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履歴に漂う寂寞感

2017年03月25日 | 雑記帳
 人の集まるところで雑談をしていて、話の合間にちょっと調べたいことがあった。ここで登場するのはスマホ。もはや辞書替わりだけでなく、脳味噌替わりか。思い出せないこともすぐそれに頼りたくなる。イカンなあと思いつつも、画面操作をする。さて、少し経って何気なく履歴を見たら、淋しい雰囲気が漂う。



 「NHK連続テレビ小説一覧」…「べっぴんさん」も終了間近。十歳ほど年配の方から「最初の番組は何か…」と訊かれた。その方は「おはなはん」と言ったが、私は「うず潮」と思った。検索で「おはなはん」は昭和41年、「うず潮」は39年と判明。正解は昭和36年「娘と私」。その頃家にはテレビがなかったんだ。


 「山形新幹線」…秋田新幹線が開業20周年を迎えた報道を読み、山形の方が先だったのか、しかし最初は…と思い調べた。初めは山形市までの開業で新庄まで延伸したのは、秋田の後だった。横手以南の地区は大曲駅利用が多い現状で、新庄の意識は薄い。結局、鉄道普及に関しては取り残されたとしみじみ思う。


 「速報WBC準決勝」…惜敗した米国戦。TBS系の放送がない本県では、スカパーか隣県の電波が届く箇所でしか観られない。従って、ネットの文字中継?で我慢なのだ。なんという臨場感のなさ。ドラマはともかくスポーツ中継では実に悔しい。なんでも全国に4県しかないらしい。情報格差とまでは言わないが…。


 「『必』の筆順」…理解していたつもりでも、あるポスターに間違った筆跡があったので、念のため検索した。確かに覚えていた通りであったが、改めて思い出したことも…昔の文部省『筆順指導の手引き』には「いろいろあるけど…」となっていた。だから大人の言い方としては「必の筆順に、必ずという正解はない」。

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