が丸い。
開花期は3~5月で、花茎を伸ばして濃い紫色のラッパのような形の花を横向きかやや下
向きに付ける。花径2cmくらいの5弁花である。花びらの大きさは同じではなく、舌の1枚
(唇弁)が大きい。唇弁の真ん中は白く、紫色の筋が入る。上の2弁を上弁、左右の2枚を側
弁という。側弁の付け根の部分には毛が生えている。唇弁の奥には距(花冠の付け根が後
ろに飛び出たもの)がある。花の後にできる実は果である。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/62/Viola_mandshurica_r
・シロバナスミレ
http://ginji.fc2web.com/0/sirobana-sumire.html
【変種】
種内の変種として、以下のようなものがある。
アツバスミレ(厚葉菫、V.mandshurica var.triangularis)
本州中部南岸から九州に渡る海岸に見られる。葉が厚くて幅が広く、表面に光沢がある。
http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/virtual_museum/05_Shizen/03_Sh
okubutsu/01_Yasou/images/18.jpg
アナマスミレ(V.mandshurica var.crassa)
北海道から本州中部日本海の海岸型。葉は矛型で細く、厚くて光沢がある。
http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/52anamasumire.htm
【類似種】
ヒメスミレ(姫菫、Viola inconspicua subsp.nagasakiensis)
全体に小さい。葉の大きさは1.5~4cm(スミレ:2~9cm)、花は径1~1.5cm(スミレ:
2cm)と、それぞれ小さい。
葉は三角形で、基部はハート形、葉柄には翼がない。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c9/Viola_minor_himesum
ノジスミレ(野路菫、Viola yedoensis)
ホンスミレ(Viola mandshurica)によく似る。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c8/Viola_yedoensis_1.jp
混同されやすいタチツボスミレ(立坪菫、Viola grypoceras)
日本でごく身近に普通に見られるスミレ類の一つで、丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。
多年草で、花がスミレと同じ時期の見られるため混同されやすい。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/Viola_grypoceras2.JP
・群生するタチツボスミレ
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/af/Viola_grypoceras3.JP
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
ひとつの株に結構花が付くので液体肥料を10日に1回くらい与える。
■日当たり・置き場所
夏の暑さには弱い。春や秋は、日のよくあたるところでも構わないが、夏の直射日光には耐
えられないので、日が多少陰る場所がよい。
■水遣り
乾いたらたっぷりと遣るが、水遣りの基本。
■用土
水はけがよいことが条件。霊として鹿沼土6:腐葉土3:軽石小粒1の配合土。市販の「山野
草の土」を使うとラク。
■植え替え
一年生のものは夏前に枯れてしまうので植え替えは必要ない。多年性のものは夏の暑さが
過ぎた10月頃植え替える。1年性のものは霜が下りる前に定植場所に植え付ける。
■ふやし方
タネがたくさんできるので、春に採取し保存しておいて、秋9月上旬頃にまく。地植えの場合
はまわりにたくさんタネがこぼれて、環境の良いところであれば、勝手に芽が出てくることが
ある。
■まとめ
半日陰の場所に生える
夏の暑さには弱い
性質は丈夫で育てやすい
https://www.youtube.com/watch?v=Ir4Z_64Qyak
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