すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

平尾氏のことばに学ぶ…その2

2006年02月02日 | 読書
指導者には何が必要か。
様々な要素はあろうが、適切にアドバイスできる力は大きいはずだ。
またそれを支える、深く分析できる力が大切だと常々に考えてきたのだが、
次の言葉によって、また別の視点があるように感じた。

コーチって分析する人っていうイメージがあるでしょ。でも問題を発見するというのは分析力じゃないんです。じゃ何かといえばそれは洞察力で、問題発見能力というのは洞察力からくるんです。(中略)ラグビーに限らず優秀な人というのは、まず直感的に問題の所在を発見でき、次にその問題を構造化できるんです。構造化、つまり理論立てるわけです。なぜこの問題が発生したのか、それを理論的に構築できれば、次に改善策も見出せるんです。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (teru)
2006-02-03 08:21:57
いつも楽しく拝読させていただいています。

平尾氏の出典を教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
返信する
Unknown (spring)
2006-02-05 14:33:55
拙い備忘録のようなものをお読みいただいて、ありがとうございます。

この言葉は、羽生善治氏との対談集『簡単に、単純に考える』(PHP文庫)から拾ってあります。読み応えのある対談集だと思いました。
返信する

コメントを投稿