すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

落ち着かなく春を迎える

2020年03月14日 | 雑記帳
 2020年の3月2週目のこと。

 月曜日。休館日なので午前中は花粉予防を徹底しながら、孫と近所の散歩をする。陽気もいいし散歩者もちらほら。感染防止で学校休業ということもあり、トレーニングで走っている若者、家族一緒に散歩している小学生、親子で野球をする風景も見られる。福寿草を見つける。雪は消えたし例年より半月以上早い。



 火曜日。ずいぶん気温が高い朝だ。暖房のない部屋も20度ある。TVでは明日の3.11に向けて特集が多い。今年は「行方不明者」の家族を取り上げている番組が多い気がする。「あいまいな喪失感」という名付けはなんとも心に沁みる。職場の中では、先行きの見えない来年度以降の計画をあれこれ話し合っているが…。


 水曜日。心静かに震災犠牲者を想う日でありたいが、連日のコロナ報道そのものが不安感を煽っているようで、どうにも落ち着かない。様々なモノの買いだめが少しずつ進行しているのではないか。民衆心理が経済を動かしている状態か。百均に行ったらマスクどころか、ウエットティッシュまで無い。おちつけよ。


 木曜日。勤務予定がないので某シネマへ映画「Fukushima50」を観に行く。大型スーパーも専門店は11時開店となっていて人は少ない。観終わった時はちょうどお昼、イートスペースには適度に人出があった。この映画も危機回避がテーマだが、それを実現できるのは、専門家による分析と現場人の勇気だと知る。


 金曜日。朝にまた震災関連の録画を一つ観た。人形を使って本音を引き出すという斬新な手法に感心した。職場で午後から自主研修として今後取り上げたい内容に挑戦してみる。「見るとやるとは大違い」を実感。夜7時から某バーで慰労会。生ビールに続いて久々の「天黒」を味わう。亡き森谷杜氏の傑作だと思う。


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